ネタバレしないように
日能研の試験は、試験実施日の記載から考えると基本土曜実施なのだと思うけれど、日曜受験も正規の成績にカウントされる。
ウチの校舎は基本的に土曜受験が多いし、予定がない限りは長男くんも土曜受験。
中高の統一模試のように、土曜の夜時点で正規受験者はみんな受験終わっただろうとネタバレ気味に結果の分析をしていた頃もあったけれど、システムに気づいてからは土曜は問題用紙を開かないようにしている。
となると、一息ついてしまって、最近あまりしっかり見ていない自分がいる…。
以前は、この時間、けっこう楽しかったものなのだけれど…。
この頃は長男くんが間違えたところくらいしか見ていなくて、あまり良くないなー。
国語:簡単
難易度予想が当たらない科目の筆頭。
最近見ていないのもあって、全然分からない。
でも、さすがに簡単な気がする。
答えがあるのは傍線部のすぐそばばっかり。
加えて今回の選択肢は、違うものは明らかに文章に反して違うので、選びやすい、だろう。
ただ、長男くんの解き方はしっかりしていた。
設問から探す場所を考えて、根拠になる部分にしっかり線を引いている様子が伺える。
さすがにこの難易度だったら、ここまで出来るようだ。
まぁ、記述は明確に違っていたり、若干怪しいところがあるから、下がる要素はあるけれど。
惜しかったのは、文法。
欠片もかすらないような解答をしていたから、どうしたのか聞くと、何を答えるのかよく分からなかったらしい。
答えるものを教えてあげたら正解していたのは、理解はしていたということでまだいいことか。
しかし、これまではこういう「その場で犯してしまった訂正できなそうな勘違い」は無理めな方で点をカウントしていたけれど、次にここで点が取れるのが目標。
ということで、国語は全部合わせて9点くらいまだ増やす余地がありそう。
算数:普通?
私のバロメータである、暗算で解けなかった、というか解く気が失せるくらいめんどかったのは、2問くらい。
それ以外のところは長男くんももう普通に解けるんじゃないかなぁ。
おあつらえ向きに今回も問題文を読み間違えたらしい。
その対策として「具体的にどうしろというのか」というと、今回難しい。
「書いてある以上のことを思い込まないで考えろ」という程度しかアドバイスができない。
出題の意図やどういう解法をやって欲しいのか考えていけば、と言っても、急には難しいというのは承知の上。
もう少しこちらでもアドバイスを考えないとな。
まずは、「そういう思い込みを、自分が実際に結構している」という認識から始めて欲しい。
次に、スラっと気持ちよく解けないときに、問題文に他の解釈があるのではないかと疑ってくれるようになれば。
そうすれば、今回の大問2の最後、大問6の(2)あたりはまだイケたんじゃないかな。
前者は残りのテストで取らなきゃいけない点を1点誤解していたし、後者は頂点でしか点Pと点Qが出会わないと誤解していた。
そこの誤解を解いてあげればあっさり解けていたけれど、これで13点分。
それだけ増えると結構心強い点数になる。
ただ、今回、頑張って解いていた解答も見れてよかった。
大問5、問題の想定よりも難しい法則での数列を見つけていたけれど、無理やり解いて完答。
それはそれで、ナイスガッツだ。
これまで、そういう解答が少ない長男くんだったから、その点は良かった。
途中式は問われないことがほとんどなんだから、まずはどんな形であろうと正解する姿勢が大事だ。
社会:やや難
地理の復習が出来ているか次第、で難易度の評価は変動するかな。
やはり、応用問題は地理の方が出しやすいのだろうか?
単なる知識問題は、小学校の範囲を超えることは許容されないのだろうし。
長男くんはメモチェやウイニングステップで復習しているから結構答えられていたけれど、6年生からまた地理のスパイラルが始まる。
そこでしっかり応用問題が解けるようになるかどうか、がカギだ。
ミスの面では、こちらでも問題文の誤解で6点。
大問1の年表でのアルファベット記号の意味が分からなかったらしい。
若干仕方はないけれど。
今回の民主主義化と軍国化の歴史、彼はまだ年号が不完全。
前後関係を重視するテキストだったからか、時代が行ったり来たりになってしまったし。
とはいえ、ちょっとあり得ないミスではあったし、運もなかった。
その誤解を解くきっかけになるであろう箇所の年号を1つ覚えていれば、アルファベットの意味が分かっただろうに。
理科:やや難
突発的に難しいかと思えば、各大問で前半は基本すぎる問題だったり。
結局全体的に見れば、少しは難しい方かな?
でも、飽和水蒸気とかやっていないのに、それ系の問題を出すというのはなかなかヘビーというか反則な気がする。
今回は少し形式が違って、2年間で初めて?比が一番最後の大問ではなかった。
まぁ、ラス前の大問で計算は出たのだけれど。
そこの計算問題は、育テのときも出たけれど、完全に反応する条件を自分で見つけ出すという問題。
んー、ちょっと、無理かなぁ。
彼にはまだ難しそうだ。
まぁ、表の見方さえ分かれば次からは出来るかもしれない。
今回、そこが出来たら+12点。
まぁ、難しいだろうから、今回、コレはしょうがない方にしてあげるけれど。
まとめ
というわけで、問題文を誤解して落としていたのは、全部で28点分。
小さい点数ではないよね。
少なくとも、「他のところを正解できるように勉強する」となると、結構なハードワークだろうけど、そんなに厳しくないであろう難易度でピックアップしてあげたつもりだよ。
実際、こういう「問題文の誤解」はゼロにはできない。
大人が仕事をしていても、コミュニケーションによるロスというのは、あるものとして想定する。
けれど、キミにとって大事なのは、それをなるべくゼロにしようとする意識だ。
自分を、疑え。
解答を始めたら、いったん走りだしてしまったら、考え直すのは難しいからね。
そして、そういう風に、「情報を正しく受け取るのは難しい」と思えたなら、人の話もまずは最後まで聞け。
それが、受験勉強以上に大切だと思う、パパの切なる願いだ。
勉強時間
やたら多かった。
月曜が休み、火曜も午前で帰宅と、勉強できる時間が多かったからかな。
あとは、私が適当に入力したせいもあるかもしれない。
今日とか、私けっこう昼寝している時間帯に勉強していたしな。
…うーん、やはり、塾がないからといって、サボる子ではないんだよな。
我が家の場合、通塾やその準備・後片付けで2時間弱を要するから、通塾がなければその分勉強時間は増やせる。
時間だけでなく、出掛けない分、本人も集中している気もするし。
6年生になって、場合によっては通塾日を減らすのも手なのか…。
演習でどれくらい本人が身に着けて来られるか、かなー。
0 件のコメント:
コメントを投稿