さぁ改善だ
今日も元気に思育テ解き直し。
アレだけ「問題文が読めなくてもいい」ということにダメ出し&改善以外の選択肢を拒絶して見せれば、改善案を考えるモードにはなってくれるのでは。
まずは徹底的に、「改善対象なのである」という意識を植え付けなければ。
…カルトだな。
価値観の破壊と生成
そんなに詳しくはないけれど、カルト宗教というのは、対象者の価値観を一度徹底的に破壊しつくすらしい。
つまり、ダメ出しだ。
そして価値観が揺らいだときに刷り込みたい新たな価値観に触れさせ、それを本人が少しでも肯定した際に、大いなる賞賛を浴びせる。
そうすることで、その価値観へと染め上げていく、とか聞いたことがある。
今回やろうとしているのも、ソレだ。
まずは「『人の話を聞かない』『問題文をしっかり読まない』というのは、もう全然ダメなのだ」という意識を持たせる。
その上で、上手くできたとき、「頑張らなきゃいけないのかな?」と何か改善をしようとだけでもしたときに、大げさに、何もかも、全人格を肯定する勢いで褒める。
それが今回の作戦。
ひどいかもしれない、人として間違っているかもしれない。
でも、知ったことか。
自分で意識して「聞かない、読まない」ならともかく、「できない」というのは、人間関係が複雑化する前に可能な限り更生させたい。
中高一貫でなければ中学ででもと思っていたのだけれど。
幼少期より
というのは、中受の勉強を始める前よりも思っていたこと。
彼は、昔から人の話、あるいは指示聞きが苦手だった。
集団授業の塾を選んだ理由の1つも、その形態での成績に見合う中学を望んだから。
「発達障害」という言葉やその関係の制度などについての説明は省略したけれど、おそらくはもう生まれつき、赤ん坊のときから、その手のことが苦手なのだろうと初めて本人に伝えた。
あるいは、脳の構造という話すらあるレベル。
「苦手」だというのは、もうどうしようもない。
だからこそ、他人よりも、工夫が必要になる。
問題を解くなんてことだけでなく、社会の中で生きていくのに。
同じ症状なのかどうかは分からないけれど、パパも似たような経験はしてきたから、頑張ろう。
改善をしろ
どこまでひどいのかは分からないけれど、さすがに今は、パパの低学年時のように「人の声を聞いてもほとんど意味のない音にしか聞こえない」、「興味のない文字の羅列を読んでも何も頭に入らない」、というほどではないだろう。
今は、ある程度は授業で理解してくるし、それなりにテストも解けているんだから。
ジョジョに年齢を重ねていくだけでも改善をしていくだろうけど、さらに加速する改善方法を考えよう。
まず、パパが小さい頃にやっていた工夫点は、「全部聞かない、読まない」だよ。
人の話を聞け、問題文をしっかり読めって言っているのに、って?
だからこそ、だ。
説明文でも、長い長いパパの語りも、ほとんどはジャンク、ゴミ情報だろ?
だから、パパの場合、飽きちゃうんだ。
その代わりに、常に頭の中で考えろ。
「要するに?」「つまり?」「一言で言うと?」って。
話をまとめられない、かわいそうな相手のために、くらいの気持ちで、疑問を持って聞くんだ。
1つのことだけやっていても退屈だけど、話と全く関係のない他のことを考え始めちゃうと集中が切れてしまうから、相手の話を聞く or 問題を読む + 話に関連したタスクを自分に課すんだよ。
あとは別のアプローチとして、話の先読みをしろ。
説明文では、接続詞のたびにやらせているだろ?
あれを会話でも応用するんだ。
相手が何か話し始めた瞬間、その会話で相手が何を結局いいたいのかを想像しろ。
その後は、相手の話を聞くというよりは、その答え合わせだ。
ということで、パパはママの話聞くときに、ママの「えーとアレアレ」とかについて、9割方は当てられているでしょ?
「一方通行のツーカー」とか言っているけど、アレはそういうことを考えているからだ。
最近、確実にママの痴呆を速めているようには思うけど。
…あえてセーブした方がいいのだろうか?
とにかく、相手の話を聞いたり、問題文を読んだりというのは、基本的に暇で、そうするとオレ達は飽きてしまって上の空になったり問題を解き始めたりしてしまうんだから、何かの追加タスクを自分に課すんだ。
思育テ3
そんなわけで第3回の見直し。
まずは、簡単めな社会と理科から。
うん、当時出来ていなかった表とグラフの読み取りもしっかり出来ているな。
まず列のタイトルとか軸の確認からしていて良い点だ。
問題文をシャーペンか指でなぞる、指差し確認というのは、非常に効果的だぞ。
選択肢もこの前からは随分しっかり読めている。
などと褒めているのが表の姿。
うーん、社会、平安から鎌倉にかけて若干忘れているなぁ。
最近やってないけど、これは直近1ヶ月の内容も相応に忘れているかもしれない。
明日は思育テ解き直しより全モ対策を優先して、栄冠やんないといけなさそうだな。
理科も、けっこう人体の消化器系を忘れている。
脂肪の分解、効くのが何の消化液かってレベルで忘れているか…。
まぁ、いい。
知識レベルの事柄で、何が起きているのか理解の仕方を忘れているのでなければ、見れば覚えなおせるだろう。
算数
うーん、前回も思ったけど、異様なほど算数の問題が読めていないな。
これは、疲れ、か?
いつもより負荷を上げて問題に取り組んでいるから、集中してやるのは2時間くらいが限界かもしれない。
今日も問題文を読み間違えて導出する対象を間違えるのと、答えを出した上で答え方を間違えた。
お前、この前の冬期講習テストでも、ほとんど同じことをしただろ?
さて、どうする?
…特に改善案は出てこないか。
まぁ、なかなか難しいかもしれない。
でも、大切なのはそれを自分で考えることだ。
自分で考えるのを止めなければ、いつか自分でもアイデアを出せるさ。
今回、前者については、さっきと同じだと思うよ。
「読みながら、または読み終えたときに、『要するに何を出せばいいの?』と一度考える」と、誤解が減らせるかもしれない。
後者の方は、基本的に答えを出したら、問題文に当てはめて読んでみてから、解答欄に書くっていう話だったでしょ?
今は解答欄を使っていないから十分にできないかもしれないけれど、こういう場合はルールを追加して、タスクを増やすといいんだよ。
オレ達は、タスクがなくなって暇になっちゃうと、集中力が切れちゃうからな。
で、今回は、問題文に当てはめて読んだら、設問番号に○をつけてから、解答欄に書くといい。
そうすれば、見直しのときに、○がついていない設問は要注意っていうことも分かるだろ?
おまけに、大して手間でもない。
はじめはめんどくさいかもしれない。
でも、慣れるとそうでもない。
そして、最終的には、意識するまでもなく自然と出来るようになる。
ゲームの操作を覚えるのも、そういうものでしょ?
そんなわけで、他人より生まれつき飽きっぽいオレ達は、目的を達成するにあたって、そういう風に他に興味を持てるような事柄を+するといいと思うぞ。
さてどうするか
本来の予定だと、明日も思育テの解き直しだったんだけど、うーん、ちょっと理社、不安だなぁ。
付け加えれば、冬期講習の範囲ではやらなかった算数の立体図形も、今週末の全モに向けて確認した方が良さそうだ。
うーん、別に思育テ以外でも「問題文を読む」っていうのは練習できるから、ちょっと予定は変更するか。
どうやら思育テの問題文は、彼にとってまだ大分難しいみたいだしな。
どうせ思育テ5は5年生のカリキュラムが終了してから解き直しと思っていたから、思育テ4もそちらに回すか。
今週の予定はそれでいいとして。
さて、今回のコレ、少しは効果あるのかなぁ?
明日の褒め回、「すごいじゃん、ちょっと意識し始めただけで、随分よくなったよ!」ってして暗示にかけるのは既に決定事項だけれど、実際のところはどうかな…。
これからコマ数が増えて先生の話をさらに聞かなきゃいけない6年を前に、一応伝えたいことは伝えられたけれど、人から言われたことなんて大して頭に残らないしなぁ。
どうかなぁ、不安だ。
とりあえずの達成基準は「私の話を最後まで聞いてから問題に取り組む」、「問題文で導出するもの、解答するものを間違えなくなる」だから、判断はしやすいのだけれど。
ダメだったときのための計画、他にも考えはじめておくか。
どうにか中学入学前までに、もう少し改善させたい。
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