長男くんと戦争

2022年12月22日木曜日

算数 社会 復習 理科

歴史は繰り返す

今回の歴史範囲は戦争。
去年までだったら、単なるテスト勉強の1単元だったかもしれない。

まさか本当に、戦争なんて起こるとは。
しかも、授業で習ったような経緯で。

ウクライナ侵攻と日本

センシティブな話なので概略だけだけれど、日清日露から第二次世界大戦というか太平洋戦争までが今回の範囲。

相変わらず量が多いけれど、日本が軍国化していき終戦を迎えるまでの一連の流れとしてはピッタリなのかな?
それに沿って、私が中学のときに勉強した補足を交えて長男くんにも説明していく。

正直、この流れでのやり口、その周到さはそら恐ろしい。

「防衛」、「治安維持」を理由に朝鮮半島の甲午戦争に出兵し、そのまま日清戦争へ突入。
イギリスと敵対していたロシアに対して、日英同盟からの日露戦争。
第一次世界大戦の反省から設立されたものの大した役割を発揮できなかった国際連盟。
自作自演の柳条湖事件からの満州事変。
アジア諸国の植民地解放に向けた集団的自衛権を謳った太平洋戦争。

今回のロシアとウクライナとの事案とリンクすることが多い、と感じる。
もし日本が太平洋戦争に勝利していたのなら、ここでの歴史の事柄も違うように習ったのだろうか。

覚えることは多く、中国読みする地名が多いあたりが試験的にはネックとはいえ、次の単元、公民、ひいては受験に限らない一般社会への理解として、しっかり流れを掴んで欲しい。

…まぁ、欲しい、と言えるほど、私自身が正しく流れを掴んでいるかはわからないけれど。
30年前の、義務教育レベル、だからなぁ。

しかし、子どもの頃は大人の考えということで流してしまったけれど、一体、自国民を使って戦争をするというのは、どういう感覚をしていればそういう判断ができるのだろう。
油断していると植民地にされてしまうという危機感があったとは聞いたけれど、心の底からこの歴史を作ることが正義だと信じていたのだろうか?

全然分からないかなと心配していたのだけれど、そんなに手こずってはいなさそう。
わりとスラスラと学び直しも解けていて拍子抜け。

まぁ、こういうときこそ危ない理解をしていることも多いのだけれど。
少し理由を突っ込むと、やっぱりちょっと怪しい。

まだ練習は必要かな。

しかし、こういう単発な単元で本当に難しいのは、知識の定着なんだよな。
やったときは覚えていられても、むしろそれだからこそ、反復の機会は減ってしまう。
ドップラー効果とか、出てきたわりに大した問題はなかった気がするし。

立体図形

算数の単元は立体図形に入る。
習うことはといえば、さほど多くない。

表面積に立体が主だけれど、円をならったので、円柱・円錐も出てくる。
とはいえ、弧の長さと円の長さに着目するくらいで、そこまで発想が難しいことは習わないだろう。

ただ、計算がしんどいな。
かなり。
私がいつやったのか分からないけれど、もうπが解禁されていたか、そんなに複雑ではなかった気がする。

4年生の初めの頃、分配法則なんてそんなに使ったっけ?と思っていたけれど、そういえば確かにここら辺は分配法則だらけだ。
もう分配法則なんてあまり意識することなく使ってしまっていたからよく分からなかったけど。

こちらも栄冠をやった後、計算練習が必要かな。
うーん、今回、1日じゃ仕上がらない気がする…。