長男くんと理科の復習

2022年11月18日金曜日

算数 復習 理科

明日は思育テ

今回の思育テのお題は、「抽象と具体」。
国語は文章でよく出てくるし、算数も演繹と帰納とで出てくるのだろうけど。

社会と、理科で?
社会はよく分からないけど、理科は今そこまで抽象化を出来るものなの?

まぁ、とりあえず範囲のものはやらせておくか。
今回は、 「ばねののび」、「消化器官」、「気象」、「燃焼」らしい。
後ろ2つは今期やったけど、前2つは前期の範囲だし、復習がてらだな。

でもまずは算数

今回は比を終えて?速さ。
来週は進行グラフというのを習うらしく、今回は復習気味な単元らしい。

「先生がね、本科もやらなくていいよって。来週進行グラフやるからって」
へー。

まぁ、今日は、算数の本科分よりは、理社の復習しといた方が良さそうだし、そうすっか。

そんなことで仕事をしていると、順調に解いているらしい。
でも、単位を間違えたーとかいう声が聞こえてくる。

おぉ、この単元はな、特に見直しをしっかりした方がいいぞ。
なんてったって、出すのは、速さとか道のりとか時間だからな。
常識的な値っていうもんがあるんだよ。

特殊算と違って正解かどうかまでは分からずとも、それくらいは見返した方がいい。
新幹線の時速は知っているだろ?

「300km/時」

それと同じ速さで走るお母さんがいたら、もう物の怪の類いだろう?

そういう感じ。

同じように、家から学校までは数百kmもないし、歩く速さは数km/時から数十m/分くらいなわけ。

っていうのは、答えを出してから次の問題に行く前に、その答えを当てはめて問題文を読み直せば、おかしな答えかどうかくらいは分かるよ。

まぁ、時折、同じ目的地に行くのに、同じタイミングで家を出たにも関わらず、一緒に歩くこともなく、1分しか違わなくても先にゴールに入ろうとする兄弟もいるみたいだけど。
どんだけ仲わりぃんだよ、今回の栄冠の最後の方の問題。

そして理科

とりあえず明日の範囲から。
直近でやった燃焼はともかく、他の単元は結構忘れているな。
特に前期でやったっきりのところが怪しい。
このペースで勉強して、数ヶ月空いたりしているんだから、しょうがないけど。

ただ、用語を忘れたりするのは防ぎようがないけど、それはパパに聞くんじゃあなくて、自分で思い起こし見直してみなさい。
パパは、答えられるけどさ。

そうやって自分で調べると、関係のないところも目には入るだろ?
それは、意外とバカにできない勉強になるぞ。
特に2分野は用語を忘れただけとかいうことも多いからな。
パパも、答えられはするけどな?

…えーと、たしか脂肪は脂肪酸とグリセリンじゃなくて、モノグリセド?モノグリセリド?になったんだったよな?

まぁ、忘れているところもあるけれど、この1時間でやったくらいでも大分思い出せたんじゃないか?
んー、というわけで、どうだ?
今日、もうちょっとやってもいいと思うけど、栄冠というのも味気ないだろう?

戯れに過去日特テキストからどっかやってみるか?
理科は少し早めに入試問題を経験しておくのも悪くは…。

「やる!!」

おぉ、食い気味だな。
なんなんだ、この入試問題とかに対する並々ならぬ情熱は。

基礎を固めるのは大事だとパパは思う…、けどそうか。
小学生で初めての受験なんだから、そういうのもあまり分かっていないかもな。
よかろう、いくらか演習をやってみて、コレを解けるようにするのは何が必要なのか考えてみるといいさ。

理科の過去問演習

じゃ、まぁ、この前チョイスしたやつを1つ。
長男くんが受けることはない女子校から、そこまでは難しくないようなものを。

時間も30分、レッツ、チャレンジ!

…やっぱり聞かれ方がちょっと栄冠とは違っていたりすると、難易度はそんなでも結構間違うな。
まぁ、2,3ヶ月前の単元になると結構忘れているところもありそうだし、しょうがないか。
社会はそれなりにメモチェ回しているけど、理科はそういうのもしてないもんな。
考え方が抜けてしまったわけではなさそうだけれど、知識の定着まで期待するのは難しい、か。

でも、今日の感じなら、1単元10~20分もあれば復習も出来そうだし、知識の確認だけしておけば随分違いそうだ。

あとは、ド派手にテストの解き方を間違えていて、いっそ清々しかった。

一通り解いた後、見直しをしないで、飛ばした難しい問題へ元気に特攻していった。
結果、簡単な問題を3,4問落とす。

やっぱりこういう解き方してたんだなー。
今日は受けた直後に指摘をしたものだから、本人も納得していた。
いつもの日能研の4科目テスト後だと、当日は疲れちゃってるだろうし、翌日は半分忘れているしであまり響いてなかったかもしれないけど。

一通り解いた後の正しい手順は、簡単だった問題を見直しをして得点を確定させた後、悩んだ問題に取り組む、だぜ。
特に理科は配点が難易度に依存しないから、難しい1問を解き切ろうとするよりも簡単な問題を漏れなく取った方が安定する。

で、悩んだ問題をやるにしても、
少し考えれば出来そうなやつ
→ 時間かければ出来そうなやつ
→ 出来なそうなやつ
の順番だ。

大して難しくもないコレを意識するだけで、テストの点が安定、というか、テストで自分の実力通りの点が取れるようになるからな。
そうすると、出来るようにするための復習方針を立てるのに役立つ。

例えばココ、「砂と泥が固まった岩石は何か書け」という問題、単に「砂岩」って答えるだけなんだけど、これは忘れてたらもう出てこないだろ?
そういうのは、テスト前の勉強時点で、その単元の知識を定着させるべきだってこと。

一方で、「唾液が一番活発に働く温度は?」という選択肢で40度じゃなくて20度を選んだけど、これは37度くらいが一番良く働くという基礎知識は知っていたわけだ。
とすると、テスト中の問題文の読み方、あるいは、見直しのやり方が悪いってこと。

同じ失点でも、解決方法が全然変わるわけ。
そして、解決策にならないことに力を入れても、解決に繋がらないからな。
物理無効のボスには魔法攻撃しなきゃダメってこと。
そういう分析をするにあたって、「何で間違えたか分からない」みたいなノイズは邪魔になるから、可能な限り実力通りの点が取れるように対策を考えておくといいよ。

たとえ現状が芳しくなくとも、どういう問題があるかを分析して、その対策を具体的に考えて、それを解決していく、というのは、勉強に限らず、重要なスキルだからな。
ゲームでも。

それが上手くできているなーと思ったら、パパが今度買ったゲーム、ソウルハッカーズ2もやらせてやるよ。
アトラスゲー、女神転生やペルソナは、はじめは敵の弱点を掴むために戦うような死にゲーだからな。
この原因分析と対策のサイクルが上手く回せないと、とてもじゃないけどクリアにはたどりつけないぜ。
そういえば今日発売のポケモンも、いかに相手の弱点を突くか、こちらの弱点を突かせないか、の勝負だったな。炎ポケモン主体の相手に草ポケモン主体では挑まんだろ?

まぁ、遊びの話はともかく、ただでさえ演習不足な気のする理科、この過去問を組み込んでいく勉強はいいかもしれない。

私が事前に学校や問題をチョイスしておいてチャレンジ、長男くんが「知識不足だった」と判断する単元について、栄冠の復習、って感じ。
単純に特定の単元の演習をやり直すよりも、本人が問題意識を持って復習する方が効果もありそうだし。

また今度の日曜も試してみるか。