パパと合格実績の分析

2022年11月17日木曜日

志望校選び 塾システム 日能研

実績を見てみた

昨日の記事を書いていて気づいたけれど、そういや日能研の合格実績って知らないや。
まぁ、探せばすぐ分かるっしょ。
どうせだから、長男くんの熱望校、聖光学院で見てみよう。

四大塾比較

結果はいずれも22年度。

日能研: 42人(全数不明)

SAPIX: 237人(全6465人)

四谷大塚: 81人(全数不明)

早稲アカ: 71人(約6200人)

なるほど、日能研の合格者数、少ないな。

日能研のこのときの全数は分からないけれど、まぁ1万人くらいはいたんじゃないだろうか。
といっても、関西とか東海とかもいるんだろうし、選択肢に聖光さんが入ってこない分を母数に入れて比較するのも不適当か?
しかし、母数を除外するとなると、基準をどうするかという話だしなぁ。

…これを見て、他にどう判断するんだろ?
とりあえず「SAPIX つっよ」ってこと?

たしかに、「是が非でも御三家に!」っていう気持ちなら、とりあえずついていけるかチャレンジさせてみる価値がありそうなほどの実績だな。
ここまで差があると。

あれ?
でも聖光さんって、たしか二日間合計で225人の募集だったような…?
なんでSAPIXだけで超えるんだろ?

繰り上げ合格も含まれているだろうから、そういうこと?
でも、NNとやらに参加したりして、ダブルカウントされている子もいるだろうし…。

うーん、やっぱり、よく分かんないな、コレ。
学校側から延べ合格人数とか別に発表されないだろうしなぁ。

日能研の学校情報

MY NICHINOKENの 学校情報 > 学校索引 から聖光さんを調べて、「志望者人数推移」を見ると、全モの結果を5ずつの偏差値帯で区切った中での、合格者数とか志望者数が分かる。

それで、去年の 合格者数/志望者数 で見ると、正直そんなに悪くない感じ。

ていうことはつまり、面談とかで、「無理っす」じゃなくて「やれんじゃね?」って言われれば、ワンチャンあるってことじゃない?

まぁ、このデータがR4・R3偏差値の元データなんだろうから、大体その結果だけ見ていれば分かるのだけれど。
要は、今のR4偏差値超えていた22年度の方々は、80%は受かったっていうことだよね。

…そういえば、この中には繰り上げ合格も含まれるのかな?
んー、まぁ、含まれるんだろうな。
もし含まれないなら、合格のための実偏差値はもう少し下がるのかなとか期待したけど、そんなに甘くはないだろう。

あと、過去問には合格最低点の記載もあるけど、アレはどうなんだろ?
いつ発表されたものか分からないけど、もし合格発表日のものなのであれば、繰り上げまで含めた合格最低点はもっと低いよね。
だって、繰り上げって、合格発表日には残念でしたってことだし。

まぁ、でも、やっぱりそれも繰り上げ合格の中での最低点、かな。

でも、合格者平均点の方は?
辞退した人たちも合格は合格としてカウントされるなら、おそらくは上の方の層から抜けていくから、実際の合格者平均ってもう少し下がるよね?

うーん、細かく考えるとよくわかんないなー。
とりあえずは諸々、甘い見込みは持たずに厳しい方で評価していれば良さそうな気もするけど。

結局のところ、出てきた問題が解ければそれでいいんでしょ?
いいじゃん、それで。男の子だもの。

…と、なんとも浅い合格実績分析、志望校分析になってしまった…。

塾の選び方

んー、やっぱり私にはあまり進学実績が気にならないなーと思ったけど、ちょっと謎が解けた。
そうか、長男くんには選択肢も親の希望する進路もなかったからか。

選択肢の方は、色々と要因があった。

まず立地。
当時3年生で一人でそんなに遠い電車に乗せることも考えてなかったから、その時点であまり選択肢がない。

それに、動き出しが3年生の12月、つまり新4年の二ヶ月前からで、その時点での親側の情報はほぼ0。
他の塾まで回っている余裕はあまりなかった。
当時は他の習い事もしていたし。

ついでに言えば、SAPIXのことはSTEPと混同していたくらいだ。
どっちにもSとPがあるからね。
…あるだけなんだけどね。
多分、人生の中でSAPIXってあんま見かけなかったからかなー。

そして成績。
彼は日能研の入塾テストの結果が平均の7割くらいだったから、改めて入塾テストを受けたところで入塾は危ういのではと感じた。
ただでさえ時間がないのに、わざわざ落ちるかもしれないなら、とっととスタートに向けて動いた方がいい、気がした。

進路の方は、その時点で両親ともに私立中をほとんど知らなかった。
学校を知らないのだから、希望する進路などあろうはずもない。
「『思考力』が身に付けばいい」と日能研ポエムに共感していたっけ。

そんな状態で塾選んでたら、そりゃ進学実績も気にしないわ。

ところで長男くんは、どうやら大学に私の母校を希望しているらしい。
私も、そんな風になったらいいな、とも思っている。
そういう希望がある場合は、中学を見るときに大学進学実績もちょっと見てしまう。

だから、もし朧気でも希望する中学があったのなら、塾も進学実績で選んだかもしれないな。
といっても、結局参考情報くらいだろうけど。
授業についていけないのなら意味がないし。

でも、たしかにSAPIXの実績は圧倒的だ。
是が非でも御三家、なんなら個別追加も上等って感じなら、とりあえず行かせてみたい気もする。
ウチの近くにはなかったはずだから選択肢には入らないけど、どんな授業をするんだろ?

他の塾だと、四谷大塚は予習型の勉強だと聞くから、子どもだけでもコツコツやれそうな子って感じなのかな。
予習型なら、授業前に難しいところがどこか分かるから、質問で解決とかもできそうだし。

その点、復習型の日能研では、復習時に「分からない箇所」が分かっても、それが育テの週だと先生に聞きにいく時間がない感じ。
ウチみたいな小規模校だと、いつも教科の先生がいるわけではないようだし。
だから、その点でも、ガッツリ関わりたい系保護者、『こちら側』の私には良かったってことかな。

とはいえ、長男くんがあまりにも授業後に理解できずに帰ってくることが多かった時期、四谷大塚には転塾も少し考えた。
日能研のテキストは、自分で予習をしやすい作りではないからなぁ。
授業で分からないことで、さらに自信を失い、復習の量も増えてしまって追いつかなくなっていく悪循環。
それを断ち切るべく軽く調べていたのだけれど、当時のテキストでは四谷大塚の方が、初めて見る場合でも理解のしやすそうなテキストだった。
今は改訂されたんだっけ?

あと、早稲アカは、四谷大塚準拠で、体育会系だって「にしむら先生」のYouTubeでも当時のWebでも見た。
まぁ、私やウチの息子達には合わないかな。
そんな噂も少し聞いたけど、なによりウチの近所になかったはずなので、選択肢に上らなかった。

ただ、結局のところ、中高の塾よりも拘束時間が長い分、一番気にするのは子どもと通う校舎との相性って気がする。
だから体験授業とかするといいのかも。
長男くんは、日能研ですら体験はせずに突っ込ませたけど。

それに加えて、親子ともどもどんな中受にしたいか、学習状況や習い事、経済状況がどんな状態なのか、ってあたりを考えて、ただただ後悔しないように、今このときに出来る限りのことをして決めた、と思って選べば、いいんじゃあないかなー。
それでもっていう場合は転塾だって出来るわけだし。

とりあえず、これだけテストテストでも楽しそうに通っている長男くんに、今の校舎は向いていたのだろう。
だからといって二男くんにも向いているとは限らないから、通塾が始まったら、そこは本人の様子をしっかり見ないとなー。