なかなか記述が大変
久しぶりの土曜受験、問題分析だけを日曜にやるのも久しぶり。
さぁ、今回の育テはどんなだったのかな?
国語:普通~やや難
解答用紙と解答を見ただけで分かる異常っぷり。
いつもより、長い記述が多い。マス目も小さい。模範解答が長い。
もう、これはどこかの長い記述は1問捨てる覚悟で挑むのが正しそうだ。
選択肢は消去法でほとんど1個まで絞れるのが多かったので、けっこう分かりやすい気はしたけれど、とにかく記述が辛い。
と、その割に長男くんは文章題についてはよく解けていた。
残念だったのは、文法。
ほぼ答えにたどり着いておきながら、答え方をミスったために、ー12点ほど。
しかし、これは若干は仕方ないかも?
設問で強調はされているとはいえ、なんでこの慣用句は平仮名縛りなんだろう。
てっきり、○埋め形式で字数指定があったのかと思っていたら。
まぁ、問題文に従えなかったことに変わりはないとはいえ、少しは情状酌量の余地はあるかな。
これからだってこういうことは時々繰り返していくだろうけれど、その度に見直しの重要さを思い出してくれればいい。
算数:普通…?
復習テストとしては妥当な難易度に思える。
けど、今回、ちょっと問われ方が思育テに近い気はした。
栄冠での類問が出題されているんだけど、聞かれるポイントが、単に答えを出すというよりは考え方を問うような感じで、少し深いような。
直感的に解けるようになるだけではなくて、図形を理屈で考えるようになって欲しい、というメッセージを電波的に私は受信してみた。
私自身は図形的な閃きのない人間なので、長男くんにも、「どうしてそこに補助線を引くのか?」、「どうしてその三角形の組に着目するのか?」といったことも試問したけれど、そういう方向で勉強するのでいいってことなのかな?
だから、そういう風に勉強していれば、問題の難易度自体は、いつもの育テと変わらない。
栄冠の類題が出たテスト、というだけ。
なので、これでしっかり点が取れるっていうのは、私的にはとてもよく出来たという風に思う。
いつになく記述もしっかり説明出来ている。
応用については、本科の類題が1問丸々出た、かな?
似ている系統というだけで、図形が違うから別物に近いかもしれない。
そもそも本科の内容自体、習った週にやるような問題ではないのだけれど。
それにも手が出ているというのは、本当に図形は結構得意な子のようだ。
社会:普通
応用がいつもより少し応用気味=栄冠であまり見かけず、文章読解のような感じかなぁと思ったけれど、とはいえ、そんなに難易度は高くないかな。
国語に続き、「桶狭間の戦い」で「桶狭間」としか書かなかったり、なぜか「鉄砲」が「金砲」になっていたりするミスはあった。
最後の記述に力を入れすぎて、見直ししなかったらしい。
それは、順番が違うな。
最期の記述をやり出す前に、一回見直ししなくちゃね。
まぁ、復習的にはそんなに問題ないのだろうけど。
1個だけちょっと残念だったことが。
太閤検地について、授業中に先生から余談的に、「実はこの太閤検地は実施した役人の裁定で恣意的な計測も行われた」旨のことを聞いてしまい、「統一的には実施されなかった」と誤解してしまったらしい。
そういった、習う内容を補足するのではなく否定するような事柄を余談で話すのは、いただけないなぁ。
大人であれば、「それまでは全国各地の独自基準でやっていたのだろうから、それよりはマシ」と感じることもできるだろうけど、その言い方じゃ誤解もしてしまうかも?
実際の内容は違ったのかもしれないけれど、とりあえず長男くんはバッチリ誤解してしまったらしい。
まぁ、ちょっと今週の分量が多くて、動画サービスの日本史を全部見終われなかったのも運が悪かったかな。
しかし、風のメルヘン、いい歌だ。
理科:普通~やや難
内容自体は大体が栄冠の類題ではあったけれど、元々濃度計算はけっこう難易度が高いと思う。
知識漏れ以外にも、計算ミスを原因とする失点もあり得る分だけ。
特に算数と違い、実際の溶解度を基にしているから、ぴったりした数字にならないし。
今回、イマイチ理解できていないのもあって栄冠を3巡したのだけれど、3回目は電卓OKにした。
と、それが良かったのか、「あー、こういうことかー」と納得していた。
どうやら、まだ意味として解く部分と、計算をする部分とを分けて勉強するような感覚がないらしい。
そういうときに計算がヘビーな単元だと、計算で手一杯で意味の方の理解が曖昧になるんだろうな。計算の方が後工程でやるから、そこで頑張ったという記憶しか残らないのかもしれない。
これから物理突入で計算問題はまだまだ出てくるから、計算が面倒になるときは要注意だ。
ついまとめて確認したくはなるのだけれど、もう比計算や割り算といった計算部分は、意味の理解とは別にした方がテンポよく進むかも。
そういえば、社会は漢字を覚えるフェイズ(朝活)と内容を覚えるフェイズ(夕方~夜)とに完全に分離しているからこそ、テンポよく進んで歴史の流れを本人も少し掴みつつあるんだったな。
今回、理科を理解できない気持ちを私が共感できないから、というサボりな理由で「なんでこんなんわかんねーんだよ」という傲慢さがなかったといえばウソになってしまう。
もっとしっかり、イマイチ理解の遅かった理由、繰り返しても出来なかった理由を考えてあげるべきだったか。
反省しよう。
それ以外にテスト問題的には、最近理科の応用問題は大問が2つ出て、片方はマジに応用化している。
今回も、そこそこレベルとはいえ、栄冠にない問題が出ていた。
しかも、意地悪いことに、それが応用問題のはじめの方の出題。
理科はこの分量じゃ時間ギリギリだろうし、先に見覚えのある方の応用問題から手をつけた方が良さそうだ、という傾向の変化も共有しておくか。
まとめ
復習としてはそれほど問題ないレベルまで仕上げられたかな、という今回。
テストの受け方的には、少し見直しが足りない気はするけど、今回はちょっと特殊というのも分かる。
主にミスした国語と社会、記述問題の内容が重いのと、実際に書いた記述の分量が多すぎる。
その問題については良く書いたと思うけれど、優先度としては、その問題1問を間違えてでも、他の選択肢問題や穴埋め問題の見直しを先にやるのが今回のテスト形式では正解。
まぁ、しょうがないだろう。
「見直しは時間が余ってから」という意識があるんだろうからな。
しかし実際には、見直しはこうやって臨機応変にやらないといけない。
せっかく浴びるほどテスト機会があるのだから、ケーススタディはしっかりやらないとね。
勉強時間
26時間。
今週は算数が多かったというよりは、他の科目、特に国語が少なかった。
もう少し出来るとよかったのだけれど、まぁ、いろいろと今回は都合があったから仕方ない。
むしろこの忙しい中で、体調を崩さずによくやり切ってくれた。
今週のテストは思育テだし、次の休みには、ちょっと去年の日特のテキストでも使ってみようかな。
最近解いていない生物とか地学とか。
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