長男くんと濃度

2022年10月28日金曜日

算数 復習

結構理解して帰ってきた

タイトルからしてヤバげなにおいがプンプンする単元、濃度。

しかし、迎えに行った長男くんの顔が暗くなかったので一安心。
まぁ、いずれにしても復習は大変だろうけどなー。

思い返せば

私がメインでやったのは中学のとき、連立方程式で、だったかな。
たしか距離や速さと一緒に出てきたものの、全然分からなかったっけ。
人生で初めて、「数学で分からない」という経験をしたときだった。

そのときはもちろん文字を使っていたので、比を使って解く、というのはあまり経験がない。
そんなわけなので、しっかり予習した。

ふむふむ、この単元はどうやら、濃度・食塩・食塩水をメモって解いていく方法と、面積図で比を使っていく方法と、2つの方法がどちらも使えないとダメ、かな?

前者は多分大体解けるけど、塩の重さを知りたいときメインに使うのかな。
一方で、面積図は塩の重さの計算自体をスキップして、濃度と重さが分かっているようなときに使う?
でも、面積図は、鶴亀算とかと同様、蒸発させるとか食塩水を取り除くとか、マイナスの効果の操作に対しては使えないようだ。

それで、問題の方はー、と。
学び直し1からして難しいというか、なかなかのボリュームだな。

学び直し2は、水と食塩の濃度?
何これ?と思ったら、要は水だけや食塩だけ足すときにも面積図で考えられるってことか。

これは、ちょっと微妙かな?
面積図は、「2つの食塩水を混ぜるとき」に基本は限定した方が良い気もする?
まぁ、そんな難しくはないけど、食塩だけ混ぜるときに比が大きくなりがちだな。

で、学び直し3はいつも通りの難しさくらいで、本科の「わたえら」も大体カブっていて、ラスト4問くらいが独自、と。

こんなとこかな。

さて復習だ

長男くんは面積図についてはあまり覚えない状態で帰ってきたようだ。
まぁ、そこまではしんどいかもしれないな。

濃度の授業、というのであれば、やはり初めは食塩水と食塩の重さから計算するのが筋だろうし。
むしろ、その公式がしっかり頭に入って帰ってきたことを僥倖と喜ぶべきだろう。

ただ、最近、こういうときは若干めんどくさい。
さらに新しいことを覚えるのを嫌がるから。

とはいっても、せっかく授業中に覚えた方法にさらに加えてというのも、それはそれで気持ちも分かる。
こういうときの扱いは、「別にどっちでもいいしどっちも使えるといいぜ」と言いながら、両方の解き方を見せて、本人に選ばせる方がいい。
変に「こっちがいい!こっちでやれ!」とか言うと、珍しく生意気に意地を張るこの頃。

そんな感じに学び直し1を解いていく長男くんに、面積図での解き方を見せていく私。
実際に比べていても、食塩だの水だのを足すだけのときは、普通に濃度計算した方が若干早いかもしれないね。
重さがちょうどいい比になるとも限らないし。

でも、2つの食塩水を混ぜるときはやっぱり面積図の方が速いんじゃないかな?
食塩の重さを計算して、足して、よりは比だけで計算できるから。

まぁ、大事なのはどちらも使えること、だから、好きな方でいいけど。

栄冠の終盤から詰まる

そして段々、詰まり始める。

なるほど、2回以上の操作とかっていうのは、小学生には難しかったか?
頭の中でコップで移し変えるようなイメージで、といっても、そんなに移させたこともないか。

ということで、何を混ぜているのか、をしっかり確認することだな。
あとは、塩の重さを出したいときじゃなければ、面積図の方がいいと思うぞ。

その場合、混ぜているものの重さと濃度が本当に計算対象と合っているかも確認。
少しはハマりながらも栄冠の範囲はそれなりに解けていた。

本科の類問も似たような感じ。
…ん-、解けてはいるんだけど、ちょっと、遅いかな?
このペースだと、共通で時間が足りなくなってコースな感じ。

厳しいかもしれないけど、ちょっとペースが上げて計算できないか確認してみた方がいいぞ。

段々ぐずる

ご飯休憩をはさみながらも3時間くらいすると、分からないときに段々ぐずってくる。
そうすると、ここの単元だとまず、何の操作をしているかが掴めなくなるようだ。

良くない兆候だな。

溶液でなく入れ物に名前が付いているから、AとかBとか言われても混同しているようだ。
まぁ、しょうがないけど、絵を描くなり名前を付けるなりして、何が行われているかをしっかり整理した方がいいぞ。

まぁ、たしかに習ったばかりの単元で、まだ小学生だし、実験条件を頭で整理するのは辛いか。
もしかすると理科でもそうなのかもしれないなー。

なので、とりあえず絵だけ描いてあげると、それなりに解けていた。
うーん、絵の描き方も説明したけど、しっかり出来るようになったかなぁ…?

最後が面白い

そんな中々ヘビーな単元の最後、やわらかい頭で考えられると一瞬で終わる問題。

解けるかなー?パパには最後は解けなかったなー、と煽りながら挑ませてみると、順調にハマる。
でも、ハマっている中でも延々と計算し続けている。
ナイスガッツだ。

そういう面倒な計算でもこなして答えを出そうとするのは大事な姿勢だ。
疲れている中で、よく頑張った。

でも残念、最後は濃度濃度言いながら、濃度の計算すらしない素敵な問題。
水だけ5分出したから、塩だけ5分出して終わりだよーん。

明日は用事があってまた日曜受験の予定だし、もう少し練習させとくか。
そういえば、来週もまた用事あるんだっけ。
なんか日曜受験が増えるなぁ…。