長男くんと最近の成績

2022年10月12日水曜日

勉強方法

好調?

最近、長男くんの育テの成績がいい。
後期になって、なにか変わったっけ?

と、分析してみると…?

後期の育テ

テストの方で後期から変わったものと言えば。

国語は、練習する漢字は増えたな。
出題は大して変わったようには見えない。
漢字&読書ツールから50点、多分栄冠からでもない独自文章が2個。
若干記述の採点が辛くなった?と思うこともあるけど。

算数も社会も理科も、基本的に栄冠からというスタイルは変わらない。
算数の応用は栄冠からが増えたけど、元々算数の応用の成績なんてあまり気にしていないし。

YouTuberの「にしむら先生」の動画を見て、曰く、「難しくて解けるわけがない問題」も塾運営のためにテキストに入れたり出題したりするらしい。
まぁ、たしかに、出てくる問題全てがあっさり解けてしまうレベルなら、「この塾、いる意味なくない?」とも思われてしまうだろう。

本科終盤の「わたえら」や算数の応用問題がソレだろうな。
「わたえら」なんて入試問題の匂いしかしないし、それに準ずる応用問題も、一を知って百くらいに達する子か、元々百くらい知っていた子を対象にしているように思える。

感覚として、小4の頃の応用問題って、スパイラル後の学び直し3でも見たり、それよりも難しかったんだよね。
つまり、小4の時点でそれが解けるなら、もう5年生と競ってもそれなりの成績が取れちゃうくらい。

まぁ、そんな算数の応用は放っておくとしても。

算数の共通は1,2問独特な問題が出るものの大体栄冠の数値替え。
社会や理科は、やり切るのが大変な量にはなってきたけれど栄冠やって出来ないな、っていう問題は少ない。

うーん、テストの方は、傾向も大して変わったように思えないし、平均が大きく変わったとも思えない。

科目ごとには時に難易度を変えて平均をバラつかせるけど、総合で見れば落ち着かせるようなスタイルも同じ。
後期一回目の育テは算数がやたら簡単で国語が難しく、二回目は社会がやたら難しい、みたいな。

このところの成績

しかし長男くん、前期に比べて、やたら成績がいい。

長男くんは前期の育テ10回中、共通8は8回だ。
それが、後期になって突然、2回連続で共通10だ。

「わぁ、すごいじゃん!夏休み頑張ってたからねー☆」と結果だけで喜べるほど素直な性格でもないし、そういう態度は『こちら側』にはそぐわない。

悪い結果から反省点を見つけるのも大切だけれど、それは反面教師的な方法。
「そのやり方では失敗する」ということが分かっても、「じゃあどうすれば?」の試行錯誤が続いてしまう。

だから、上手くいったときのプロセスこそ詳しく知る必要がある。
状況は変わり続けてしまうとはいえ。

しかし、育テの成績は、事前の準備とテスト中の解き方で大体決まる。
算数の終盤、国語の文章題は事前に準備をし切れるものではないけれど、共通の範囲に限れば400点中で50点程度の分量だ。

「夏の成果や勉強の成果はすぐに出ない」というのは実力テストでの話だろう。
範囲の決まった育テにはあまり当てはまらないと思う。

おかしい。
なんで突然、成績が上がったんだ?
1回だけなら「はいはい異常値、異常値」でも、2回続いたなら何かが変わったのか?

変わったもの

普通「テスト前の理解度が変わった」という可能性を第一に考えるけれど、はっきり言ってその線はない。
むしろ前期から見ると若干ヤバい。

それはある意味当然だ。
やる量が、多い。多すぎる。

社会、知識だけなら大して多くなくても、漢字がヤバい。
理科は、純粋に分量が多い。正気を疑うほどだ。

なので、テスト前の確認は全教科分が出来ないくらい増えた。
前は算数の栄冠まで出来ていたのだけれど、ここ2回は算数の栄冠は前日までで終了になってしまっている。
理社と読書ツールで時間が取られてしまうから。

まぁ、ここまでは算数がスパイラル単元で、基礎の理解は出来ていたというのはあるかもしれないけど。
それでも、学び直し3は前期より難しかったと思うし。
いくら基礎が理解できていたとしても、復習が大変で、多少妥協したくらい。

うーん、事前の勉強具合でないとすれば、変わったのは「テスト中の解き方」か?

テスト中の解き方

中学から本格的にテストを受け始めた私には若干信じられないけど、彼、どうやら「埋めないと必ず零点」というのに明確に気付いたのが最近らしい…。

いつだったか、得意げに弟に向けて「必殺技を教えてあげるけどね、テストでは選択肢の問題は全部埋めるんだよ、当たるかもしれないからね」と言っていた。

…ごめん、その必殺技、二男くんはもう出来ているし…。
それだと必殺とまでは呼べない…。

「え!じゃあパパはいつ頃から知ってたのさ!!」

ごめん、多分、小学校1年の時には、すでに…。

そんな程度の長男くん、でも最近は時間配分くらいは出来るようになった。
しかし、時間配分が出来ても、これで安定感が出るわけでもなさそう。
育テの共通って別に捨て問っぽいのもないしなぁ。

そういえば最近、「全部見直しができた!」とかって喜んで帰ってくる。

言われてみると、理社をはじめとして量が多いのもあって、「速く答えられるように」って言ってきたなぁ。
最近は、答えを書くのを嫌がるくらい速く答えを言えるようにはなっている。
まぁ、そのスピードだと「一人で答え合わせできない」とか甘えたことを言うので、結果私が横に着くのだけれど。
しょうがないなぁ、もぅー。

しかし所詮、社会は普通に読んでいく速さでそのまま穴埋めの答えが言えるようにってくらいだし、理科は早押しクイズよろしく問題文を読み終わった瞬間に答えられるようにってレベルだけど。
計算とか思考のいらない、単純な知識問で。

答えるのも速くなったけれど、これまた信じられないけど、長男くん、なぜか解き終わるとフリーズするんだよね、数秒から十秒弱。
スタンド攻撃でも受けているのかな、一人だけ。

計算とか思考の問題なら分かる。
見直ししてるんだなぁって。

でも、知識問で、いる?その時間。
5秒くらいで答えをだしてから、10秒弱止まるんだよね。
「菅原道真」とか「台風」とか答えてから。

それを、まず2秒くらいで答えられるように、一緒に早押し形式でやっていた。
メモチェでの地理もだけど、歴史も大体そんな感じ。
…競うと答えられるのに、なんで毎回5秒近くかけていたんだ?

そうやっていると、大体勝っている私がどんどん問題文を読み進めてしまうか、早く次を読むように急かすので、意味不明な10秒フリーズはなくなった。
…本当に、なんだったんだ?あの時間は。

結果、最近は一人でも似たようなスピードで答える。
社会でも理科でも。

スピード

ということで、何か出来るようになったことと言えば、解答を出すまでの速さ、か。

なるほど、「単に答えられるようになる」だけだと、育テでも見直しするほど時間が余らないのか?
それが、見直しができるようになったことで安定感が増したのかもしれない。

あとは、復習日が他に取れないからって理由だけど、算理社で詰まった問題は、一通り終わってからもう一回解いている。

ホントは、全部の問題で軽く解法だけ言って欲しいんだけど、「出来たヤツはやりたくない」という本人の強い希望で諦めた。
まぁ、たしかに、初見で解けた問題はしばらく経っても解けるだろうし、1日に2回もやらなくていいか?

そのときに、もし即答できなければ、もう読み上げるだけでもいいからすぐに答えを見てOKなルール。
すぐ答えられるか、それとも悩むのかの判断をしろ、と。
その判断で迷わないように。

面倒な復習なんて速く終わらせてあげたいという親心からだったけれど、結果として速く解く訓練と、答え覚えているだけで正解できる問題もある育テ対策にもなっていたのかもしれない。

とりあえず、前期に比べると、そういえばというレベルだけど、解答までの速度が上がったことが成績アップの理由かな。
ということで、もしテスト前の確認で解答が遅くなっていたら、黄信号なのかもしれない?

ちょっと注意しておこう。