二男くんと計算

2022年9月1日木曜日

算数 勉強方法

最近の二男くん

今は3年生の二男くん。
夏の間は、ちょっと背伸びをして四則混合と逆算まで教えてみた。

そうすれば、「計算と漢字」の計算、出来るから。

四則混合

加減乗除のうち、乗除は先、加減は後。
括弧がついていたらそちらが先。

さして難しくもなかろ。

まぁ、まずは項も3つくらいだし。

そういえば公文ではいつからやるんだろーと思っていたら、ちょうどやり始めたくらいのようなのでちょうどいい。

複雑になるたびに質問、というか確認はされたけれど、詰まることもなく進んだ。

逆算

そして、悪夢の逆算。

前に二男くんにも教えたことがあったけど、説明が難しい。
「計算の順番を判断した上で、□があって計算できないときは逆の順番で逆算する」という文字だけじゃなにがなにやら。

そのときには、理解はしなくてもいいやと思って話したけれど、まさに阿鼻地獄。

長男くんのときも、それはそれは。
4年のカリキュラムでいきなり方程式が出てくるけど、まぁ線分図とか使えば小学生も理解できるんだろ?と思っていた時期が私にもありました。

本科、春期と進んで、ようやく出来るようになってきたの、夏期を終えて秋頃じゃなかったかな。
まさに叫喚地獄。

なので、今回は趣向を変えた。
どうせ、やらせるのは「計算と漢字」。
テストが直近にあるわけでもない。

おまけに、結局今の長男くんぐらいの問題になると、線分図なんかイチイチ書かないし使ってられない。
それっくらい、たくさん出てきた。
単発の単元かと思っていたのに。
…いや、これ、方程式っすよね?と思わずにはいられないけど。

でも、□の計算というタイトルでは小学校でもやるっぽいしな。
長男くんは学校のテストでも、ナイトメアな出来だったっけ。

まぁ、ともかく、今回の二男くんには、強く式を書くこととか求めない。
線分図は丸無視。
キミなら、逆算はまず言葉でしゃべれば分かるだろ。

「5から何かを引くと2になるんだって。何かってなーに?」みたいな。
四則混合のときも、『まとめて「何か」とする』という感じだけ練習。
やっぱり、こちらは相当ひっかかったけど。
10問くらい、「何か」を置いていくのを書きながら一緒に解いて、同じ難易度で5問くらい確認したら理解できた、みたい。

途中式まで書かなければ、何となく答えを出せる。
それで検算すれば慣れられる。
答えが出るなら、100%検算できるのが逆算だから。
答えが出せて正解できれば解いても楽しいだろう。
ある程度答えが出せるようになってから、簡単な問題から順番に、式も書いてみようか、にすればいい。

そんなこんなで、なんとなく感じは掴めたらしい。

やったね!
今度こそ、悪夢に打ち勝ったよ!

計算と漢字

今、二男くんは公文で分数をやっている。
公文のカリキュラム上、やりはじめるとそれを徹底的に繰り返すスタイルだから、正直もう小数は忘れちゃったかもね?

そこで、日能研の長男くん教材。
4年前期は夏に終わり、4年後期、小数編。

計算は、別に理解をしたりするわけではないし、分配法則や工夫する計算がないわけではないけど、しばらくはただただ計算するだけの問題だったはず。
学年が前でも、特に教えなくても、困らずに進められるはずだ。

そんなわけで、長男くんにつきあっての朝活で彼は計算と漢字の計算を進めている。
一日アルファベット一個くらい、6~8問くらいのペースで。

ついでに漢字も、一週間かけて1単元くらいでやって行こうかなって感じ。
漢字テストなんて家でも簡単に出来るし。

語彙と同じく、漢字は別に知っていたって困らないし、テーマごとに作られている漢字帳ならそこそこ面白いかもしれないし。
昔は教わっていない漢字を学校で使うと怒られるとか言うエピソードも聞いたけど、正直そこまで厳しいこと言われない気がする。
妻の話だけど、結構理解がありそうな。

そんな程度で、日能研に入る予定の4年生まではそのまま進めればいいし。
入った後は、漢字は育テ対策があるけど、計算はただひたすらそのまま突き進んでもいいかもしれない。

5年くらいまで進めれば、後は「計算と漢字」の過去問もあるし。
練習問題には事欠かない。
分配法則はもう少し見てあげないとだろうけど、分数まで習っているから、計算は大体全部できるはずだ。

「先取しようかな?」と思ったけど、日能研の授業は長男くんが楽しい楽しいというので、私が予習で教えるよりも、はじめは楽しく聞いてきてくれた方がいいかな?と思った。
どうせテストまでは家では出来ないから、定着できるかというと微妙だし。
なので、算数は計算だけ先取していけばいいや。

公文の計算

そんな彼の計算、公文を見ていると正直めっちゃ早い。

今、公文は、分数の四則混合。
項数は3、4個だし、括弧が複雑なわけでもない。
逆算は出てこない。
よく見れば、数字も似たりよったり。

しかし、本当にめっちゃ早い。
逆さまに見ていると、既に私が追いつかないくらいだ。

最近は長男くんもマジで速い。
同じ向きでも、私が暗算していると負けるくらい。
さすがに6、7項出てくると暗算はちょっとキツイな。

そんなわけで、我が子達、すごいなぁ。
親バカ全開だけど、どうせ勉強教えるならバカになってた方が楽しいや。

今現在でどちらがと言えば、さすがに長男くんに軍配は上がるだろうけど、二男くんはまだ途中式を省略して書くようなテクニックも教えていない。

宿題をやるときに鉛筆が止まらないから、多分、頭の中の計算はもっと速いんだろう。
ハッキリ言って夏前の長男くんとなら、分数計算だったら今の二男くんの方が速いかも。

まぁ、そのせいか、二男くんの字はめっちゃ汚い。
長男くんはそこらへんがとてもマジメで、むしろ汚く書いていいから速く解け、と何度も言ったっけ。
計算問題で字のバランス考えて書き直さなくていいって。
わざわざ消しゴムまで使って。
誰にも見せずにゴミ箱にダイブさせていく計算問題なんて。

とはいえ、二男くんも小学校のときの私よりかはマシか。
私は自分にも読めない書きなぐりだったけど(書いたら数字覚えるから読める必要がないんだよね、ふふん)、二男くんは人に見せる宿題のためか、一応は読めるようには書いてある。
それがなんか、全部が全部、ナナメなんだけど。
分数とか、見ていると若干気持ち悪くなるくらいにバランスが悪い。

しかし、本当に恐ろしく速い。
なぜかいつも公文をやるのが長男くんが勉強しているときで、二男くんもしっかり見てみたいから時間をずらしてよと思わないのではないのだけれど、今度大人気ない感じで勝負してみようかな。