長男くんと文房具

2022年8月10日水曜日

算数 生活

鬼門のノート提出

率直に言って長男くんは問題を解くのが汚い。

絶対的な見方というのが難しいからというだけで、こんなところまで比較をしたくはないのだけれど、私の小学生の時と比べて。

そんな彼の使う文房具たちと、珍しい塾からの宿題。

ノート

人のことは言えないけれど、私の場合、キレイに書こうと思えばそれなりに書けた。
字はキレイに書けなくても、整列させればある程度はキレイに見えるもの。

そこが彼の場合、ちいとも整列しない。
別にそこまで難しいことを言っているつもりはないのだけれど。

ノートというか紙を使うのは主に算数だけれど、言っているのは2つだけ。
1.左の余白を開けるな。
2.左から右、上から下にしか進むな、というだけ。

1は、テストのときにやると、単純にスペースがなくなる。
「そんなばかな」と、思うほど、彼は余白を開ける。
もはや余白とは思えないほどに。
問題番号がセンタリングされるとか、いったい彼はどこに向かっているというのか。

2は、同じくテストのときにやると、見直しがしにくくなる。
どちらが根拠だったのかが分からなくなるから。

なにゆえに、彼はそのルールが守れないのだろう?

謎だ。

筆記用具

消しゴムがポロッポロしやがる。
力を込めるものだから、1週間で1個くらい潰している気がする。
勉強しているから、というか、コマ切れに分裂していって、私が捨ててしまうから。

細かい消しゴムでこすっていたら摩擦でヤケドしそうになったり、するよね?
力を込めているし危なそうだから、つまんで使うくらいに細かくなったら処分対象。

あとは消しゴムの使い方も下手なのかなぁ。
消しカスを1個たりともこぼすな、とは言わないのだけれど、消しカスがたくさん散らばるような消し方をしている。
というか、そもそもなぜ、家勉で消しゴムを使いたがるのだろう?

図形で間違った補助線引いてしまった、というのであればまだ分かる。
線分図で散々書き込んだものに間違って数字を書いてしまった、というならまだ分かる、のだけれど。

ちょっと鉛筆でぐちゃぐちゃっとすればいいくらいの分量をイチイチ消しゴムかけなくていいと思う。
鉛筆から手を放すの、ペースが乱れてイヤじゃないのかな。

鉛筆自体は、塾に行き始めて早々に鉛筆シャープに変えた。
当時、筆圧がメッチャ強くて、それに耐えられる鉛筆だと困ったから。
そんなに力を込めた遅い筆記だと、テスト中に時間が足りなくなる。

宿題

そんな中で、珍しくノート提出の宿題が出てしまった。
たかが計算なのだけれど、おっせぇ…。

家ではルーズリーフに書きまくっては捨てていくけれど、宿題じゃそうはいけない。
宿題だからといって、いつも以上に丁寧に書こうとするし、消しゴムもかける。

でもさ、計算のノートなんて、見直すことなくないかな?
問題番号に○なりつけてチェックするかもだけど、ノート見て計算の方法とか確認するのかな。
それなら、もう1回その問題解いちゃえばいいのに。

というので、見返すことがないのなら廃棄できるルーズリーフで、という方針。
本科もはっきり言ってノート見返して勉強することはほぼない。
前期で1回あったかどうか、じゃないかな。

だから彼の場合は、ノートなんて片っ端から捨てていってしまってもいいのだけれど。

ともかくも、そんなノートに書いて提出する計算の宿題が終わった。
いやー、それが終わっただけで、2周目は速い速い。

宿題だと、どうしても1行目は問題を写すけど、それがムダ極まりない。
テストのときに計算の1行目って、写さないでしょ。
で、写さないのなら、分数計算なんてはじめから仮分数に直せたり通分できたりするもの。

元々計算が速くなったのはあるけれど、長い長い1行目を写さなくてよくなっただけで、1問につき30秒くらいは短くなった。

もうこのペースなら、当分、計算は問題なさそうだ。
まだ整数や小数の割り算で、約分してから計算するのに慣れず筆算を書こうとするけど、それくらい。

まぁ、宿題の結果、なんていう風にコメントを貰っているのか知らないけれど、速く正確に解けているのだから、キレイさとかはどうでもいいや。