終わってなかったらしい
どうやら来週から学校だそうだ。
まだ夏期講習が終わったばかりだと思っていたけれど、もう8月が終わるのか。
今年の夏も頑張ったねぇ、と感慨にふけりつつ、最後の週末をどう過ごそうか、なんて家族の談笑をしていると…?
読書感想文?
どうやら長男くんの宿題が終わってなかったらしい。
読書感想文、自由提出って言ってたじゃん!
なぜなぜどうして?
二男くんの分は自由提出って書いてあったから、長男くんもそうなのかなって思ってたのに。
よりにもよって読書感想文かよ。
本読まなきゃ書けないじゃん。
なんの本読む気よ?
全くもう、やれやれ。
そうは言いながらもあまり焦りは少ない。
今週の予定は記述力模試とやらだけだし、時間も取れるだろう。
読書感想文なんて、やっつけてしまおうと思えばあっという間。
パパが毎日、こんな駄文を一体何文字書き連ねていると思っているんだい?
ちなみにここまでで既に400文字近い。
内容なんて、「長男くんの夏休みの宿題残ってた!」ってだけなのに。
16文字が25倍に薄まりました。
去年は
読書感想文と言えば、まずは読書をしないといけない。
それは、読書感想文が読書感想文である限り、絶対のルールだ。
とはいっても、読書ったって色々あるよね。
よくあるのは、小難しいマンガとか読むとか。
例えば、「七つの大罪」。
なんか宗教ものの本っぽくない?
傲慢や憤怒について考察しました、とか。
…そんな読書感想文は、読みたくはないな。しかし、この情報化社会、そんな5文字で検索すればバレてしまうような嘘はいかがなものか。
嘘をつくのであれば、突き通す覚悟がないといけない。
ということで、簡単な方法は、短編集。
短ければ1つ10ページくらい?
教科書の一話くらいかな?
で、そこが印象に残ったことにしちゃえばいいんだよね。
嘘は言ってないでしょ。
だって、そこしか読んでないもの。
読んでいないものは印象に残るわけがないのだから。
去年はそんな感じでササっと終わったはずだ。
今年は
今年なんてもっと楽だ。
だって、ずっと、なんか読んでいるじゃん。
栄冠がいい?本科がいい?それとも、夏期テキスト?
はたまたテストから持ってきちゃったり?
それらのどこかの物語から取ってくればいいんじゃない?
ほら、印象に残ったのはそこだけだから、問題ないよね。
だって、他の部分、載ってないんだもの。
この方法だと、さらに楽だよね。
登場人物の心情が、模範解答にある…!
そうでなくたって、登場人物の心情を答えよ系なら、選択肢だってイケるよね。
で、上手いこと繋げれば、「どうして私はそう感じたのか」みたいな感じで、解説文も写せるんじゃない?
今年も読書感想文のフォーマットみたいなやつが付いていたから迷わないと思うけど、たしか、
(1)何を読んだか
(2)どこが印象に残ったか
(3)なぜ印象に残ったか
(4)それを受けて今後何かしたいか
とかを書けばいいのかな?
それの(1)~(3)はまぁクリアできるな。
最後は、1文でも書いたら、膨らませてあげるよ。
それはもう、割れそうな風船ぐらいにパンパンに。
ということで、「パンパンに。」までで1254字。
無駄なことを書かせたら定評のある人間が家族にいて良かったね。
えーと、まとめると。
「長男くんの夏休みの宿題残ってた!でも余裕!」かな。
追加分6文字が結局800字になりました。
なんと驚きの膨張率133倍。
我ながら中身のない。ペラッペラだ。
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