長男くんと夏休みの宿題

2022年8月24日水曜日

生活

終わってなかったらしい

どうやら来週から学校だそうだ。
まだ夏期講習が終わったばかりだと思っていたけれど、もう8月が終わるのか。

今年の夏も頑張ったねぇ、と感慨にふけりつつ、最後の週末をどう過ごそうか、なんて家族の談笑をしていると…?

読書感想文?

どうやら長男くんの宿題が終わってなかったらしい。
読書感想文、自由提出って言ってたじゃん!

なぜなぜどうして?
二男くんの分は自由提出って書いてあったから、長男くんもそうなのかなって思ってたのに。

よりにもよって読書感想文かよ。

本読まなきゃ書けないじゃん。
なんの本読む気よ?

全くもう、やれやれ。

そうは言いながらもあまり焦りは少ない。
今週の予定は記述力模試とやらだけだし、時間も取れるだろう。

読書感想文なんて、やっつけてしまおうと思えばあっという間。

パパが毎日、こんな駄文を一体何文字書き連ねていると思っているんだい?

ちなみにここまでで既に400文字近い。
内容なんて、「長男くんの夏休みの宿題残ってた!」ってだけなのに。
16文字が25倍に薄まりました。

去年は

読書感想文と言えば、まずは読書をしないといけない。
それは、読書感想文が読書感想文である限り、絶対のルールだ。

とはいっても、読書ったって色々あるよね。
よくあるのは、小難しいマンガとか読むとか。

例えば、「七つの大罪」。
なんか宗教ものの本っぽくない?
傲慢や憤怒について考察しました、とか。
…そんな読書感想文は、読みたくはないな。

しかし、この情報化社会、そんな5文字で検索すればバレてしまうような嘘はいかがなものか。
嘘をつくのであれば、突き通す覚悟がないといけない。

ということで、簡単な方法は、短編集。
短ければ1つ10ページくらい?
教科書の一話くらいかな?

で、そこが印象に残ったことにしちゃえばいいんだよね。
嘘は言ってないでしょ。

だって、そこしか読んでないもの。
読んでいないものは印象に残るわけがないのだから。

去年はそんな感じでササっと終わったはずだ。

今年は

今年なんてもっと楽だ。
だって、ずっと、なんか読んでいるじゃん。

栄冠がいい?本科がいい?それとも、夏期テキスト?
はたまたテストから持ってきちゃったり?

それらのどこかの物語から取ってくればいいんじゃない?

ほら、印象に残ったのはそこだけだから、問題ないよね。
だって、他の部分、載ってないんだもの。

この方法だと、さらに楽だよね。
登場人物の心情が、模範解答にある…!

そうでなくたって、登場人物の心情を答えよ系なら、選択肢だってイケるよね。
で、上手いこと繋げれば、「どうして私はそう感じたのか」みたいな感じで、解説文も写せるんじゃない?

今年も読書感想文のフォーマットみたいなやつが付いていたから迷わないと思うけど、たしか、
(1)何を読んだか
(2)どこが印象に残ったか
(3)なぜ印象に残ったか
(4)それを受けて今後何かしたいか
とかを書けばいいのかな?

それの(1)~(3)はまぁクリアできるな。
最後は、1文でも書いたら、膨らませてあげるよ。

それはもう、割れそうな風船ぐらいにパンパンに。

ということで、「パンパンに。」までで1254字。
無駄なことを書かせたら定評のある人間が家族にいて良かったね。

えーと、まとめると。
「長男くんの夏休みの宿題残ってた!でも余裕!」かな。

追加分6文字が結局800字になりました。
なんと驚きの膨張率133倍。
我ながら中身のない。ペラッペラだ。