パパと夏期講習の幕開け

2022年7月7日木曜日

国語 算数 社会 特別講習 理科

もらってきていた

今日の夕方、長男くんが塾の支度をしているとき、まーたテキストをどっかになくして探していた。

なんでこう、本科の方がどっかいっちゃうんだろ?
家の復習じゃロクに使ってないのに。

「どこか知らない?」って言われてもパパは知らないよ。
まったく。だらしのない。
いったい誰に似てしまったというのか?
母親の血が濃いのかな。

でも、6時間授業の日ですぐ出発だし、しょうがない、一緒に探してやるか。

こんなん、ばらまかれたテキストを重ねていってだな、片づけながら探せば大体一発で見つかるんだよ。
人生で何十回とこういう探しモノをしてきたスペシャリストなパパにかかれば瞬殺さ。

っておい!
夏期講習のテキストがなんで地層の下から発掘されんだよ!
いつだ、いつもらってきたというんだ!

この、トンチキが!!

そんなわけで『こちら側の住人』として分析開始。

国語:133ページ

第一の率直な感想は、説明文と、論説文って違うのか…?
そういえば、なにかで見たことがある。
説明文は、随筆とか論説文とかのグループ名だっけ?

しかし、明確に説く文と、論を説く文とで違う、のか?
なるほど?論は説かないけど、明確に説く文はあるってことか。それが、随筆、だと?
たしかに随筆には客観的根拠とか反論とかはない気がする。

やっべぇ、一つ賢くなった気がする。

で、説明文が12単元、物語文が4単元、詩歌が4単元で、計20単元。
物語文が薄い、というべきか、詩歌が多い、というべきか。

そういえばまだ過去問で詩歌は見たことがないな。
出る、から取り扱いはするのだろうけど。
出ない学校しか受験しないなら無駄な気もするけど、人生経験的に触れておいて欲しいな。
「こういうときはこう感じるのがマジョリティ」という感覚が不足している彼だから。

文章題以外に、毎回ついている記述と語句っていうのは、一体何をやるんだ?
と思ってみれば、コレは、すごい。

くどい表現や曖昧な表現の修正をしたり、比喩を使ってみたりと、書き言葉での解答を叩き込むわけか。
わりとわけのわからない文章を書く長男くんにはうってつけだな。

他にも、同義語や対義語、外来語など語彙の増強の他、言葉のパズルといった語彙の活用方法についても取り上げている。
それなりに意味の通じない言葉をしゃべる長男くんにはぴったりだな。

そして、漢字は春と同じ形式で、最後にまとまっているタイプ。
これまでは書きでの練習だけだったけど、今回は読みからの出題にもチャレンジするのか。
とりあえず17日から始まる夏期講習モードの勉強に向けて、漢字表は作っておこう。

いやー、楽しみだなー、これは。
文章の確認まではしていないけれど、しっかり消化できれば、けっこう答案が見違えそうだ。

使い方としては、基本的に塾の進度に合わせれば良いけど、記述や語句は2単元か4単元に1回くらいかは見直しをさせて、身につけさせたいな。

理科:142ページ

いつもは国語→算数だけど、気分を変えて理科。
そのまま本をめくっていっただけだけれど。

っていうか、理科で国語より多いの?

範囲は前期でやった範囲、だな。
ステージIIIだけど4年の時の範囲は入らないらしい。

問題はー、お?
ちょっと、面白そう?
特に1分野、一問一答みたいな感じでなく、少しはマジメに問題読まなきゃ解けなそうな感じ。
作業ノートは、知識の定着用だけど。

これは、想定外に難易度けっこう上がっているかな?
2分野の方は、たいしてという感じだけれど。

少なくとも、設定の長い問題というのは貴重だから、余すことなくやってもらおう。

まぁ、基本的には授業の進度通りで、復習で作業ノート→問題、かな。
余裕があれば、ウイニングステップやら予シリやらもやらせよう。

理科は、難しい問題を解くよりもまずは、制限時間をつけて手早く考える、というのの練習がこの夏の課題だ。
5年になってからの全モを見ていると、第一に時間勝負という感じだし。

社会:78ページ

少なっ!
日本の各地方と産業を中心に学んでいって、最後は地図で締め、か。
基本的にメモチェの終盤が主体って感じだな。

軽ーく問題を見たけれど、難易度は前期の栄冠よりは上がっているものの、うーん、やっぱりちょっとまだ入試には足りない気がする。
今の私で、見たら分かるレベルだもの。

これで、地理、一区切りだよね、一応?
6年になったら、また難しくなるのかな?
その時期に難しくなって、間に合うのかな?
算数や理科が大分難しくなるはずなのに。

うーん、夏にやり始めるかはともかく、少なくとも後期の地理の練習は、メモチェ+もう少し難しい問題をやった方がよさそうだ。
できればこの夏からとも思うけど、社会よりは他の教科に力を入れる、というか、入れざるを得ないような感じになりそう。

そんなわけで、基本的には授業の進度に合わせて復習だけ。
もし本当に余裕があれば、問題集はあるというか、理科を買ったときにまとめ買いの方が安かったという理由で付いてきているのがあるから、それでもやるか。
やはりそれも、時間配分メインの練習って感じで。

算数:157ページ

あれ、思ったよりも多くはない?
とりあえず、計算と一行題は、さっそく朝活を入れ替えるとして。

普通の授業では大体前期の復習。
文章題とまとめられている単元はあるけど、これは特殊算の集合のようだ。
難易度は、学び直し3くらいの回もあれば、それより1,2段難しい回もある感じ。

そして、お楽しみの特別問題は、48題?
なんだこの中途半端な数は。
それでそれで、内容はっと、見ていくと。
…あれ?今回、簡単?
20分くらいで一通り見れちゃったぞ?

うーん、図形はちょこっと難しいっていうか、私が慣れていないだけだな。
とはいえ、大体暗算で解けてしまう。
あれれ?いつもと感じが違う…。

これは、どうしよう?
困った。
この難易度だと、演習が足りなそうだ。

とりあえず、ウイニングステップと予シリはやるとして…。
とはいえ、後期のはじめの方でやる比は、なるべく教えたくなかったんだけどな。

案1は、比を教えて、後期の勉強の先取&後期のオプション講座。
案2は、前期オプションの復習+前期本科と栄冠。

それか、国理社に力を入れる夏にする?
いや、その選択肢はありえないっしょ。
全モで安定して7割、いつも45点近く落とす算数に力を入れないというのは、努力の方向を間違えている気がする。

んー、夏期講習が始まるまであと10日か。それまでちょっと宿題だな、これは。

しかし、なんなんだ、この特別問題というのは。
4年の冬期はやたら難しくて、講習テストでメインで出題された。
5年の春期も難しくて、今度は講習テストで出なかった。
そして5年の夏期は問題が簡単?

扱いがよく分からない。

まとめ

国語は十分。記述と語彙、頑張って消化して欲しい。空く日がないように文章も読ませてあげる。

理科はテキストも良さげだと思うんだけど、スピードアップが課題なので、問題演習でそういう練習。

社会もこの夏はだいたいOK。余裕があれば追加するけど、それよりむしろ後期に問題集やっていった方が良さげに思う。

算数は、どうしよ?
とりあえずテキストは頑張ってもらうにしても、これだけじゃおそらく難しくなっていく後期の全モには対応できなさそうだ。
やっぱ、5,6単元くらいある比を教えてしまって、過去のオプション講座を解かせていこうかな。