パパと長男くんの夏期講習

2022年7月25日月曜日

算数 生活

何気に楽しそう

朝から体が溶けるのではという陽気と、脳ミソが溶けるのではというほど勉強漬けな長男くん。

でも、本人はそれなりに楽しんでもいるようだ。

夏期講習マジヤベェ

中受関係でYoutube見たり色々ブラウジングしていたりする中のどこかで「日能研は5年の夏期講習から本気になる」と見た気がする。

4日間見た結果、たしかにそうだ、という感じ。
具体的に何が変わったのか、というと、勉強量だと思う。

去年の夏は標準テキストだったので難易度は比較できないけれど、今回の発展側のテキストは難易度としては妥当かなと思う。

標準側のテキストは、学び直し3と同程度、なんなら少し簡単だった。
問題数としてもそれほど。
2時間はかからないくらいで一日のルーティン・復習が終わっていた。
そこで出来なかった単元を重点的に、前期の栄冠でさらに補強していた感じ。
逆算とか、本科の日程・春期日程の間は壊滅的だったからな…。

一方、今回の発展側のテキストでは、学び直し3より少し?大分?難しめの難易度。
とはいえ、そんなに問題が異様に多いわけじゃないし、そこまで大変でもないかなと判断していた。

そんな中で想定外だったのが、授業でやる量の少なさ。
テキストの半分~2/3くらいはやってくると思っていたのだけど、その想定の半分くらいしかやってこない。

うぉい!本気出すって家庭に任す学習の量でかよ!
4時間も夏期講習やられちゃ、家で同じ時間くらいしか勉強時間が確保できないのに、塾の2~3倍進めろってかい。

復習講座なのに、問題解説がこのペースってどんななのかな?
まぁ、その分、改めての説明だとか考え方の解説だとかが丁寧なのだと思いたい。

一応、案内されているタスクは、まず授業で扱った問題、余裕があればその他の問題、さらに余裕があれば前期のテキストってことだったから、最低限だけやるならもう少し減らせる。
でも、せっかくもらった問題なんだから、せめてテキストの問題は解きたいよねぇ。

そんなわけで、帰って一休みとご飯休憩をはさんで21時頃まで勉強している長男くんということになっている。

少しは早めに終わるように調整したけれど、今日は先生から習った古代エジプトでの割り算とやらが面白かったらしく、「もうよせばいいのに」というほど復習していた。
見てみると、たしかに面白かったのだけれど。

わが身を振り返ると

中受はしていないので自分の高校受験のときと比較すると、受験学年の夏ですら1日4時間半程度の塾、復習は2時間もかからなかったくらいだと思う。

与えられた問題は、それくらいの時間で全部終わらせていたんじゃなかったかな。
逆に言えば、その程度で終わるくらいの勉強量だった。
そんなわけで、長男くん頑張っているなぁと素直に感心する。

これだけ勉強していれば、一日一日出来るようになる実感も自分の中であるのではないだろうか。
今のところはそんなに嫌がらずに進めている。

計算問題も、夏期講習での問題にも順応してきたようで、今日は間違えがなかった。
実に結構だ。

しかし、こうして頑張られると、少しわが身を振り返ってしまう。
息子にここまで勉強させている?というか、息子がここまで勉強している中、私はこれでいいのか、と。

もう少しこう、自己啓発なり、キャリアアップを考えた活動なりをした方がいいのでは、と。

ただ、結論としては、ま、いいや、という感じ。

仕事か家庭か

仕事か家庭かという二元論で語るべきではないかもしれないけど、私はフルパワーで仕事をしてしまうと生活での気持ちに余裕がなくなってしまうから両立は難しい。

一時期は仕事方面での野心めいたものもあった。
時代の潮流に乗って、結構ご立派なお給金のもらえる仕事に就いたこともあったのだけれど、結局精神的にもたずに二年と経たず辞めてしまった。

技術的に裏付けの取れているような事柄の結論を下すのはいいのだけれど、そうでないような場面で、他人も巻き込むような判断をする、というのが向いていないようだ。
そういう行動に、生活面に影響が出るほどものすごくストレスを覚えてしまう。
だから、最悪自分で頑張ればどうにかなる規模の現場リーダーまでは出来ても、その上の経営的な判断を下す役職にはなりたいと思えない。

現場のリーダーとしても三流だろうな。
どうやら私は、根本的に仕事が好きではないらしい。
はっきり言って仕事への熱意なんてこれっぽっちもない。

生活の糧のために出来る仕事をやっているというだけで、自分と家族が不自由なく生きていけるだけの金と精神的な安定がもし別に与えられるというなら、明日からでも仕事を辞めるだろう。
わざわざ見せるほどの趣味はないけれど、根っこのところでそう思っている人間に私ならついていきたいとは思えない。

例えばあと1.5倍時間をかけて頑張れば達成できるストレッチゴールがあったとしても、それでも私は1.5倍の期間をかけることにして、毎日定時にあがり長男くん・二男くんの勉強を見たり、妻と過ごしたりする方を選ぶだろうな。

今より100万200万給料が増えたとして、幸福感が劇的に変わるわけではないだろうし。
それで会社が潰れてしまったとして、また別の会社に行けばいいだけだと思っている。
退職金は期待できないからせいぜい老後が怖い、というくらいだ。

ま、結局、何が幸せかなんて自分が決めることだよね。
私はプライベートが9割、ビジネスが1割くらいだ。
失敗したり遅れていたりしたら焦るからイヤだけど、成功したところで「どうせ」って感じで、特に心が動くことがないから。
新卒で入ってそれなりに頑張っていた会社が、粉飾決算やって風前の灯に、というのが効いているのかもしれない。

というわけなので、仕事方面のスキルを積極的に伸ばすという方向は全然考えられない。
であれば、ということで結局は今ご執心の中受関係の活動、ということになる。

とりま、この休みの期間で、社会の歴史をメモチェで全部やってみた。
全部で3時間くらいだったかな。
はっきり言って半分も知らなかった。

さすがに平日にそこまで時間はかけられないけど、今の長男くんがやっているくらいの時間をかけたら1日3周できるわけだ。
3日で9周か。
地理を入れても1週間社会漬けにすれば完成にまで持っていけるかな?
それだけやれば、さすがにメモチェの範囲は極められるんじゃない?

仕事での調査に比べて、内容としては既に整理されている上に小学生向けだから簡単に理解できるけど、知らなかったことを知るというのは何歳になっても何が対象でも楽しいから、これはこれでいいのかな?