全国統一小学生テスト
来週末に日能研の外部生向けテストがある。
それに二男くんで申し込んでみた。
さーてどうなるかなー、と頭の片隅で考えながらネットサーフィンしていると、今週末にも「全国統一小学生テスト(全統小)」なるものが開催されるらしい。
四谷大塚系のテストか、ちょうどいい。
そんなわけで、二男くんの中受デビューは一週間早まりましたとさ。
テストの目標
ずばり、二男くんがテストに慣れること。
学校では受けているけど、この手のテストは初めて。
最終的に目指すところは、4年生から日能研に入塾してスムーズにテスト生活に慣れていけること。
あとは淡い望み。
7/10に開催される、「未来をつくる学びテスト」というものでスカラが取れるとうれしいな、なんて。
まぁ、成績面は期待しないにしても、これから自分がやっていくテストがどんなものかを本人が知っておくことが目的。
今回は、それだけ。
小学生には、数十分の試験に取り組むこともはじめは難しいだろうし。
その練習として、来週末の日能研のテスト。
さらに練習の練習として、今週末の全統小。
そんな感じ。
長男くんからの指南
さて、初めての試験に臨む弟に対して、長男くんから何かアドバイスはないですか?
夕ご飯のときに、そんな風に振ってみた。
「あー、そうねー。まずは、時間配分だねー」
ほう。
「分かる?時間配分、どの問題にどれくらいの時間を掛けるか、考えてやるんだよ。難しい問題に時間かけ過ぎちゃうと、点が低くなっちゃうでしょ」
だなー。
まぁ、一度もテストを受けたこともない二男くんが、問題形式も分からないテストに対して時間配分を考えるのは不可能だろうけどな。
「他にはね、問題文をしっかり○をつけながら読むわけ。何を答えるのかとか誤解したら、せっかく計算が合っていても間違えちゃうでしょ?解くときにも、条件があるかもしれないし」
うんうん、違いねぇな。
今日の夕方、獲得点数を計算する問題で、はじめから持ち点10点ある前提なのを読み飛ばして計算合わないーって言ってたやつ、いたな。
「でね、算数は計算したら絶対にすぐ見直すの。式を書いても、計算1行進めても、答えが出ても、すぐ見直すの。そうすると、間違えないよ」
…まぁ、その点、お前はたしかに間違えが少ないな。
難しい問題も出るだろうから、正解できる問題を確実に正解する、というのはとても大事なことだぞ。
「あとね、国語の文章も丸付けながら読むの。登場人物が出てくるような、物語文は、気持ちが読み取れるような言葉に丸付けてくわけ。そうしないと、どんな気持ちになっているか分からなくなっちゃうからね」
そうだね。教えたことが身についているようでうれしいよ。
この前のテストで出来たのかどうかはともかく。
「それでねそれでね」
まだあるのか。
「もういいよー」
うんざり気味な二男くん。
「なんでよ。もう終わりだと思ったの?決めつけないでよ」
はいはい。
「説明文はね、接続詞に丸付けながら読むんだよ。そうしないとー…」
そうしないと?
「んーと、なんだろ?」
パパが怒ります、じゃねぇの?
お説教が始まる事で解き直しが長引いて、ゲームする時間が減ります、とか。
まぁ、次に来る文の意味を予想しながら読みます、だな。
論理展開をしっかり掴めていれば、文が速く読めるから。
で、マーキングするのはそれだけか?
「え、他にも?」
指示語を忘れている。
指示語が正しく読めないと?
「え、えーと?」
パパが怒ってゲームする時間が減ります、だな。
指示語は問題になることも多いし、問題になっていなくても途中途中で整理して読むんだよ。
もしそこを誤解して読んじゃうと、文章の意味がわからなくなっていっちゃうからね。
まぁ、効果ははっきり自覚しなくてもいいけどな。
指示語を見たら何を指しているのか確認する癖さえついていれば。
マーキング見ていると、最近お前できていないときあるぞ。
説明文では、そうやって指示語を追うというのは中受だけじゃなくて…。
「すいませんでしたー!はい、終わり。」
はい。
とりあえず色々アドバイスをくれてありがとう。
二男くん、まぁ、今長男くんが言っていたみたいに、段々と色々気にしながら解くわけだけど、キミは今回のテストが初めてなわけだから、まずはテスト中にずっと座って問題を解く、という経験をしておいで。
「わかった」
「え、それだけ?」
お前だって、できてなかったじゃねぇか。
国語で、5,6行書ける自由記述欄を5文字で終わらして、2個目の文章題はもうぶん投げて机に突っ伏しただろ。
「そういえばそうだったね。じゃあ、弟よ、試験に慣れといで」
変わり身が小学生にしては速いのは、お前の長所の一つだな…。
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