算数と国語の勉強方法
本人も気になった応用への対策方法。
んー、私的に答えはあるけれど、それは私自身の特性も利用したものだしなぁ。
一応、別の対策も用意した上で、選ばせてみた。
とりあえず理社
まずは授業の復習。
てきとーにやっといて。
…おっと、それじゃ理科はダメだったんだ。
えっと、今回の単元は物理、振り子と、物体の平面移動?
と思ったけど、結局は「周期」っていう言葉を覚えるのと、あとは表の読み取りくらい。
全モの対策になっていいな。
表の読み取りは1/2乗に比例というので少し手間取ったというか、そういう比例を知らなかったみたいだけど、自分で気づけて解けていたようだ。
こんな表、1つ目の変数が2倍、3倍、4倍になったときにもう片方がどうなるかってだけだからなぁ。
物理?って感じ。
さすがに運動方程式から理解しましょうねとはならないらしい。
エネルギーもロクに出てこないし。
つまんね。
溶解度と合わせてグラフと表の読み取りって単元かな。
で、あとは社会だけど、こちらはお任せ。
今回は工業の分類かな。
パルプってなに?とか聞かれたから、グーグル先生に聞いてあげたくらい。
和紙の原材料である、「こうぞ」と「みつまた」も覚えていた。
なまじ言葉を知っている分だけ、私はどうしても、「こうじ」や「ふたまた」と混ざってしまう。
後者は、より人でなしの方、って覚えられたんだけど、前者が「こうじじゃないやつ」ってレベルで怪しい。
せっかくなのでこちらもグーグル先生に画像を見せてもらったら、赤い実のなる植物でイマイチ和紙っぽくなかった。
改名してくれないかな。「ワシノゲンザイリョウ」とかに。
それで何人かの受験生は救われると思う。
国語の読解
そして国語。
今回の学び直しの3は、長い記述がないせいか、例ばっかりで読みやすいせいか、10分くらいで解けていた。
けど、間違えている。
問題文はしっかり読まないとダメだぞー。
ヒントがいっぱいなんだから。
ということで、問題文と文章から解答範囲を絞り込んで、答えていくやり方を再確認。
さらに今回は追加。
出題者が、なぜ、この問題を出しているか、を考えたことがあるかな?
「シュツダイシャが、ナゼ…?」
と片言になる長男くん。
可愛いな。
当然、思いつきで出題しているじゃないんだよ。
オトナの世界、そんな簡単にいかない。
「なぜこの問題にしているか」という点は、複数人で相談しているはずだ。
だから、出題の意図や設問の文言、誤りの選択肢まで、明確に答えられないと、怒られちゃうわけ。
当たり前だけど、この文章で重要な点を設問にしてくる。
設問では、そこに気づけるように、ヒントも出してくる。
だから、それを正しく受信できれば、誤解せずに読めるってわけ。
ちょうど、逆転裁判で、証人のちょっとした一言に違和感を持つようにプレイする感じ。
っていうのを考えながら解く、っていうのを、だまされたと思って10問くらいやってごらん。
間違っていてもいいから10問くらいやっていくと、段々、「ここら辺が問題になるんじゃないの?」というのが想像がつくようになってくる。
あと、さらに、意味段落や場面変更のときに、そこまでをまとめて、フローチャートっぽく考えてみる。
そうすると、頭の中で整理がしやすい。
算数と一緒で、結局図の方が概要は分かりやすいからな。
要は、ドラクエ11のロード時みたいに、短いあらすじを考えるような感じだな。
そんな感じに、残るスピードアップは、いかに誤解をなくして、読み直しを減らすか、だと思うよ。
パパはそれに加えて速読もできるけど、まぁ、そこまでやらなくても中受の範囲は解けると思うし。
そして算数
で、その勉強の仕方は算数でも応用できるのだけれど。
ここはちょっと難しい。
算数でそういう勉強方法は、著しく時間がかかるし、小学生には難しいかも。
もしくは、余りそういうことを考えずに、ひたすら問題を解きまくるか、なのだろうけど。
そんなことで問題集の候補としてウイニングステップというのを仕入れてみた。
オプションとこれと予シリを併用すれば、さすがに演習量は足りるのでは。
で、どっちがいい?
1個を深ーく考えるか、浴びるように問題を解くか。
ちなみにパパは前者派だ。
そういう予備校だったのでな。
後者は、初見の問題しか出ないであろう学校の算数は解けない気はする。
「んー、問題少ない方がいいから、深い方で」
オッケー。
最終的には、自分で出来るようにというところを目指すけど、サポートはしてやるから、やってみ?
で、事前にチョイスしていたオプションの割合が多めの回の簡単な方で実践。
「え、こんな簡単な問題を解くの?」
解かなくていいけど、多分、今のお前じゃ満足には答えられないと思うぞ。
第一問、六角柱の辺の数は?
「えーとまず、こう数えていって」
なんで?なんでそう数えるの?
「え、だって、六角柱だし…」
六角柱だと、なんでそう数えるの?
「え、だってこう数えれば答え出るし」
なんで答えが出るって分かるの?その数え方が一番いいの?
「…」
な?ウゼェだろ?
こうやって、明確な論理で説明できるまで、突き詰めるんだよ。
コンサルじゃ 5 Whyとかとも言われるな。
パパ的に、解法はこうだ。
まず、問題文で問われているから数だから、辺の数を数える。
算数で数を数えるときに注意するのは数え間違いだ。
だから、分類した上で数える。
この場合、全てのパーツが入っていて漏れてさえいなければ分類方法は深く考えなくていい。
この問題では、上面、側面、底面に分類して数えて、答え。
そういう風に、切っ掛けが全部問題文からしか判断しないようにするから、初見の問題だろうと問題文を読んで考えると、解けるようになる。
パパはそう思っているよ。
で、今日やりたかった2問目。
ある学校の生徒の80%が乗り物に乗って登校しています。
乗り物に乗って登校する生徒の30%はバス通学で60人います。
(1) 乗り物に乗って登校する生徒は何人ですか?
(2) 全生徒は何人ですか?
「えーと、30%が60人だからー」
なんで30%のところから考えるの?何を出したいの?
「えーと、…だって、それで計算できるじゃん…」
もう何言われるか分かっていそうだけど。
なんでそれで計算ができるって分かるの?他の計算方法はないの?
な?コレに答えられるようにするのが、パパは応用問題に一番効果があると思うよ。
コレに答えられれば、難しい問題でも問題文から初手が思いつける、というか、当たり前に誘導に乗れるからな。
それが、パターンを覚えて勉強していたパパが、高校3年の夏に数学で破綻を来して、考えた勉強方法。
パパの受験した大学は、一見してどう考えればいい問題かが分からない問題しか出なかったのでな。
こちらはちょっと完璧に説明するのは難しいけど、こんな感じ。
まず問題で乗り物を使っている人数が問われているから、どちらかの割合を使う方針。
割合の問題であることは、問題文の条件に%があるから判断できる。
で、求めるものを□としたときに、未知数の数から、立式できるのは後ろの方の条件。
小学生的には、ヒントが多い方の条件って考えて、試してみるでいいだろう。
ということで、これは、始めの方の条件でもう1つヒントがあれば、そちらを使うわけ。
それは問題による。
だから、割合の問題では、「分母が何か」という整理が必要なの。
それを整理しておかないと、何を出しているか分からなくなってしまう。
そして、国語と一緒で、この出題意図はまさしくその点。
分母が変わる2つの割合を出して、正しく整理できますか?というのを出題している。
それが分かると、「あぁ、そこを聞きたいんだろうから間違えないようにしなきゃね」って思えるわけ。
こうやって勉強するのはめんどいかもしれないけど、実は簡単な問題ではそこまで大変じゃないんだよ。
だって、続く割合の問題は全部、今のと同じ論理だからな。
結局、同じパターンの問題は同じ論理になるから。
X割増し、X割引きとかいう用語もセットになっていたりするけど。
で、「解けるけど難しい問題」で今みたいに理屈づけられると凄く気持ちいいし、それを20問くらいやるだけで問題文の見方が大分変ってくると思うぞ、多分。
さらに、ちなみに言うと、パパは発想力はさほどない代わりに、記憶力が異常にいいからな。
浪人したときの1年は全科目でそういう風に理屈づけを試して、最終的にどういう理屈づけのパターンがあったかをあらかた覚えたんだ。
キミも記憶力は良い方だと思うし、この勉強の仕方は、勉強するときには発想力をあまり使わないから、やろうと思えばできるはずだ。
1問1問に、時間はかかるけどな。
それに、問題文をしっかり読むクセから付けないと、多分効果ないし。
まぁ、とりあえず、正答率20~40%くらいの問題を対象に、試してみようか。
それで効果がなさそうだったら、また別の方法を考えてみよう。
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