息子達と実験

2022年6月16日木曜日

理科

理科の実験

日能研で習う理科は率直に言って中学レベル。
日能研、というか、中受のが、かな。

そこで疑問に思っているのが、実験。
いくつかの科目は、実験しないときつくないか?

分かる・分からないはともかく、つまんなくね?

小学校の実験

小学校では、ガスバーナーだかアルコールランプだかでマッチを擦ったことはあるらしいけど、多分状態変化の方だろう。

生物は、生き物を飼ったりは学校でしているようだけど、発芽等の実験は時間がかかるからやっていないだろうな。

地学は、まぁ資料集もあるし、外に出れば見れる。

特に問題なのは、1分野、物理と化学。

物理だと、力学はともかく、電気、光あたりは、実験しないとイメージすらつかないのではないだろうか。
息子達はミニ四駆にもハマらなかったから、モーターの仕組みはもとより、電池交換すらしたことないだろうしなー。

そして一番深刻だと思うのが、化学。
目の前でポコポコ気体が出て来たり、色が変わったりするのを見るのは楽しいだろうけど、「気体が発生します」「赤色になります」とか習ったって、面白そうな点が見つからねぇ…。

私は基本、小中での理科は学校で習っていた人間なので、習う前後で実験もやったんだよね。
その経験から思うと、ちょっとどうにかしてあげたい。

実験体験

適当に実験設備を借りれるようなところってないのかな。
使えさえすれば、私が見せてあげられるのだけれど。

ということで、レンタル実験室とかで検索してみたところ、想像以上に本職向けのものしかヒットせず、慌てて検索ワードを変えた。

ちょっとした体験ができればいいんだよね、とググると、ベネッセのサイエンス教室といったものがある。
なるほど、こういう習い事系もあるのか。

しかし、今求めているのは、ちょっと行ってちょっとできる程度のものなんだよね。

うーん、家でやるか?
常温で起こるような反応なら、なんとか…。

実験キット

じゃあ実験キットでもいいや。
なんか出してよ、Amazoえもん~。

と検索すると、「本格実験 シリーズ マイラボフルセット「理科実験器具」」というのがヒットした。

けど、お高い…。
14,000円出すほど、ガチじゃない。

もうちょっとお値段がライトな感じで、と探していくと、水溶液の性質というものがあった。

送料込みで1,700円。
まぁ、こんなもんっしょ。

だが、レビューを見てみると、これには塩酸や水酸化ナトリウムが入っていないらしい。
さて、どうするか…。

などと考えるまでもない。
強酸・強アルカリは家庭用洗剤に含まれているはず。

だよね?とエビデンスを探すと橋本氏(北区立王子小)の論文が見つかった。
…「金属片 洗剤 気泡」で検索してトップで出るってすげぇな…。

実験キットがギリ土曜に届くらしいので、洗剤を買っておけば土曜の夜には出来るかな?
と思ったけど、別に金属を溶かす実験は今回の範囲じゃないか。
家にある洗剤にリトマス紙つけるくらいでもいいか。

そういえば酸性・アルカリ性ってやったけど、中和はやってなかったな。
まぁ、中和くらいなら、先にやってしまってもいいんだけど。
メドローアだよね。

実験結果的には、リトマス紙の色が変わらなくなりましたって感じになればいいのか。
他に出来そうなのは、電気が通るかどうかでもやればいいのかな?

あ、石灰石はあるらしいから、塩酸に入れてみれば、二酸化炭素が出る実験は出来るな。
んー、置換までは厳しいから、試験管の口にチャッカマンでもかざしておけば、火が消えるかな?
マッチならイケるだろうけど、ウチ、マッチないしなぁ…。

まぁ、そんな感じに、無色透明で見た目同じ水溶液を、どうやって特定したらいいのかっていう問題の雰囲気が分かればいいか。