長男くんと見直し特訓その5

2022年5月27日金曜日

算数 復習 勉強方法

思い出したような見直し特訓

もうテクニックというか、やるべきことは伝えた。
なにをするにせよ、直後にもう一回確認。

今日は、算数の復習を見ていて思ったことで、一個シミュレーション。

動く図形

随分難しいな。
軌跡、という意味での関数化は出てこないけど、動かし方だけなら高校にも通じそうだ。

まぁ、その点は、まずはパターン的に覚えてって感じかな。
そんなに生易しい感じもしないけど。
とはいえ、栄冠と本科で共通している問題もそれなりにあるみたいだし。

理解の部分よりも想像に難くないのは、間違えやすそうな問題であること。
今日の問題、大体間違えていたんじゃないかな。
分からないわけではないから、本人あまり深刻に捉えず見直していたけど。

んー、間違えた、にしては気楽だな。
ちょっと1つ小話を。

一問の重み

今日、けっこう間違えていたみたいだけど、どうだ?分かったか?

「うん、そんなに難しくない」

それは、結構なことだ。
でも、間違えてはいたな?

「うん、半分くらいは合ってなかったけど見直したら合った」

どこで、間違えたか確認したか?

「うん、大体、初めの式が間違ってた」

だろうな。

この単元は、これまでの図形から1個増えて、そもそも求めるものの形がよく分からん、っていうのが特徴だ。
だから、逆に言えば、難しくなったのはそこだけだ。
あとは面積を求めるのは、この前と同じ。

求める図形を考える → 長さなり面積なりの出し方を考えて式を立てる → 計算する なわけ。

「なるほど。間違えたのは一個目のところだけかな」

計算でミスをしなかった、というのは良いことだな。
求める図形が複雑なことが多いから、計算も複雑にはなるはずだけど。

「そこは多分1回も間違えなかった」

間違え方を覚えているのはいいことだ。
家でも、計算を見直しているのは隣にいて感じるから、そこも良くできてる。

算数はどんなに解き方を理解していようが、答えが間違っていたら0点だからな。
解き方も聞いてくる学校もあるみたいだけど、それでも配点は答えの方が大きいみたいだ。

見直しの重要さは分かっているか?

って正直分かってねぇだろうなぁ。
無理もないけど。

テストなり面接なりで落ちた、ていう経験したことないものなぁ。
水泳とか英会話とかで少しだけやったにしても、失敗したっていいようなものだったし。

そういうのと「落とせない」試験はもうレベルが違うぞ。
恐怖と緊張で頭真っ白になるし。
いつも出来ていたはずのことが出来なくなるのが分かるくらいの感覚だ。

…ぽかーんとしているな。
まぁ、そうだろう。
では、キミにも分かるように例えてやろう。

例えるなら

まずは信長の野望とかだな。
戦に負けたら即座に滅亡、とかだ。

んー、しかし、あまりピンと来ないか?
実際、そういう大名もいるしな。

次。
例えば、マリオで常に1機しかない感じ。
コンティニューなし。
その状態で気楽にBダッシュとか出来ないだろ?

次。
逆転裁判で一個でも間違えたら即終了。
ロード不可でゲームオーバー。
…んー、そこまで行くと、震えるというか、つまんなそうだな。

あー、ゼルダのBoWとかもかな。
剣の試練の序位、ただでさえ最後の方は震えるだろ?
普段はできる不意打ちとかヘッドショットとかが、上手く狙えなくなる。
あんな感覚だ。

「あー、それはちょっと分かる」

他には、テストで、そうだな。
明日の算数のテスト、大体今までのボーダーは110点くらいだろ?
それで、110点取れなかったらボーナスがゼロって感じだな。
なんなら、今までのボーナスも全部チャラ。

そういう状況で、見直ししないと思うか?
必死でするだろ?
でも、うまく頭が働かないわけだ。

そんなときでも、ごく当たり前の動作として見直しをしないといけないわけ。
そうだな、これから、「この問題を間違えたら、また一から今日の問題全部解き直し」とでも思って見直しを心掛けてみたらどうだろう。

「それは、嫌だね」

本当に緊張するテストっていうのはそれくらい見直しをするものだぞ。
逆に言うと、その中で、見直しまでして「確実に点が取れた」っていう感触を取れるほど、緊張っていうのは取れていくもんだ。

剣の試練の極位で、ライネルを消せたら結構安心するだろ?
ボコブリン隊を始末できたら、もう大体完了、って思うだろ?

一方で初手で焚火が上手く焚けなかったりすると、とたんに焦るわけだ。
そんな感じ。

まぁ、というわけで明日頑張っておいで。

明日の課題

そんなわけで明日のテストの課題。

・国語: 文章題で空欄出さない。
・算数: 大問の5、6の完答。特に5。
・社会: 問題読み間違えない。
・理科: 時間配分をミスらない。

…理社のやる気のなさ…。

理社は明日の朝に軽く確認するとして、準備は終わりかな。