長男くんと円周率

2022年4月23日土曜日

算数 勉強方法

3.14の段?

来週?今週?ともかく次回から、算数で円が登場。


となると、とりあえず意味不明なのは、アイツ。
無駄に小数第二位、有効数字3桁もありやがる、円周率。

再会

思えば小学生の頃から謎だった。
なに、これ?

「円周率は3.14とする。」
いや、そういわれても。

まぁ子ども心に大人しく従っていたけど、めんどくささは否めない。
なんていったって、面積の場合は相方が大抵2桁はいくからね。
平方数で。

半径の方も2桁の場合は、もう発狂モノですわ。

それが、中学校に行ったら、π。
…なんで小学校のときは計算していたの?

劇的に楽にはなったものの、そんな疑問ももたげる。
でも、まぁ、関わることはもうないしなぁ。

高校に行くと、アボガドロ数とか出てきて、有効数字の概念を聞いた。
あれ、小学生の時分に、有効数字3桁まで頑張る必要あったの?

半径5cmの5は、厳密に5.00だったわけ?

すでに時は過ぎたものの、そんな憤りも噴き出す。
でも、まぁ、関わることはもうないしなぁ。

大学生くらいのときに、「円周率3へ」みたいなニュースを軽く聞いたけど、私は賛成派だった。

なんだか「円が正6角形と同じになっちゃう!」みたいな反論も聞いたけど、ほとんどの小学生は多分、そんなの気にしていないから。
正n角形のn→∞が円、とかそんな習い方しねーから。

そう反論していた人は、πを使わないで生きているのかな?
単純に疑問だった。

計算で3.14を使いまくる小学生よりも、3.14を使う人ってそんなにいるのかな?
正六角形の面積、出したことって、私あったかな?
なんか問題あるのかな?

私は工学系で、πを数字として捉えるのなんて、せいぜいオーダーエスティメーションの暗算時やプログラミング計算くらいにしか使わなかった。

オーダー見るときは3としか置いていなかったけど、円周率で、厳密に3.14を暗算で使う学問ってあるの?

プログラミングで使うときは3.14なんて桁じゃ物足りないから、とりあえず10桁くらい定義しておくと思うけど…。

未だにあの議論は、よくわからなかったなー。
でも、まぁ、関わることはもうないしなぁ。

そう思っていたけれど。

中受で使う

なんだか気が付いたら円周率はまた3.14を使うことになっているらしい。
もう、中学式にπでいいじゃん。どうせ□だって使ってんだしさ。

中学入った後の授業で、3.14って使うんスか?
そんな、円周率の計算が漏れなくできるかどうかなんて、どうでもよくない?
なんとなくの大きさは知っておく必要があるのは認めるけど。

とまぁ、いざ息子達が関わると思うと、計算ミスのリスクを減らしてあげたくなってしまうのだけれど、個人が声を上げても仕方ない。
どっかの御三家とかがπを使いだしたら、そっちに習えにならないかなーと妄想しても、時間の無駄だし。

で、この計算はよく出るので、どうやら暗記するらしい。
マジでか。

まぁ、相手が1ケタなら暗算で出来るだろうけどなぁ。

っていうことで、長男くんには今日、動画を見せて覚えてもらった。
8πが25.12?
9πが28.26?
12πが37.68?
15πが47.1?
16πが50.24?
32πが100.48?
64πが200.96?
だっけ?

そのときは、二男くんの勉強見ていたから、細かく聞いてないけど。
7がなかったけど、確かに半径3.5cmみたいなケースは少ないのかな?

私は上記の通り、分かりやすいところだけ、うろ覚え。
でも、子どもは覚えるのが早い。
全部ではないけど、それなりに覚えていたみたい。

うん、それで十分。
「これは覚えてしまった方が良さそうだ」という意識があれば、改めて何度か出てきたときに覚えられるだろう。
来週の授業、栄冠を経て、なお印象に残らないようなヤツは、普通に筆算したっていいのだろうし。

「なんで暗記が必要なのか?」ってところで、「円の直径やら面積やらの計算で、こんなんになるからだよ」ってところの説明もしてみたけど、案外すんなり受け入れられていそうだ。
もう少し、「なんなんだ円周率って!?」ってなるかと思ったけど、良かった。

しかし、これやっかいだ。
4π+9πとかって、私的には普通に13πにして掛け算の筆算なんだけど、暗記が完璧なら4πと9πをそれぞれ計算した後に、足し算の筆算の方が多分速い。

3.14の段って言っても、7以外の一桁、偶数で10~20、64くらいまでの平方数でしか覚えないみたいだし。

で、私は多分何も覚えないだろうから、おそらく普通にπとして扱って最後に数字に直す計算だろう。
もう少し修行を積んだ長男くんと、どちらが計算が速くなるか、少し楽しみ。