長男くん小5 全モ3 問題分析

2022年4月10日日曜日

全国公開模試 日能研

小5全モ第3回 問題分析

国語の記述と算数の終盤に力を入れまくって臨んだ全モ。

さてさて、問題はどんなんだったかな?

国語:難

今回は、漢字、文法が簡単め。

そんなに珍しい漢字も出ていないし、文法は接続詞の穴埋めと、最近ずっとやっている文図。

残念ながらポロポロこぼしていた。
まだこういう形式の問題、難しいのかな。

でも、そこまでテコ入れはいらないだろ。
文図は記述でも意識していれば練習になるし、接続詞はよく問題で聞かれるから、このまま読解問題を解いていれば練習になりそう。

文章題、今回は物語文が難しかった。
内容ははっきり言ってそんなでもないかもしれないけど、登場人物にアニマルと人間が入り乱れている上、半分アニマル側に踏み込んでいる名前の人間もいたり。

長男くんが「こんがらがった」というように、一読して頭に入ってきにくい文章だった。
で、設問になった箇所も難しい。
というか、話の流れが追えないと、ヒントになる箇所が少なくて多分答えられない。

反面、説明文は普通め。
ちょっと理科的な内容とはいえ、特に難しい内容もない。

うーん、これで時間が足りなくなるのは、物語文の経験と、問題の解き方だな。
前者はまだどうしようもないけど、後者は対策させるかー?

個人的に、説明文というのはジャンルがなんであれ難易度がどうであれ、取り組む時間は安定する。
全然分からないときには諦めがつくし。

一方で物語文は、こういう、主人公が能動的に動かない場合とか、自分が読みにくい文章、意味がすぐに入ってこない文章というのはある。
それでも正解は出せるように問題は作ってあるにせよ、時間はいつもよりかかる。

だから、時間配分を安定させるなら、説明文からやるようにすればいいんだよね。

日能研に入って一番初めのテストで、「先生に言われた通り最後の大問の漢字から始めてみたら、大問1の場所が分からなくなって50点失点」とか素敵なことをしでかした長男くんだから躊躇していたんだけど。

今回見たかった記述については、物語文の方はピーキーでよく分からない。
1問は簡単すぎ、1問は話の流れが追えていないと難しすぎ。

でも、説明文の方はよく書けていたと思う。
設問にヒントがありすぎる気もしたけど、しっかり書けていた。
記述は順調かな?

ただ、記述が出来たとしても時間はかかるから、選択肢と抜き出しからやる、というのは忘れてしまったみたい。

まぁ、今回は、物語文で時間使いすぎたみたいだから、しょうがないかな。
国語は、必ず時間で打ち切ってもう片方の文章を全部取り組まないといけないんだよー。
今回でしっかり学ぼうねー。

算数:易

今回、簡単だなー。
全体的に一段難易度が低い。

大問1では、面積の単位換算と足し算が出た。
多分、初登場?
長男くん、小学校でやってたときも面積の単位換算がマスターできなかったのもあって、間違えた。
大問1で落とすのは珍しい。

大問2は、いつも通りな一行問題。
これも最後落としたけど、コイツ、最小公倍数の出し方を忘れている…?
タスキ算(って言ったっけ?)は、しっかり書けよ?
まぁ正直、私も書かないで計算すること多いけど。

大問3~5は普通程度の難易度。
うーん、5はもう少し難しいのを期待していたんだけど。
ここを解き切るのを目標にしていたけど、今回の難易度じゃあちょっと違うかなぁ。

大問6はなぜか図形。
ここまででやってきた分数とかから出せばいいのに。

周りの長さだけど、いつもとはちょっと違う感じの解法。
同じところを探していく感じで周りの長さの差だけ考える。
これじゃあ、まだできないかな。
オプションも含めて、こういう解法はこれまで見たことがないと思う。

大問7は、極端に考える鶴亀算。
(1)が難しくて、(2)は(1)を使って計算すれば終わり。
誘導問題の形式じゃないんかい!
長男くんは、(1)で極端に考えることは出来たものの、問題文の内容とは違う条件で考えてしまって撃沈。

うーん、ちょっと、求めていたテストとは形式が全体的に違うなぁ。
算数のオプションで効果があるかどうか見たかったんだけど。
次回に持ち越しかな。

社会:易

解答用紙を見た感じ、「都道府県聞かれ過ぎじゃない?」という感じだったけど、聞かれ方も単純。
各地方で人口見ながらの穴埋めか。
これで、24点…?

他も総じて簡単め。

応用もオリパラというとっつきやすいテーマだし、でも、それって地理?って感じだし、あんまりしっかり見ていない。

今回、国語と理科が難しそうだから、サービス回にしたのかな?

理科:難

大問1はともかく、大問2あたりから、いつもよりは少し難しい。

というか、実験等のまとめ方がわかりにくい。
ページを挟むのもあるからかな。
大問が進むにつれて徐々に難易度が上がっていって、大問4の最後らへんは暗算じゃキツかった。

逆に言えば、問題文中の情報を集めて一か所にまとめてあげさえすれば、まだ私には瞬殺レベル。
学び直し3と同じくらいかな?
もうちょい簡単かな?

ということで、そろそろ理科の方も、そういう解き方を教えていかないといけないかもしれない。

式ではないけど、頭の中だけで2段階考えるのが難しいんだから、問題の図なり表なり選択肢なりに、情報を付け加えたりまとめたりして、1段階だけ考えればいいようにすれば、だいぶ楽になるんだよね。

例えば選択肢に「メダカ」とかあるときにそのままにしないで、隣に「魚類」の「魚」って書いておけばいい。
「メダカは魚類でー、魚類は一生エラ呼吸だからー」とか2段階で頭だけで考えるのは諦めて。

そして、それが長男くんのまだ苦手な範囲。
一問一答なら答えられるし、それなりに難しい問題も解釈はできる。
今回のテストでも大体考え方は合っていたけど、こういう、質問から答えまでの変換が2回あるときに、どっちか片方で間違えて大概間違えていた。

いくらか練習は必要とはいえ、「知っていることをメモする」というだけだから、そんなに難易度は高くないはず。

比は、今回は一次関数か。
なんか、少し傾向を変えてきたな。
次はばねの伸びでもやるのかな?

何と何が比例関係にあるのかというのを整理できればいつもより簡単なくらいだけど、いつもは表からズバリ比例しているのが分かる反面、今回はそこが少し毛色が違う。
んー、そこがつかめないと全滅の恐れすらあるような、怖い問題だなー。

まとめ

国語が難しい代わりに算数が少し簡単め。
理科が難しい代わりに社会が超簡単め。

そんなわけで平均は、変わらないか、少し下がるくらい?
うーん、なんだか全体的に少しいつもと傾向が違うテストな感じ。

国語の記述はともかく、算数についてはちょっと問題自体が期待と違ったなぁ。

社会を除いた3科目、まだ取れそうなところを落とすような結果で、今回成績はあまりよくなさそう。
ただ、問題を前より一段深く考えて解けているという手ごたえは感じる。

次回のテーマは、「説明文から解く」と「理科と社会は問題文に書き込みをする」、「算数は大問5、6を解き切る」だな。

一週間の勉強時間

今週は28時間。

塾と学校がほとんどなくて、大体1日4時間くらいか。
学校がはじまると、減ってはいくと思うけど。

来週は育テか。
春期講習前にやったこと、すっかり忘れているだろうから、今日一回復習。
算数は、思ったより覚えていたかな?

しかし、変なところで途切れたなぁ…。