記述の考え方
記述問題っぽい題材に段々なってきた国語のオプション。
授業の内容が、自由記述から、設問形式での記述問題になってきた。
で、これ、どう教わってるのよ?
長男くんノート
我が家の家勉では、ノートは使わない。
理由は割と簡単で、なくすし、探す手間が惜しいから。
それに、家勉の内容を見返すこともない。
見返すくらいなら、もう一度解いてしまう方が早い。
なので、はっきり言って長男くんのノートの書き方は微妙。
でも、メモれてはいるようだ。
なんだか空いているスペースに書いているとしか思えないけど。
フツー、問題解いている部分とメモ取る部分は、行を変えないかな?
気持ちの変化
で、今回のお題は物語文。
本科と連動しているのかな。
で、記述の一番最後の問題、どんなことを教えてもらった?と聞くと、ノートを見せてくれた。
出来事から気持ちが変わる、か。
うーん、それはそうなんだけどねー。
何か出来事が起きて、登場人物の気持ちが動き、それが行動につながる。
「どんな気持ちか?」と聞かれたときは、というか聞かれていなくても、そのことを意識して考える。
でもそれは、読み方だから、記述の練習、としては半分だね。
もうちょっと問題文から考えるのかな?と思ってたけど。
諦めた問題集
読解に関する中受向けの参考書について、私は数冊読んだのだけれど、記述についての内容はあまりなかった。
まぁ、読解がメインだしね。
その中では、たしか啓明館の「小学国語 読解の基礎」には、ある程度解説されていた気がする。
当時の育テ・全モの記述は抜き出しに近かったけど、それに比べて、こちらの記述は難しくてトレーニングにならなかった。
おぼろげに覚えている難易度的に、記述のオプションも近いものがあるかな?
改めてチャレンジするのもいいかもしれない。
というのも、記述のオプション、けっこう難しい。
今回の最後の問題、長男くんから「文章が面白かった」と勧められて読んだけど、いやいや、問題がムズイぞ。
これで、考え方を教えてもらっているとよかったんだけど。
残念ながら長男くんのノートから分かる授業内容だと、足りない。
記述の解き方
記述問題の考え方は、私も妻も大受で初めて経験した。
私は予備校で、妻は出口式という参考書で。
お、それ知ってる。
中受用にもあるよ。ふくしま式とどっち買おうか迷ったから。
そのときに二人とも目から鱗だったのだけど、まず、感覚で答えない、ということ。
ある意味テクニックのようなものかもしれないけど、国語の問題として常識的な内容を知らないとどうしようもない。
算数の誘導問題のようなもので、(1)は具体的で簡単、(2)は(1)の考え方を使って考える、みたいな。
個人的には、これをテクニックというのか?という感じ。
ゲームで言う、「説明書の内容を知っている」レベルだと思うけど。
ということで、まず長男くんに教えたいこと。
記述は、問題文から解答の条件をよく考えないとダメ。
条件自体がヒントなのだから、そこが解釈できないと解けない。
で、今回のテーマがそのうちの1つ(といっても全部は知らない)。
「聞かれたことに答えよう」。
「どんな気持ち」と言われたら「~な気持ち」と答える。
「どんなこと」と言われたら「~なこと」と答える。
「なぜ」と言われたら「~から」と答える。
ごくごく当たり前だとは思うけど、それが徹底できているかというと、まだ甘い。
そして、これを知らないと今回の問題が解けない、その2。
「字数制限から要素を考えよう」。
大体20~30字で、要素1つ。
今まではっきりと教えられなかったのだけれど、場合によって短いこと、長いことがある。
答えを考えると当たり前なのだけれど、字数によって答える内容が増減する。
今回の最後の問題、登場人物2人の性格を答えろ、という問題は字数制限が70字。
簡単に言えば、「AさんはXXXな性格、Bさんは○○○な性格。」と20字くらいで終わってしまい、短すぎる。
つまり、この問題で聞いていることとして、追加の要素がまずある、と考えないといけない。
さらにこの問題文と文章を合わせて考えると、「性格を示す用語が文章で明示されていないので、性格の判断根拠が必要になる」ということも分かってくる。
と考えた上で、性格を判断する根拠はその人物の行動、ということで、行動を追っていく。
と、そうすると、それぞれ20-30字くらいの抜き出しと、それをまとめて性格を表す熟語を書けばいい、という模範解答にたどり着く。
はず。
そういう風に考えていかないと、再現性のある解答が書けない。
私もパターンを網羅しているわけではないから、問題解きながらどう解くかを思い出さないとなー。
記述を鍛えるのは、こうやって問題文を読んで、設問を読んで考えて、書いて、というのを繰り返さないといけないと思う。
そのためには、なにより問題が必要なわけで、私にはそれが探せなかった。
育テとかみたいに長いと疲れてしまうので、ほどほどの量の文章で、抜き出しや選択肢でなく、記述がメインの問題になっている問題集。
それでいて、難易度もすぐ理解できるくらいの文章。
読解の練習じゃないから。
それが、なかなか見つけられなかった。
取ってよかったなー、記述オプション。
授業でそこまで解説を聞いていない、というのはちょっと残念だけど。
せっかくこういう問題集なんだから、「書いて練習」だけでなくて、「どう答えを作っていけばいいか」を聞けるといいなと思っていたんだけど。
そこまでは、教えてもらっていないのか聞けていないのか、とりあえず長男くんは理解できてはいなかったようだ。
まぁ、いい。
題材があれば、ある程度は私が教えられるだろう。
いつやんの?
いつやんの?という問題はあるにしても、はっきり言って、この練習は長男くんにとって、算数のオプションと並んで、テストの振り返りよりも優先度が上。
「今回の記述も残念だったねー。答えはこうだったねー。」と国語のテストを振り返っていても、いつまで経っても効果がなかった。
いや、なにかを書くようにはなったんだけど。
語尾とか要素とかは、何度か説明したけど、身についていない。
記述が弱点になっているのは、もう1年前から分かっている。
で、結構な配点だから、重点的に対策できるなら対策したい。
最近は、テストで取り組む時間は取れてきているらしいし。
なので、「文章の意味が分からなかった」というときを除けば、国語のテストの振り返りなんてしなくていいや。
パターンや知識を理解しておかないといけない他の科目とは違うだろう。
だから、日曜に、まず記述オプション→テスト振り返り→算数オプション とやっていこう。
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