長男くんと計算問題

2022年3月2日水曜日

算数 勉強方法

計算を嫌がりだした

最近、長男くんは計算を嫌がり出している。

筆算書かないでいいよ、というやり方は教えたものの、因数分解したり約分したり、というのがイマイチすんなりできないらしい。

タイミングも悪かった

まぁ、今回は声かけたタイミングも悪かった。
一通りやり終えたと気を抜いたタイミングで、栄冠の補充問題が対象外だと思っていたらしいから、やりなーと。

まぁ、後からやることが増えるとなると面倒には感じるだろう。
私としては始めに伝えていたつもりだったとはいえ。

といっても、16問くらいしかないんだから、1問30秒で8分もあれば終わると思うのだけれど。

イマイチ工夫しない

で、工夫した計算ができない。
そりゃやる気ない状態で、新しい計算方法はできないでしょー。

掛け算でバラす、割り算で同じ数で割る、ってだけだと思うんだけど。

これは、よくないな。

そんなに多く計算問題を日々やるわけでもない、というかできるわけではないのだから、数少ないチャンスの中でしっかりやるようにしないと身につかない。

というか、遅くて、つまんなくないのかな。

思うに、計算が遅いというのは、これからの算数・数学で致命的だ。
難しくなればなるほど、はじめに思いついた方法以外も試さないといけない。
要は2,3倍の方法で解くわけで、そこで計算が遅いと試している暇がなくなる。

たいして発想力があるわけでもない私が、それでも算数・数学が出来たのは、ひとえに計算力の賜物だと思っている。

だから、分数の計算単元の間にマスターできるように、何か対処方法を考えないと。

対処

そんなわけで対処方法を考えてみた。
結局のところ、計算なんていうものは、やらないとダメだと思う。
考えるようなものではないのだから。

そして、新しい計算方法なんて、道具みたいなもの。
道具なんて、便利でなければ使う気も起きない。

この計算方法が何に便利かって、「速くなる」というのが1点目。
「簡単になるから計算ミスしなくなる」というのが2点目。

その効果を感じられるような方法で勉強させるのがいいのだろう。

となると。

これはもう、計算勝負しかないだろう。

計算勝負

さて、勝負というからには相手が必要だ。

その相手を務めるのに、二男くんというのも色々問題がありそうだ。
ぶっちゃけた話、二男くんにも同じ方法を教えることはできようけど、下手したら二男くんの方が速くなってしまう。

それじゃ二男くんの自信になっても、長男くんのためにはならないだろう。

じゃあいつもの通り、サンドバッグを使うか妻に頼むか、といっても、これは若干荷が重いだろう。

そもそも、妻はこの計算方法ができない。
この計算方法を使うと劇的に早くなる、っていう問題にしたいんだから、悪いけど、相手にならないと思う。

というか、もうすでに、素の計算でも彼女は長男くんより計算が遅いフシがある。

役に立たないサンドバッグだ。

…平気、平気。
どうせこれくらいの字数になったら、こんなとこ読んでないから。

でも、ちょっとドキドキしながら書いている。
もし更新が止まったら、そのとき私はこの世にいないのでしょう。

相手は私

まぁ、相手は私でも問題はない。
私は、ぶっちゃけた話、ただただ計算するのは好きだ。

子どもの頃から、車を見れば意味もなく4 Numbersはやってみたり、ランダムに電卓叩いて掛け算が合ってるかなーとかやってみたり。

だから相手を務めるのはいいのだけれど、その場合に困るのは、どう問題をつくるか、だ。

例えば、分解して2が出来るから10になる部分がありますだの、4が出来るから100になる部分がありますだの、問題作った時点で、しっかり問題ができているか計算してしまうだろう。
で、10問作ろうが20問作ろうが、少なくとも1問1問のやり方は残念ながら覚えてしまうだろう。

ただでさえ、既にこの計算方法をマスターしている私との勝負は長男くんに不利なのだから、彼に勝ち目がない。
そんな勝負は私もつまらない。

どうせやるなら、痺れるような時間にしたい。


作るしかないか

であれば、自動生成で組むしかないか。

えーと?
うーむ、身に着けて欲しいパターンを考えるだけでめんどい。

もう、天に運をを任せて、二桁の乱数×二桁の乱数 で一回作ってみた。

が、素数×素数とか、絶対につまらない。
筆算やりたいわけじゃないんだよ。
でも、これも混ぜておかないと、常に簡単にできるケースしかないと思われるか。

あとは、5の倍数×2の倍数が隠れているケースを。
2ケタの5の倍数になるように乱数生成するのと、同じく2桁の2の倍数になるように乱数生成したのとを作るようにスプレッドシートで作ってみた。

10が出来るケースなんて、分解してやった方が絶対速いからな。

で、あとは割り算か。
これがめんどい?

んーと、まずは3桁÷1桁。
絶対に割り切れるようにするにはー?
…先に割る数を乱数で出して、その倍数にすればいいだけか。

で、3桁÷2桁も。
同じく割り切れる数にしておく。
乱数だから、1/2の確率で2で約分できるようにはなるはずだ。

うっし、これを、2問、3問、2問、3問くらいで自動生成されるようにして、体裁整えてっと。
で、2部コピーすれば、ガチンコ計算バトルの完成か。

負けるどころか、危うくなる気すら微塵もしないけど、もしも私が焦るくらいの事態になるなら、それはそれで面白いな。
たかが10問、おそらく私は、2分はかからないと思うけど。