私とますます算数

2022年2月23日水曜日

塾システム 日能研

なんかもらってきた

長男くんが「ますます算数」講座 なるものの案内をもらってきた。
教室全員に配られたらしい。

でも、これってさぁ…。

実施要領

日程は土曜、19時~20時。

もう、この時点でアウトです。

土曜は、午後の育テに向けて午前から勉強もしているし、帰ってきて18時。
そこから休憩、ご飯、自己採点としたら、あっという間に20時っすわ。
終わってますってば。

中受生は忙しいじゃない?
そんなにね、ヒマであることを願われてもね?
ははは。


Zoom形式、無料なので、とりあえず、私が聞いてみるか。
顔出しや声出し必須なら、オフろう。
有用そうなら、長男くんを途中で呼ぼう。

授業内容

初回は、素因数分解と約数の数がテーマ。
っていうか、これ1個。
これ1個で、1時間。

うーん?
これ、1時間も話すほどの話題だっけ?

素因数分解を累乗も含めた式に直して、0も含めた数で数えて、各数で掛け算するだけじゃなかったか?

48=2^4 * 3^1 なら、2の選択肢は0~4までの5個、3の選択肢は0~1の2個、掛けて10個、じゃなかったっけ?
えーと、1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 16, 24, 48だから、合ってるよね?

長男くんに教えるなら、授業と同じ方法かな。
累乗を教えるのはつらいから、2の使い方が5通り、3の使い方が2通りの樹形図。

授業形態

率直に言って、カオス。

うーん、Zoom授業ってこんな感じなんだろうか。
挙手した人がしゃべる、当てられる形式のようだけど、全員がそのボタンを使いこなせるわけではなかったし。
複数人が同時にしゃべるのは、わずかとはいえタイムラグがあるから、無理じゃないかな。

ちょっと、聞いていられない。
聖徳太子じゃないんだから。

どういう形態が妥当かまで分からないけど、少なくともこの「150名弱が同時に討論形式でしゃべる」はうまくいかない気がする。

討論が目的なのか?といっても、議論のたたき台になるほどの考えを整理してしゃべれているような小学生は、さすがにいなかったように思う。

積極的にしゃべる子はいたし(150人弱の前ですごい度胸だ)、理解している私が聞けば、「あぁ、この子は正解にたどり着いているなぁ」とは思ったけど。

「小学生同士で相談してみようぜ」というのが目的であるのだとしたら、その目的に対してはテーマが難しい。

「同世代で刺激を受け合おう」というのが目的なら一部の子には叶っただろうけど、もしコレを聞いていても長男くんには刺さらなかっただろうな。

ただでさえ、人の話を聞くのが苦手な子なんだから。
集中していろ、というのはちょっと厳しい授業形態。

それで、もし「約数の個数の数え方を学ぼうぜ」という算数の学力向上が第一目的なのだとすれば、私がマンツーマンで教えれば5-10分で理解させられると思う。

その目的のために、この授業に1時間はちょっと…。
が正直なところ。

まぁ、最後にその内容をまとめていたという感じでもない気がしたし、やっぱり「勉強を教えるため」というのとはちょっと目的が違ったのかな。

結論

長男くんは、まぁ、いいかな。

次回からも私がラジオ的に聞いておく分にはいいけど、優先度は低そう。
初めの5~10分くらいで、何のテーマなのかアタリが付けば終わりでいいくらい。

最後は授業の感想を言い合うとかで、もし人数が10名程度なら、良い運営だったかなと思う。
でも、150名弱ではきっつい。

感想、裏声でしゃべっておいてあげようか?と打診してみたら、長男くんに激しく抵抗された。

「テーマの選択は本科授業内容とリンクしていてとても良いと思うのですが、人数を踏まえた運営方法を模索されるとより良くなるかと存じます」ってだけなんだけど。

ははは。
小学生にコレ言われたらダメージでかいな。