4年も残りわずか
年明けの講座が再開。
あれ、今週の理社は、理科だっけ?社会だっけ?
えーと、今週末は育テだから…。
育テ!?
まぁ、とりあえず理科ってことか。
育テだった
そういえば全モで育テと続く週だったか。
4年の復習をしっかりさせたかったのと、帰省やらなにやらとで、休みボケていたかな。
習ったところの復習はやってもらっていたはずだけど、なんというか、私が今週末は休みなつもりだった。
…仕事がはじまったからかな…。
理科
理科はレンズ、というか、光?
あらやだ、大学のときのパパの専門分野の1つじゃないですか。
でも我慢我慢。
もう1回目の復習では、頼られるまでは教えません。
と思ってたら最後の問題が分からないらしい。
よっしゃ!
…いや、よっしゃじゃなくて。
はいはい、レンズで集めた光で火をつける問題ね。
この問題で大事になるのは光束なわけ。
わかる?光束。単位面積あたりの光の束ね。
煉獄さんが手を伸ばして抱きしめた激しいやつ。
…おっと、長男くんがウザそうな目で見てきましたよ?
そんなわけで、平たく言えばレンズに入った矢印の数が大事なの。
多い方が温度上昇が速い。
この問題は光束が同じだから、火がつくまでの時間は同じってわけ。
ん?「光束は同じだけど、レンズからの距離が片方は遠いじゃないか」って?
そうだね。
「遠い方が、光が届くまでの時間はかかるはずだから、火がつくまでの時間も遅くなるはずだ」と。
ふむ。
たしかに、前半は間違ってはいない。
でも、光の速さは知っているだろ?1秒に地球を7周半。
その速さから見れば、このくらいの距離の差があろうと、同じと考えるのさ。
「ほとんど同時という意味なのはわかるけど、同じか違うかで言えば違うはずだ」と?
ふむふむ。
たしかに、ある瞬間に発射した光が届く時間は、どんなに微小であっても、遠いところの方が遅いな。
ただ、そのことまでも考えると、熱が伝わる速さ、温度上昇の速度も考えないといけない。
そして、光が吸収され温度が上昇することで発火するという現象の中で考えれば、やはり光がこの距離を進む時間は、考慮する必要がない。
光より温度上昇の方が遅いからな。
温度上昇は、やろうと思えば温度計で測れるくらいに、人間でも体感できなくもないくらいの時間だよ。
というあたりで納得できたみたいだ。
じゃあ最後に復習ね?
レンズで光を集めて火をつけるときの温度上昇は、焦点同士なら光束に注目するわけ。
つまり、矢印の数だね。
霹靂一閃で言えば何連かって話だし、生生流転で言えば何回くるくるしたかって話だし、響凱で言えば何回お腹ポンポンしたかって話だし、矢琶羽で言えば何個矢印があるかって…。
…おや、長男くんが憐れんでいるような目で見てきましたよ?
要約
国語は要約か。
ヘビーなテーマっすね。
要約は大学受験のときによくやったし、以降もよく使っているからなぁ。
やり方は分かるけど、本人が悩んでいられる間は我慢我慢。
「ねぇ、これでいいかな。書くのは面倒だから口で言いたいんだけど」と話しかけてくる長男くん。
おう、まぁ、いいぞ。
学び直し1から70字の要約はキツかろう。
で、始まると、あー、とか、うー、とか悩み始める長男くん。
うん、要約って慣れてないとそうなるよな。
内容は分かっているから、あっさりできると思ったのだろうけど。
まず、要約っていうのは、2ステップあるわけ。
(1)探す のと、(2)まとめる のと。
探す、というのは、落とす、と言い換えてもいい。
具体例や言い換えをはじめとして重要ではないところを落としていき、より抽象的にまとめている内容を探す。
そのときは、横棒引いて番号付けるなりして、要約の要素としてピックアップするわけだ。
まとめる、というのは、そのピックアップした要素をつなぐ作業。
ピックアップした要素のつなぎ方は、字数制限の影響を受けるから、一概には言えない。
全部の要素が入らないと思えば、より重要なところを残していく。
そうやって考えていけば、こうやって、模範解答通りの内容が出来上がるでしょ?
これがやり方だけど、あとはたくさん経験積んで慣れていけば自分でできるようになるさ。
社会
もう授業したのは1ヶ月前だし、復習しとけ?
ちょっとかったるい?
じゃあ、パパと早押し形式で行くか?
今回は北海道か。
じゃあ、学び直し1の空欄埋めから、本文読んでいけや。
日本の面積の、ん?しらねぇよ。
1/3!「1/5!」
は、マジで?まぁたしかに、1/3は大きすぎたか。
ていうか1/5でもでっかいな、北海道。
でも、すげぇだろ?
全く知らないのに、勉強したお前と同じ反応速度で答えるんだぜ?
ありえそうな答えを。自信満々に。
ちょっとお前の方が不安になっちゃうべ?
褒めていいよ、このハートの強さ。
そんなポジティブっぷりを発揮している中、黙々と読み進める長男くん。
へー、根釧台地って霧がすごいんだ。
で、霧がすごいから少ないもの?
「陽光!」
ほー、マジか。そんなに霧が濃いのか。
そこに鬼が出てたら無敵だね。
猗窩座も逃げなくてすんだかもな。
黙々と読み続ける長男くんの隣で、ひとしきり「ここには陽光が差す」だの「逃げなければ逃げなければ」だの「もう勝負はついているだろうが」だのモノマネを続ける40前のオッサン。
シュールだな。
…うん、オレと同じ反応速度で答えているんだから、少なくとも遅いってことはないと思うぞ。答えも合っているみたいだし。
そんな感じに進めていくと、またよくわからないのが。
北海道って気温が低いから、米は作らないらしい。
まぁ、たしかにあまり聞かないな。
で、畑で作ると、連作障害とやらがあって色々作るものを変える輪作というのをするそうな。
…何それ?一個も知らねぇよ。
「連作障害っていうのは、同じものを作っていると、栄養不足とかで上手く育たなくなるんだって」
ふーん。ありがとう。でも、なんで?
米じゃそんなこともしないだろうに。
畑だからなの?それとも、北海道限定なの?
長男くんもそれ以上は知らないそうなので、ググる。便利な世の中。
ほう、同じ食物だと、特定の栄養だけ使われちゃって土が痩せていくらしいぞ。
だから、別の栄養で育つ食物に、定期的に作るものを変えるんだと。
で、米でそういうのが起きない理由は、米の栄養は土じゃなくて入れる水にあるんだって。
へー。
ん?
っていうことは、畑にだって、特定のものが育つような肥料で育てればいいんじゃないか?
まぁ、いろいろ育てることで自然に解決するなら、そんな面倒なことしない方がいいのかもしれないのかな。
最後は酪農。
牛さんだね。
生乳を利用するってところで、はたと止まる。
これ、なんて読むんだ?
中一の家庭科くらいで勉強した気がするけど、「乳製品」として勉強していたし、この熟語の音は知らない。解答するにしても、漢字で書けるし、書くし。
せいにゅう?せいにゅう だよな?
なまちち じゃないよな?
それだと、なんかちょっと、えっちですよ?
オマエ授業で聞いたんじゃないのか?わからない?
そうか、わからないか。
本当は せいにゅう だとして、平仮名で なまちち って書いて×もらうのは、なんというか、かなりハズイぞ。
勉強の出来というよりかは、コンプライアンス的な意味合いで。
ていうかそんな場面を見てしまったら、パパは多分「おっぱい星人」とか「エロ座」とかあだ名つけちゃうぞ。
北海道じゃ生乳じゃなくて加工乳製品が多く作られるらしいけど、そんな「大都市から遠いから」以外の理由がない話はどうでもいいよ。
にゅう なのか ちち なのか、それが問題だ。
じゃ、お前漢字で書けるか?乳って。
…一応書けるか。
いや、もしかしたら「平仮名で答えなさい」とかで嫌がらせのように出る危険性はあるか?
しょうがないので、これもググってみた。
そうしたら、どっちでもいいらしい。
なんじゃそりゃ。しっかり決めとけよ。
音的にはどっちでもよかぁないんだよ。
思春期なめんなし。
…おや、そんな風に一人で騒いでいたら、妻までもが冷たい目をしていますよ?
まとめ
そんな、いたって普通に勉強した一日。
…ていうか、なんかオレ今日、邪魔している方が多い気がする…。
ま、いいか。
気にしない、気にしない。
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