長男くん小4 全モ8 問題分析&成績

2022年1月10日月曜日

成績 全国公開模試 問題分析

安定〇

な時点で少しは予想していたけど、問題も簡単だったみたい。

というわけで、偏差値は大きく変わらず。
安定した結果となりました。
ある意味、上手く作るなぁ。

…その割に、教科ごとの平均が変動するなぁ、と思っていたけど。
これはもしかして、各教科でも揃える、というより、教科ごとにあえて難易度変えて、ゆさぶっているのだろうか?

総合:◎


平均が思ったより上がった。
過去最高?
なんというか、ご祝儀的な感じ?
内訳で見ると、なんか変な難易度の設計だった。

偏差値推移。
40.7 → 53.5 → 59.8 → 58.1 → 58.3 → 57.9 → 54.9 → 56.7

この前少し下がったけど、持ち直した。
しっかし、安定して50後半という感じ。
これが、58の壁ってやつ?

ところで、無答の推移は変わらず。
172 → 120 → 62 → 47 → 43 → 46 → 83 → 33

点数的にはほぼ一緒だった3回目よりも、無答は減った。
間違えはしたものの、「なんか書いた方がいい」というのは身に着いたのだろう。

今回は、まだ甘いけれど、解き方が良くなった。
間違えた中で出来て欲しいものはもちろんあるのだけれど、今回はそれが少なかった。
十分実力を発揮したのだと思う。

国語:◎


得点は94点。
偏差値の推移。
37.9 → 47.5 → 47.1 → 55.1 → 52.8 → 52.6 → 55.2 → 53.1

後期は一度も平均を切らなかったようだ。

今回は、もうしょうがない。
読解2個のうち、片方の文章が難しすぎる。
はっきり言って今の段階じゃ、読んで理解する時点で届いていないだろうから、得点が取れるわけがない。
そんな問題があって、残りの見直しというのも酷な話。

残りの間違いは、主に漢字。
語句・文法は、今回簡単だった。
長男くんは、1個言葉を知らず間違えたけど。

もう片方の読解は、正答率の高いところはあらかた取れていたし、「自分の考えを述べよ」の問題は初解答&満点だった。
やっぱ、ここの採点は甘そうだな。

正答率が割と甘めなところで正解が取れていても、おそらく偏差値は58程度。
それ以上を目指すなら、難しい方の読解で、ある程度点を取っていかないといけない。
それは、厳しい。

今、ここで点を取っていける子は、おそらく日能研の栄冠以外で培った実力が相当あるのだろうと思う。

算数:○


得点は105点。
偏差値の推移。
36.4 → 57.6 → 58.6 → 53.3 → 57.6 → 58.1 → 59.1 → 56.6

思ったより平均が高かった。
二問惜しかったけど、一問理解し間違え、もう一問は別のことを考えて解法を思いつけなかったようだから、解けなかったのはしょうがない。

今回は、問題数が少なくて、配点が高い。
その代わり、大問7個のうち、6と7が他の問題に比べて異様に難しい。
今回は、むしろ7の方がはじめを思いつけば簡単なくらい。

6は、整理できれば簡単だけど、なぜか誘導がない。
珍しい。

そんなわけでこちらも、今の長男くんでは頑張ってMax 61くらいかな、というレベル。
それ以上を取れる子を見極めようとしているのかな?

社会:○


85点。

偏差値の推移。
50.3 → 44.5 → 67.0 → 60.1 → 63.9 → 58.0 → 44.5 → 53.6

地理、気合入れて覚えなおしていたんだけどなぁ。
今回は問題が簡単すぎる。
正答率が50%を下回った問題が1問もない。
平均は過去最高。

きっと、満点でも60ちょっとくらいの偏差値ではないだろうか。
国語と算数でキャップをつけるような問題になっているから、簡単にしたのかな?

長男くんは同種の問題で5問間違えた。
雨温図、日本の場合は、降水量をまず見るというのがまだ理解できていなかったみたい。
何回か伝えはしていたんだけどな。
どうしても気温の方を気にしたがる。

ま、いいや。
考え違いをしてしまっていたのだから、見直しの問題でもない。

理科:○


88点。

偏差値の推移。
49.9 → 63.5 → 64.2 → 61.1 → 56.3 → 59.0 → 56.3 → 60.1

理科も今回、平均が過去最高。
今までと比較して、各大問はじめの数問が簡単すぎる。
残りも、比例の問題でのラスト3問を除いて、正答率は全て50%越え。
なにか狙いがあったのかな?

長男くん、今回、比例の問題が解けたのが良かった。
最後の1問は正答率10%台だから、別にいいや。

しかし、正答率80%越えの問題を落としていた。
どうやら解けない問題があるときの見直しの仕方が出来ていなさそう。
解けない一問を一旦諦めて、見直し作業に入る、とすれば気づけたかもしれないけど、見つけられはしなかったかも。

こういう複数の問題に対する見直しの仕方は、これからまた練習させてみよう。

まとめ

なんというか、難易度の設計が非常にアンバランスな感じの回だった。

国語は、「文章は育テと同程度で設問が難しい」くらいではなく、文章自体も難しく設問も難しい。
算数は、大問6から難易度がおかしい。あと、配点も1問ずつが大きくて、ちょっと思い違いをすると一気に点が下がる。

だからといって平均点が下がるかというと、他の問題はいつもに比べてそこまででもなさそうだったので、ある一定までは取れそう。
そこから先が大変。

理社は、いつもより簡単すぎ。
なので、国算の難問の正答率を考えて、下がるかなと思った総合平均を逆に押し上げるくらいになった。

うーん、ここまでされると、若干納得がいかないものがある。
長男くんは、少なくとも、言われている復習はしっかりやっている。
きっと、上弦にいるような子をはじめ、学び直し3までの復習を完璧に、というのは多くの子がやっているだろう。

その上で、正答率が30%を切って10%台というような問題というのは、3割くらいしかいない上弦側の子も大部分は出来なかった問題ということ。
それをテストに多く出すというのは、日能研のテキストの範囲で、一体どう対策すればいいというのだろう?

初期も似たような感想を持ったけども、見たことがないというだけではなくて、こういう使ったこともないようなレベチな発想方法であったり、読んだこともない類いの文章を出題したりというのは、何を求めているのかちょっと分からない。

まぁ、こういったテストで点を取りに行くなら、結論は一つで。
こういう演習が足りていないのだから、栄冠以外にも演習をやらせるしかないね。
算数は5年からオプション講座があるけど、ちょっとリサーチしてみよう。