冬期講習のテキストの中身

2021年12月8日水曜日

国語 算数 社会 塾システム 特別講習 理科

講習テキストが来てた

そういえば冬期講習の説明会があった。
あれ、こういう説明の前に、テキストってもらってなかったっけ。

おーい、長男くーん。
「あ!」

あ、じゃないよ。

説明

それぞれの科目担当の講師が思い思いにしゃべるものの、参考になるところもあれば、ならないところも。
特に算数は、参考になったかな。

「これからどんどん難易度が上がっていく、苦しむ子も出てくる。
授業では丁寧に導入をするが、本科の最後の方の問題は特に難しい。授業でも時間は長くかけている。」

お、これは遠まわしに、予習しなくていいよって言っている?

「5年になってから5,6回は分数だから、今のうちに小数の計算のマスターを。」

って言ってもなぁ。
約分や逆数の掛け算を習っていない以上、掛け算や割り算の計算のマスターには限界がある。

あと、これからは家で解くべき問題の指示も出るらしい。
うーん、聞けるかね、ウチの子。
翌日の復習時に本科は開かないしなぁ。

新学年に向けての話は改めてあるらしいけど、とりあえず5年でコマ数が増えることについては、4年と同じノリで100%やろうとすると、パンクするらしい。
取捨選択が大事になる、とか。

若干納得がいかないところがあるけど、そんなもんか。
ドンドンやりたがる子向けに用意はしておくけど、そうでない場合にやり切るのは大変、と。

ということはどうしていけばいいか分かるか?と長男くんに聞いてみた。

うーん?とゼロ解答。
まだ相手の話を聞けるようになっただけで、解釈するのには早いかなー?

基本的にやり切るのが大変、ということには、2つ意味があってね。

1つ目の意味はもちろん、全部をやり切る必要がないという、言われたままの意味。
これからは、全部やり切れたらすごい!くらいの気持ちでいいということさ。

そしてもう1つは、今までと同じくらいにやり切れたら、それだけで周りに差がつけられるってことだよ。
特別なことをしなくても、勝つ道が出てくるってこと。

こうやって、常に「テストで点を取るには?」とかって目的を持ちながら、塾の人の話は聞きなさい?
目的は他でもいいけれど、目的を持って聞かないと右から左だよ。

講習テキスト

そんなわけで、例によって、中身を見てみました。
ふむふむ、まずは、全教科4回分、と。
4コマ×4だったっけ、たしか。

範囲は、後期のうち、冬期講習までにやったところを一通り。
今回は、待望の発展側のテキスト。

上弦残留にはこだわらないけど、このテキストは見てみたかった。

…しかし、これは。
…なるほど。


できれば、同じタイミングでのテキストで、比較もしてみたいなぁ。
夏の基礎側と比較すると、まぁ、明らかにこちらの方が難しい。

基礎のテキストは、大体栄冠の補充問題と同程度だった。
あるいは、学び直し3の序盤と同程度くらい。

一方、発展側のテキストの問題は、学び直し3の終盤と同程度からそれより一段上、といったところ。
そりゃ夏期講習明けの全モが急に難しくもなりますわ。

こうやって、少しずつクラス間に超えられない壁が積みあがっていくのか。

ずるいとも少しは思う反面、メリットも理解できる。
これは、下弦にいたときの長男くんにやらせるのは辛すぎる。

しかし、上弦にいる子は大体学び直し3までその時々でマスターに近く勉強したはず。
であれば、それより難しい問題の復習をさせるというのは理にかなっているのだろう。

これが日能研の、人によっては良いところでもあり、人によっては悪いところでもあるのかな。
ただ、こういったカリキュラム、テキスト構成なのであるという情報開示がない、というのは気に入らないけど。

このテキスト見て、来週からやらせることは大体決まったかな。

年内最後の授業の翌日は復習に充てるとして。
それからはまず後期の範囲の学び直し3特訓。
併せて、冬期向けの計算と漢字の練習開始。

で、それが終わり次第、冬期講習の予習。
冬期講習が終わったら、前期の復習に学び直し3特訓って感じかなー。