長男くん小4 育テ17 問題分析

2021年12月12日日曜日

育成テスト 問題分析

解き方が悪いだけ

前回の自己採点からは80点近く下がった今回。
問題が、難しかった?
しかし、単元的に難しくなりそうな気はしなかったんだけどな?

まぁ、若干、こんな兆候は出つつあった。
今までも少しは出ていたし。
ただ、こんなにはっきりと今回のテストで出てしまうとは思わなかったけど。

やっぱり、点が悪くなった方が反省点が出てくるから、得るものは多そうだ。
どんな反省点が出てこようと、また直していけばいいさ。

国語:普通か少し易

文章の内容は簡単め。
共通は少し嫌らしい設問がある。
前にも見たっけ。こういうの。
考え方の説明を補足していくタイプで、その考え方自体が難しい。
しかし、元々の問題に立ち返られれば、そこまでの難易度でもない。

応用のテーマは中受のようで、前提知識がないと少し辛いかな。
設問は普通。
選択肢はすこしやっかいかな?
とはいっても択一までは進める。

今回は読み書きツールが簡単なこともあって、前回ほどではないけど、いつもよりは平均が高そう。

少なくとも、長男くんほど間違えるような問題は見当たらない。
抜き出しの字数の数え間違いやら、答え方の間違いやらで、20点くらいは取れたかな。

算数:簡単

今回の問題も、前回に続いて、基礎、共通、応用まで、それほど難しくない。
栄冠をやっていれば十分対応できるし、今回は栄冠をやるのもさほど難しいことではないだろう。
あとは、長男くんのように、計算ミスさえしなければ。

応用の難易度もそれほどでもない。
解き方自体は一瞬で思いつけるレベル。

ただ、段々特殊算で頭がミックスされてしまっていると難しく感じるかな。
倍数算とかと混じった出題内容だから。
いつ何が使えるのか、というのを整理して理解していけないと厳しそう。
これは、今後も続くから、ここらでいったん理解させるか。

前回の長男くん、得点はそこまで悪くなかったものの、珍しいミスをしていた。

計算はしたのに別のことを答えに書いた、暗算の足し算を間違えた、正しい線分図を書いておきながら間違いだと思った、とか。

今回も似たような感じ。
5回連続の足し算の間違い、割る数の取り違え、解答する内容の取り違え。
今回は問題数が少ない分だけ、間違いがそのまま点数に反映された。

しかし、概念の理解は出来ている。
むしろ、理解自体は徐々に進歩している。

そのことが算数にとどまらず全教科ともに、テストに対しては悪い影響になっているのだと思う。

理社:いつもの

理社は全体的に普通め。
栄冠で問題なく対応可能。

社会は、基本的には栄冠に沿っているものの、要所要所で細かいところが設問になっている。
とはいえ、知らない内容ではないか。

理科は、思ったより難しいところが扱われたな。
ここは冬期講習でもやるみたいだ。
解法がいまいち載っていない気がするから、しっかり聞いてきて欲しい。

社会は普通めとしても、理科は分野の差が影響して少し平均が下がるかな?

長男くん、社会では「北川」という謎の地名を書いたり、「Aの理由はA」みたいに答えるなど、問題文をしっかり読まずに解いた感じのミス。
理科はもっとひどくて、計算の土台になる数字を取り違えて3問くらい全部ミス。
こちらも、式立てた段階で見直せば、すぐに直せただろうに。

まとめ:成長中

今回も、全教科ともしっかり復習はできていたと思う。
一人で勉強するのにも慣れてきたのかもしれない。

そのことは良い傾向だけど、反対に、テストでは全教科とも悪い結果になっている。

理由は割と簡単。
問題を解くにあたって困らなくなってきたから、頭の中で進められることが増えてきた。
だから、解くことはできる。
正確には、答えを出すところまでは、前より簡単に到達できるようになっている。

でも、途中でのミスが増えた。
そのミスを見つけるだけの力がまだない、というか、見つけようという意識もなければ、見つけられるように解いてもいない。

しかし、少なくとも、見つけようという意識は、今回を例に植え付けられるかもしれない。
見直しをしよう、ということだけだけど。
小学生には、酷だろうな。

今回、長男くんと確認しながら、「分かっていたよね」という問題は全部で80点分くらいあった。
もちろん、全部が取れるなんていうのは理想に過ぎないけど、小さくはないね。

以前も似たようなことがあったとき、「式は書こう」「途中のマーキングはしよう」というところまでは納得させたものの、見直しができる時間はなさそうだったから、強くは求めなかった。
私が隣で見ているときには、間違えていたら理由も含めて口出ししていたり、間違えていなくても怪しそうなところは、「それで合っているの?」とか嫌がらせ確認できていたし。

でも今回は、見直しをしようというところまで、一人で進んで欲しい。
見直しといっても、なんとなく見返すだけじゃ、間違いは見つけられない。
テストで急に見直せるようにもならないし、一から解き直すほどの時間はない。

だから、普段の勉強にも実際に見直しを組み込んで、それを含めて時間内に終えられるようにやらないといけない。
「問題の解法が分かる」というのは、普段の勉強、育テの範囲ではもう当たり前。
「間違えずに解く」というところまで出来ないと、結果しか見てくれないこの採点基準じゃ、得点が安定しない。

そんなわけで、家でも、「見直しをする」というのを含めての時間制限にするからね。
結構難しいと思うけど。
始めから、「見直しがすぐに出来るように」解かないといけないんだから。
でも、これも慣れだ。
「後で見る」前提なら、見えないほど小さく書く式も図も、省略していた暗算の計算式も、自分で嫌になるだろうさ。

一人で勉強しても、「理解する」という方は出来たんだから、あと少しだよ。

今週の勉強時間

22時間。今回はテスト直しと予習が多かったのに。
やっぱりちょっとずつ早くなってきている。


テストの点がどうであれ、勉強が出来るようになってきている、というのは変わらない評価。
鶴亀算、平均の単元はそこまで簡単だとは思えなかったけど、算数まで全部一人で概念は理解できた。
まぁ、ちょっと甘いところは感じたけど、栄冠の範囲はマスターできていたのだろう。

次回はベン図、終盤の問題は予習をやめてみた。
それでも、共通部分の計算などは、自分で考え出せていて、しっかり理解できていそう。
ただ、今回は算数というより社会で止まった。

「内陸県」と言われてすぐに出てこない、どころか、47都道府県に漏れがあった…。
キミ、この前の育テ・全モで反省したんじゃないの?
地図レベルで都道府県が頭に入ってなかったって。
なぜ覚え直ししていない…。

うーん、ルーチンを回せるようにはなったと言っても、せっかく見つけた課題を潰しておくというのは、まだ一人じゃ無理かー。
まぁ、しょうがないかなー。

4ヶ月前までは、一人では全く勉強できず机に向かうことすら拒否していたんだから、急に100%出来るようになんてなるわけもないか。