長男くんと男だらけの物語文

2021年11月25日木曜日

国語 復習 理科

月の満ち欠けと兄弟ケンカ

カリキュラムの分析が続いていた最近。
ようやく終わって、通常営業。

明後日の育テに向け、長男くんは頑張っているかな?
でも、国語はちょっと改めて隣でストーキング。

今回は月特集。
月の大きさやらの情報は暗記するしかないから、ガンバ。

月の満ち欠けは、昨今大ヒットしたアニメのおかげで、名前が分からないってことはないだろう。
あとは昇る時刻とか方向も含めて、メカニズムだけ。

必ず右側から満ちて欠けていく。
だから、その法則と新月 or 満月の位置さえつかめばきっと大丈夫。

どこぞの始祖みたいなこと言っちゃダメよ。

上弦の月は欠けません。

あとは、応用問題予想。

そりゃもう、この前の月食を題材にせざるを得ないでしょう。
生徒役と先生役が会話するタイプの読解問題で、最終的に月食になったときの月の形を書かせると見たね。

まぁ、よほど先生役が親切でない限り、難しすぎると思うけどね!

とりま、もうパパは理科と社会をキミに任せるから、頑張れ。
わからないところは教えたげる。

だから餞別のアドバイスだけれど、1回栄冠やった後、特に理科はもう明後日だから、すぐにもう1回はじめから見直した方がいいぞ。

5分くらいでいいから。
それくらいで全部見終えられるはずだから。
1時間近くやったことの初めの方なんて頭には残せないから、終わった気分は分かるけど、即座にもう一回やっておくと、暗記には効果的だぞ。

長編物語文

学び直し1で兄弟ゲンカと世界改編。
学び直し3でお兄ちゃんの消失と日常への回帰。

最近、こういう続きもの多いな。

長男くんとは久しぶりに学び直し1から一緒に勉強。

唐突な出題

ストーキングするのは、説明文と同じく、問題になっていないところでも問題を出すため。
国語の物語文は、イベント→気持ちの変化→行動 という流れが基本なのだと、中受向けの参考書でこの前学んだ。
だから、常にそうやって読むと、途中で置いてけぼりにならないはず。

情景描写

情景描写も、答えを教えながら読む。

情景描写は、基本的に問題になることは少ないはず。
だから読み飛ばしてしまっても影響は小さいけど、読めた方がいい。
今後の展開の予想になるし、何といっても、読書を楽しむことにもつながる。

しかし、問題にはならないんだから、答えが解答にはない。
「月がぼんやりと辺りを照らす」、「ポツンポツンとある街灯に羽虫がたかる」、どちらも不安、恐怖、心細さといったものを表すのだろうけど、小学生には酷だろう。

そんな夜分の暗いとき、一人で歩かせたことなんてないからな。
読解としても「ぼんやり」「ポツン」の擬態語なんて分からないだろうし。
そういう細かいところの文の意味を確認しながら、一緒に読み進める。


感情表現

物語文は論説文以上に、記載内容を抽象化した言葉で表現できないといけないみたいだ。
本文中に明示されていないことが多いから。

学び直しの1を題材に。
子どもから「パパ、ボクもう一人で勉強できるよ」と言われ、にっこり笑うパパ。
なぜにっこり笑ったのか?

「『パパ、ボクもう一人で勉強できるよ』と言われたから」は間違いじゃないし説明文なら本文に書いてあるから正解なんだけど、物語文はその表現じゃ足りない。
それで「気持ち」がどう動いて、笑いという「行動」につながったかが重要。
この問題は短すぎて特定には至らないけど。

「息子の父を気遣う言葉に『感謝』したため」なり、「息子の成長を感じて『誇らしく』なったため」なり、心情を表す言葉をしっかりキーワードとして表現できないといけない。

ストーキング

そんなわけで、国語はまたしばらくストーキングモード。
やっぱり、しっかり読むためには、一人でやるのは酷だなぁ。
算数や理科はわからなければ止まるから自分でも気づけるけど。
なまじ、なんとなくは分かってしまうし、設問にも手が出てしまうのが忌々しい。

ドキッ 男だらけ物語

小学生の兄弟ゲンカというテーマだからか、感覚的にも誤解しないで読めてはいたのが救いか。

もう、これから物語文では10歳までの男の子だけのキャスティングにならないかな。
そうしたら多少は正答率も上がりそうなんだけど。

いつぞやの女子中学生みたいに、友達とケンカして意地を張って、感情と言っていることが反対とか困るんだよ。
オンナのウソを見抜けるような人生経験は積んでないし。
…いや、そんなん出たらオレも解けねぇわ。

この多様性が重視される時代、言葉足らずな表現は誤解を招き、炎上につながりかねないから、全部しっかり明記してくれないかな。

息子が、「父の負担になりたくないことを目的として、これからボクは一人で勉強します」と言った。
それを聞いたことで、父は息子のことを成長を感じたため、誇らしいと思った。
そうした気持ちから、父は笑った。

理由が明快で気持ちいいね!