これからは比

2021年10月19日火曜日

算数 復習 勉強方法

算数がついに比

比例って書いてあったから、理科からの類推で、てっきり内項と外項の積とか比の計算をメインにやるのかと思っていたら。
内容は本当に正比例と反比例。

しかも、今回は式の形に直してで、次回はグラフ。

…これ、関数じゃん?
二量の関係とか言っちゃってるし。

自慢じゃないけど

という書き出しはたいてい自慢だと思う。

なので、自慢だけど、関数は数学で一番好きで得意な範囲。
概念でも、テストでも。

概念の方は、なんか微積分おもしろかったってくらい。
もっとも、大学では数学より物理の方が好きになってしまったから、概念は高校レベル、それも今となっては忘れてしまったかな。
logが混ざった微分とか、すんなりできる自信はもうない。
…思えば、習った年齢から倍生きて、大学受験から大学時代でしか使っていないのか。

テストの方では安定して取れたから好き。
場合の数とか、数列とか、とっかかりが分からないと途中点も取れないのだもの。
私は新しい解法を考える力には乏しいし。
その点、安定した得点源だったのはありがたかった。

ま、だからといって長男くんにうまく教えられるかは別問題なのだけれど。

授業後の感触

今回の本科は問題が少ない。
問題も簡単め。

さぁどうかしらと帰りを待つと、浮かない感じ。
どうやら本科終盤の問題が分からなかったらしい。
もうアレ、授業でやるのやめてくれないかな。

やるにしても順序を踏んで欲しい。
何が悲しくて、スライムの次に魔王と戦わなきゃいけないのさ。
もうちょっと刻んでいこうぜ?

不死川さんも号泣

驚くことに、長男くん曰く、中には「簡単!」って言いながら解く兵もいるとか。

でもですね長男くん、ソレ、本当に初見なのかどうかは分からないっすよ。
だって、キミだってやっているでしょ、予習。
まぁ、予習なしにわかっている可能性もあるし、予習やっていたとしても、授業前にしっかり理解までしていたり、仮に解答を丸暗記だけでもできていたりするなら、それはそれで凄いことだけれど。

その子がどうとかはともかくとして、そんなところで他人と比較してショック受けないの。

そんなわけで復習

前回の育テで顔面からダイブした長男くん。
いくら「勉強した内容は問題なかったよ」と言ったところで、気休めに感じるかもしれない。
私は本気でそう思っているんだけど。
点を数字で見ちゃっているからなぁ。

だから今日は特に、褒め成分マシマシ。
とりま「いいね」「出来てるね」の代わりに「完璧じゃん」、「違う」の代わりに「それでも大体いいけどこうした方がいいね」。
余計な小言は少な目。
出来ていたって改善点は大体あるし、違うって言っているんだから大体いいわけがないのだけれど。

時間制限とスピード

ただ、これからは時間制限を常に付けます。
この問題とおおむね同レベルである、育テの共通はざっくりと6~8問。
中を取って7問として、これを20分で解いて欲しい。
なので、大問1個を約3分。2周目なら約2分。

初見のときは、守れる必要は本来ない。
記述も必ず2問あるし、あくまでこの時間は参考値。
大事なのは3分という感覚を持つこと。

後はその使い方を学べ。
時間制限があるから焦る、ではなくて、目標の時間内であれば焦らなくていい、という意味で使うんだよ。
ほら、時間制限つけただけで、3つ歯車がある問題で、どの歯車の回転数を出せばいいかを間違えたでしょ。
まずは時間制限の中でも、冷静に問題文読むところからね?

小問も、解き終わる度に時間を確認して、残り何分使えるのか、はたまたオーバーしてしまったのか確認するんだよ。
オーバーしていたら次の問題にいかないといけないんだから。

…やっぱ小学生、っていうか、長男くんってこういうところからなんだね。
でも2ヶ月くらいトレーニングすれば、息をするように自然にできるようになるだろ、きっと。

時計は大事

そんな時間制限をつけると、意外な結果。
3分だと結構解けない。
これが5分だと、解けている。少し悩んでも間に合っている。
5分で7問なら35分、2周やって受験していることを考えれば、下弦仕様ならギリギリ間に合う。

なるほど。これが、下弦と上弦のスピード差なのか。
悩んで立式している間は、横で見ている分には大した時間ではないように感じていたけれど、これがあると間に合わないのか。

そんなわけで、「正解はしたけれど遅かった問題」は、どこをどうすれば速くなるか説明した後、今回はすぐ解き直し。
樹形図と違って計算メインだから、すぐやり直せるし。
「スラスラ解く」の感覚を身に着けるといい。
…っていうかこんな練習もしなきゃいけないのは本当に大変な復習だな。

でも、結構いいのかもしれない?
この、直後にやり直しメソッド。
ちょっと信じがたかったけど、これでやっても、意外とすぐできていないところがあったから、練習として良さそう。
「答えを覚えちゃえばいいのに」と思わないではないけど、そこらへんは不器用なマジメな長男くん、筆算までやり直していた。

今回は問題数が少ないから出来たけど、多い単元の場合には補充問題を別の日に回してでも、「この問題はこのくらいのスピードで解く」というのを体に植え付けた方が、上弦仕様の育テに向けた復習にはいいかもしれないなー。