算数の復習は場合の数のまとめ

2021年10月12日火曜日

算数 勉強方法

場合の数

わずか2回の講義で場合の数がいったん終わり。
進みが早い、けど、内容はそんなに深くない。
所詮は順列だけ。

しかし…?
いまいちどう教えているのかよくわからないところだなぁ。

範囲

もう名前も忘れたけど、「円形に並ぶ」系も、「この人たちはセット」系もなく、ただただ並べる。
ときどき重複順列はあるかな?
階乗は教えられていないから、結局「重複しているときは樹形図だけで」っていう解法。

あと図形。

色塗り問題と、四角形何個隠れてますか問題。
種類としても多くない。
樹形図と問題形式に慣れようくらいの意図なんだろうか?

樹形図

漏れなく重複なく、数えようというもの。
始めこそつまずいたものの、長男くんもわりとすぐに慣れた。

ただ、これの本当の使い方はちょっと違うと思う。
全部を数えるなんてしていたら、日が暮れてしまう。

コレの本当の使い方は、数えるにしたって、規則を見つけるため。
でも、掛け算で場合の数を出す方法を、イマイチ聞いていなさげ?

そして、樹形図で覚えなくてはいけないのは、「漏れなく重複なく」数える点。
MECEっすね。
図形の問題でもそうだけれど、まず漏れなく重複なく「場合分け」を考えて、それぞれの個数を数える。

何か分からない問題が出たとき、とりあえず場合に分けてみて、もし漏れなく重複なく洗い出せたら、それぞれを数えていく。
そんなプロセスとして学ぶ。
まぁ、どうせ小学生じゃ誘導もつく気がするけど。

応用…?

本科の終盤問題は相変わらずどうかしちゃっている難易度だけれど、栄冠はそこまででもない。
長男くんもわりとフンフンと解いていく。

場合分けをAt Randomに並べてしまう感じだけど。
順番に考えるクセをつけておかないと、難しい問題で漏れるよ。
自分の中で規則つけて並べなー。

そんな感じに順調に進んだ栄冠の学び直し3で…。

いきなり組み合わせが出てきた。

なんて雑な…。

今まで一度も出てこなかったじゃんか。
問題にしたいなら概念を説明しておいてよ。
っていうか四色問題なんて学び直し2で扱わなくていいから、こっち出してよ。

順列の応用として、組み合わせが分かるわけないじゃん。
逆ならまだしも。
解答も、「これと、これと、これと、これの組み合わせがある」しか書いていないし。
なんで、それと、それと、それと、それの組み合わせしかないかを聞きたいんだよ?

高校でだってしっかり導入をいれて説明する順列と組み合わせの違いを、急に問題で出さないでよ。
出すなら、解答でごまかさずにしっかり考え方を書いてよ。
せっかく気分よく解いていたのにさ。


次のスパイラルで出てくる概念なのだと信じたい。
そうでなければ、自分で教えないとなー。

小学生のカリキュラム

私は中受していないから思うのかもしれないけれど、小学生でのこういうところって、ホント雑。

そりゃ習ってなくても、考えたら出来るのかもしれないけどさ。
小学生の範囲だと、その余地が広いのは認めるけど。
割り算習ったら微分が出来ちゃった人たちなのかな?

私としては、中高での塾や予備校で、授業でもテストでもこういうのは体験したことがない。
「まだ習ってないところの概念を使って説明する」っていう状況。

だから塾内のテストでそういう問題が出ると、前は正直言って腹が立った。
何で日能研の言う通りに勉強していて、知らない問題・考えても到底分からないであろう問題を出すんだろうと。

特に全モの漢字。
中受をした妻に言わせると、漢字はそういうものらしいけど。
私的には、完全漢字5000熟語みたいな数でもいいから、たとえやりきれないものだとしても教材は用意して欲しいと思う。

でも、最近はもうテストでそういうのを気にするのはやめた。
知りようがないもの、これから出てくる概念が、テストで平気で出てくるのは、きっと受験のときのための練習なのだろう、と好意的に捉えて。
もっとも、もし受験で全く知らない、糸口も分からない問題ばかり出たとしたら、それは単に「日能研何やってんの?」って話だけど。
そんなわけで、今の私にとって日能研内のテストは、結果を気にするものではなく、再度出るとき・習うときに向けて復習する、副教材扱い。

今回の漢字も、出典が全く分からなかったなー。