読書感想文 二男くん推敲

2021年7月23日金曜日

国語

読書感想文

長男くんの宿題に協力するつもりな手前、二男くん放置というのも子育て上、問題ある。
っていうか、少し手伝ってしまえば読書感想文なんて余裕っすわ。

毎日、何文字こんなブログ書いていると思ってるんですか?(えっへん)

…総じて感想を述べると、バカか、だな。
そんなことやる暇があるなら、もっと夏期講習テキストを読み込みなさい。

…感想の方も、バカか、だな。
他にやることないのか。お前の人生は、4連休は、それでいいのか。

…うーん、これで、いいんですよ?

あらしのよるに

二男くんチョイス。ヒースクリフとか出てくるやつだっけ?
たしか高校の頃、例によって突っ込みながら読んだ気がする。
あれ、ガラスの仮面でだっけ?

なんか高度なのに興味もったなぁ。
…と思ったら、ヤギさんとオオカミさんのやつか。
ほほえましいっすね。

サポートプリント

学校から、どんな風に感想文を書くべきかをもらってきている。
あれー、私が子どもの頃、こんな対応してもらったっけ。
時代は変わるのだなぁ。

それによると記述するべきは4つ。
  1. 図書の選択理由
  2. 印象に残ったセリフ、行動
  3. 印象に残ったセリフと自身の経験
  4. どういう風になりたいか
特に反対する理由もないし、これで書いていこうか。

二男くんに聴取

1は「ヤギさんとオオカミさんがどうやって仲良くなるのかが不思議だったから」だそうな。
ふむふむ。
「童話だから」で済んでしまう私と違ってピュアな視点っすね。
本来むしゃむしゃされておしまいっしょ。

一緒に読んでみたけど、この話、意外と長いんだね。
オオカミの骨肉の組内闘争、ヤギによる執念の反撃、トリックスターである呪い師、その中で貫かれるガブとメイの種族を超えた友情。

…しかし、これ、目線を変えると…。
やっぱりあるな。
大丈夫、2つの「概念」が存在するかぎり、ボクらは妄想の世界にダイブできる。


2は「くいてぇ、くいてぇ」 by オオカミだそうな。
ふざけて答えたみたいだけど。
…お前、本当にそれで、いいんだな?
お前の感想になっちまうんだぞ?
パパの想像力という名の翼は、青い大空をどこまでもどこまでも羽ばたけるぞ?

はい、本当にいいらしいから、そこまで聞ければ後のストーリーは出来上がりだ。

執筆

はい、800字ちょうど。
あとは、写せ?

 私は、読書感想文(以下、当該課題と称する)として「あらしのよるに」を選定した。なぜなら、オオカミとヤギという、食物連鎖において本来捕食ー被食の関係にある両者の間で紡がれる種族を超えた友情がどのように成立し、育まれていったかに関心があったからだ。当該課題の課題図書とすることでこの点について考察することは、コロナ禍において従来のように級友と過ごすことができない私たち小学2年生において、有益な経験となり豊かな学校生活につながると考えた。

 私が本作品で最も印象強く残ったのは、オオカミがヤギと再会し思い出の地までの途上にて発した「くいてぇ、くいてぇ」という独白である。理性では大切な友人であると己を戒める一方、オオカミの本能は満たされない飢餓感を解消すべく食物と見做し反応してしまう。その葛藤、さらにはオオカミとヤギの抗争からの逃亡やオオカミの記憶喪失とイベントを経て、二匹にとって重要な思い出を想起させるキーワードによって奇跡が起こり、最終的に確固たる友情を確かめ合うシーンでは感涙の極みであった。

 というのも、齢を重ねる中で私にも、友人と呼べる存在と価値観や感情からの衝突をしてしまった体験は、残念ながら何度かある。そうした際、相手からの鋭利な言葉により、相手のなにもかもに嫌悪感や絶望といった類の感情を覚えてしまった。その後、時を経てもわだかまりが残ってしまい、元の良好な関係には戻り難かった。

 オオカミは上述の台詞を述べていた際にもヤギへの友情を全く忘れていたわけではなかった。おそらく私の友人もそうであっただろう。その時々の激情から本心にない言葉が口をついてしまうことは、社会生活の中では起こりうることだ。そのことを認め、互いに未熟な過去を許しあい、貴重な小学生生活を送ることが何よりの目的であると共有することが重要なのではないか。当該課題を通して得た気づきに留意して今後も成長して参りたい。



あはは。
「参りたい」とかいう小2と友達になれる気がしないー。

ストーリーはこんな感じであとはエピソード肉付けしたり、多ければ余分を削除したりすれば、ま、書けるよね。
サポートプリントの構成通り。書きやすいなー、これ。

さ、隣で勉強していた長男くんも次男くんも午前の分を終えたから、遊びはおしまーい。