小4 全モ3成績

2021年6月28日月曜日

塾システム 成績

第3回全モ成績

右肩上がりに得点が上がってホクホクの全国公開模試(通称:全モ)。
平均は上がるだろうけど、
下回ることはないだろうし、
あとは国語を仕上げてくだけだよねーと、
気楽に思っていたけれど…?

総合:偏差値60目前

長男くん374点、平均301.5点。
偏差値は40.7→53.5→59.8。

まぁ、まだ小4の夏の偏差値なんて、
目安にもならないくらい今後変動するだろうけど、
下がるよりは良いだろう。


国語と理科は平均上がるとは思ったものの、
思ったより高かった。

無答は 172→120→62。
点数の上昇分は、大体無答→正答に変化。
今回はそれ以上に、
国語以外の記述が全部書けて正解している!凄い!

のだけれど、得点だけでなく内容も見ると、
ちょっと違う景色が見えてくる。
長男くんはよくやってくれたけど、私側には反省点がてんこ盛り。

国語:原因が漢字じゃない

長男くん84点、平均90.8点。偏差値は47.1。


育テの結果からも、正直平均は下回らないだろうと思っていた。
仮に下回っても、
それは漢字と文法で24点落としたためだと思っていた。

しかし、正答率を見ると全く違う。
漢字も文法も、長男くんが間違えたところは、みんなたいして解けていない。
(そんな漢字の出題でいいのか?と思うけど。やっぱり教材が別にある?)

つまり、読解で差がついたっていうこと。
平均までは6点=1問くらいの差だけど。

時間がかかっても内容は解けているから、
「いずれ慣れる」程度に思っていたけど、
許容できないくらい回答が遅いのかもしれない。

おそらく「解く」ところが遅いのだと思う。
答え合わせの時は私が説明しながら解いているから、
そのノリでゆっくりやっているのかもしれない。
「本当に問題を解くときはどう探すのか」というのを、
何度か見せてあげた方がいいのかな。

しかし、国語がここまでコケて、よく持ち直せたものだ。

算数:安定の出来

長男くん110点、平均83.9点、偏差値は58.6。


こちらは、前回と同じ点ながら、内容がいい。
安定感が増した。

前回は見直しもせず、たまたまうまく解けたのが多かったという印象だったけど、
今回は見直しをして、その上でいくつかミスしてしまったという感じ。

そのミスも、しっかり見直しをしたうえでのミスだから、実力相当。
見直しの意識はあったのだから、仕方ない。

ちょっと途中の大問の問題が簡単だったかな。
習った分野は、もう少し難しい問題が出ても解けただろうから、
偏差値は上がったと思う。

得意そうなところで難しい問題が出ず、
苦手なところの簡単な問題をミスった、という形。

それでも十分いい出来。
これから夏期講習で苦手なところをもう一度、
今復習できれば。もう少し点もあがるかも?

社会:良い出来

長男くん88点、平均56.1点、偏差値は67.0。


無事V字回復。
今回、どうやら応用は簡単だったらしい。

常識問題だから対策のしようもなく、
半年前は全然だった、文章の中から答えを見つけていく問題。
その応用がほとんど取れたのは凄い。

それに、知識問の平地に関するところの正答率が悪い中、
よく満点取れた。
誤答の12点中、9点は流域面積ベスト3の川の名前。
長さのベスト3答えちゃった。
多分、覚え間違えか読み間違え。残念。

この前の全モに出たのもあって、同じ問題でないと思ってしまった。
ていうか、2回も出すくらい重要なら、栄冠に明記しなよ、と思う。
こちとら言われたことに忠実に、栄冠しか復習してないんでぃ。

理科:良い出来2

長男くん92点、平均68.7点、偏差値は64.2。


平均が高すぎる…。
今回、「これが正解してたら」で満点の偏差値が分かったけど、
69くらいらしい。
満点でも70いかないのか。

こちらも半年前には苦手だった、問題文から情報を集める系。
それをよくほぼ間違えないで回答できた。
一番最後は設定がイヤらしいなぁ、と思ってたら正答率4%らしい。
そんなところで満点防止するくらいなら、
全体的にもう少し難しくしてもいいのでは?
下弦入れて平均68じゃ、範囲は広がっているんだから、
普段の育テより個々の問題は簡単なくらい。

まぁ、半分は習っていない範囲から出題しているから、
仕方ないのかな。
しかし、こういう試験だと、
注意力にまだ改善の余地があるというだけの、
防御力の低い子は不利だなぁ。

実際には恐ろしい攻撃力を持っていて、
もっと難しい問題でも解けるような子でも、
ちょっとした勘違いで、
あっという間に平凡な結果になってしまう。
全モなんだから、各大問のラスト1,2問は、
普段の育テ応用より難しくたっていいんじゃないの?と思う。

今後:国語が課題

そんなわけで、私としては対策がロクにできていない理社で
長男くんが頑張って稼いでくれたから総合が上がったという形。
右肩上がりになったのは、彼のおかげ。
偉そうな顔しといて、貢献できてねぇなぁ。

国語は普段の育テと違って初見文章x2だから、
特にスピードに難がある長男くんには
不得手な試験形式だけど、
それでもちょっと対策を強めないといけなそう。

「問題集買って、ただ問題に慣れてもらおう」くらいじゃなくて、
何か教え方・解かせ方に工夫ができないかリサーチしなければ。
漢字頑張れば平均超えるかもしれないけど、
それは根本問題の先送りだしな。

たしかこの前の育テの応用はまだ解いていないし、
一体どこが遅いのかをよく見てみよう。