算数の学びなおし3

2021年6月22日火曜日

算数 復習

自分ひとりで終わる算数

授業でもしっかり理解できているなーと過ぎていった図形。
その最終単元にふさわしく、多角形の面積。

要はいろいろな見方をして、
これまで勉強してきた図形に分解できるか、
という単元。
前回育テの結果の良し悪しではなく、理解度が求められる。

さぁ、その単元の復習の出来は。

学び直し3まで完璧

一切間違えず、ヒントもなしに学び直し3まで完遂。
前回・前々回を理解さえしてれば、
ここの単元はどうやって図形を分割するかでしかない。

説明も、途中式も、計算も完璧。
一回台形を平行四辺形に間違えて計算した箇所も、
自分で見直して、式が違うことに気づけた。

見事だ。
ほぼ同じ問題だけの補充問題はもう書いて解く必要もない。
解法をしゃべらせて、簡単めな計算だけ暗算でやらせて、終わり。
2時間くらいかかっていたのが、今日は1時間で終わった。

まぁ、早く終わった分、
30分国語の文章題やって、
10分社会の地理の復習が待っているけど。

国語は、小3の文章だけど読めてないなー。
なんかちょっと変な文章&変な設問なのは認めるけど。
設問の内容も理解できてない。
育テ形式の問題で、やっぱちょうどいいや。
本に小3って書いてあるから簡単な問題だと思って油断しちゃだめよ。
そんな問題集、買ってくるわけないでしょ?

大したもんだ

自分を振り返ると、こと勉強において、
それなりにやる気になっているにも関わらず
本当に成績までヤバいくらいわからなかったという経験は二度しかない。
だって高校まで公立の、井の中の蛙だしね。

そのうちの一つは単元は中一の数学、連立か一次方程式のところ。
何を文字に置くのかという点で、解法もピンとこないしテストも悪かった。

霧の中にいるような感覚で、何をしたらいいかよくわからないし、
具体的にどこがというか、なんだかよくわからないし。

日能研に入ってから、
長男くんもきっとそうだっただろうに。
図形の単元の理解度は高かったとはいえ、
算数をここまで本当によくがんばった。

「勉強」がんばれ

これからも、出来ないことを出来るようにするという意味での勉強を
頑張れるようになってほしい。
それが中学受験とか関係なしに、私が日能研に長男くんを入れた願い。

聞いてすぐ分かる内容なんて、出来て当然。
やっていて楽しいものも、いずれ出来るようになるし苦でもない。

そういう体験ではなくて、
壁にぶつかったときに、頭を使って、強い心で、
乗り越えられるような強さを身に着けてほしい。
対象は勉強だろうがなんでもいいけど。

たしか3割も取れていなかった入塾試験を見れば、
相当苦労するだろうことは想像できた。

乗り方も知らなかった電車で通って帰るのは夜、
復習時には教えられながらでも学び直し1すら出来なかった。

本人には苦痛でしかなかっただろうに。
冬の間は毎日のように「もう辞めたい」と言っていたし。

それでも、学び直し3を独力で解けるようになるなんて。
なにより、自分でもその意味がわかっているのか、
このことを喜んでいる長男くんがうれしい。
きっとその感覚が、達成感。忘れずにいてほしいな。

これからも難しい単元・問題にたくさん出会うだろうけど、
この期間の体験を思い出して、己を鼓舞してほしい。


誰だ、
「前回・前々回を理解さえしてれば、
ここの単元はどうやって図形を分割するかでしかない。」
なんて野暮なこと言っているのは。
そんな冷めた分析いらないよー。