抽象→具体の読み方と正比例の復習

2021年6月10日木曜日

国語 復習 理科

国語15回目と理科8回目の復習

気付けば6月も中旬。
そろそろこのテキストも終わりが見えてきた。

それぞれに重要な単元。
ある意味、国語の思考技法が速読には重要かもしれない。
…テキストの説明までだと、なんのこっちゃという感じだけど。

国語:抽象と具体

今回の国語は具体的な段落を見つけようというもの。
これが見分けられると、文の読み方が大分楽になるし、構成から文の内容が理解できるようになる。
のだけど、抽象とはいえないのか、「具体」と「具体以外」で、単に2つを見分けようというところまでの説明に思えた。
学び直し2だと、段落間のつながりも意識させたいようだけど、この問いかけだけで文章の読み方が変えられるのならすごいな。

論説文の代表的な構成は、抽象(見出し)→具体→抽象(まとめ)。
見出しの前に導入としての具体があったり、最後のまとめがなかったり、主張が2つあって抽象→具体が2回出てくることもあったりで、パターンは様々だが。
まぁ、様々なのは書き手側の問題と言えなくもない。

重要なのは、抽象→具体という流れ。
つまり、抽象のところで内容に想像がつけば、具体のところは、少なくとも文章の流れを追うにあたっては、読み飛ばせる。
もしくは、抽象のところの内容が分からない場合、具体を理解して読み返せば理解できるかもしれない。

もっとも、読み飛ばすとはいえ、具体の部分で設問になってしまっていたら読まないといけないし、そもそも抽象と具体の境界もそれほど強いものではないこともあるけれど。
それでも、抽象での案内が理解できていれば、具体のところで読み間違えることもないと思う。

もう一方の使い方で、たとえ抽象の内容が理解できなかったとしても、その次に具体内容が来るという流れを意識すれば、後から「結局ここの抽象はこういう意味ね」という風に振りかえられる。
抽象→具体は文章中では言い換えにすぎないのだから、ヒントが2重に出てくるようなものなのだと意識できるかが、ポイント。
ちなみに、この流れはPREP法とかって言って大人になっても使うから、ぜひとも身につけさせておきたい。

懸念として、これからはもしかするとそういう問題が増えてしまうという意味かもしれない。
前回の育成テストの記述でもそういう問題だったし。
これまではこういう抽象→具体の言い換えがなかったから、答えはたいてい傍線部の近くにしか存在できなかったけど、言い換えが入ってきてしまうと傍線部から遠いところも答えになりえる。
例えば、具体の段落での傍線部に対して、「つまりどういうことですか?」というと、それを言い換えている抽象段落から答えを探さないといけない。
まぁ、これからの問題を分析して、必要なら長男くんにもインプットしておこう。
ハムメソッドは徹底的に傍線部の近くしか見ないから。

この前の学び直しで記述問題が少なかったせいか、すでに集中力切れかけていたせいか、今日の学び直し3は散々な出来。
テーマも少し難しいかも?慣性の法則って、そもそも読めてなかったし。

なかなか難しいなー。
ただ、何と言っても、字数がうまく数えられてなくて2,3回数十文字数えた結果、結局数え間違えて、書けていないとかいうのがどうにか治らないかな。
書きだす場所自体は正しいだけに、惜しい。

記述形式になると途端に弱いから、教材が少ないって言ってないで、夏休みまで改善しなければ、なにか別の教材も試した方がいいのかもしれない。
算数と違って、1度読んでしまった文章だと勉強の効果が薄れてしまうかもしれないのがやっかい。

内容は簡単でもいいから、しっかり記述形式の問題を、時間制限つけて解かせて練習した方が良いのかも?
とはいえその問題出すのはなかなか難しい。
十分な文章量がないと、単なる無茶ぶりになってしまう。


思えば公文は文章が短いというのもさることながら、時間も無制限で取り組んでいたからなー。

理科:正比例

うーん、やっぱり教科間で教え方が共通とまではなかなか難しいか、
これくらいは同じだと生徒側で理解すべきなのか。

この計算方法自体は、算数の百分率のところですでに習った計算。
正比例という用語で出てくるのは初めてだけど。

実質同じ計算をしているにも関わらず、ちょっとした表記違いで別のものだと認識して綺麗にはまる長男くん。
答えは大体合っているけど、式が書けていない。
だから、2回続けて計算するような問題になると、何を出しているのかわからなくなっているみたい。
そういえばこういう問題が前回の全モでも出ていたっけ。

百分率と同じだよと2,3回言って、ようやく理解できたようだ。
理解できてからはすんなり書けていたから、少なくとも式立てと計算での間違いは、しないですむ、かもしれない。

この単元は次の育テだけじゃなく、全モでも出るだろうから、しっかり理解しておいてほしい。
今度の育テも教材として使って勉強させておこう。