春期講習後のトレーニング

2021年4月1日木曜日

国語 勉強方法

春休み後半の過ごし方

春休み後半は日能研の講義もないし、次の育成テストまでも間がある。
今のうちに弱いところの強化をするにはうってつけ。

とはいっても、4日しかないけどね。

対策対象は読解力強化

次の目標は、「国語の読解力をつけていくこと」。
もちろん、一朝一夕ではこんなことできない。

育成テストや栄冠への道を通して、「長い文章を読むことに自然と慣れる」のは無理だった。
あるいは、と期待したけれど、無理なものは無理。
であれば、特別に対策せざるを得ない。

課題の明確化

短い文章と長い文章で何が違うか?というと、単純に記憶力と集中力の持続だと思う。
なんたって、公文の文章題は出来ていたんだから。

私自身、旧センター試験やらの対策(旧共通テストっていうのかな?)をしていたときに覚えがある。
文章が長い&興味もない文章に対して、途中から、字は読んでいるものの、もう一切内容が頭に入ってこないというような状態。
当然、設問読んでから文章読み直して時間はかかるわ、対象箇所を探すのにも時間がかかるわ。

そりゃ点数だって取れやしない。掬われて当然だな…!!
ま、足は切られるんだけど。

記憶力持続対策 覚えない

記憶力の持続、というか記憶力対策には、そもそも記憶が不要な問題から解けばいいと思う。

今の育成テストは、実は大体がそんな問題。
設問の近辺で答えが分かる。

まずは、「国語はほとんど設問近辺だけを見れば分かる問題なんだ」というのを教え込む。
つまり、ただ周りを「見る」んじゃあない、「観る」ってことだぜ、長男くん…。

集中力持続対策 全部読まない

集中力の持続も、実は同じような対策でカバーできる。

いらない、というか、回答に関係ないところまで理解して読んで頭に残さないといけないから、ずっと集中して読む必要がある。
実は、一度回答してしまったところというのは、別の設問で再度問われるのはけっこう稀。そんなところ忘れてしまってもいい。

分からない文章をダラダラ頭から読むよりも、文章⇒設問箇所⇒文章⇒設問箇所 の方が、頭が切り替わる気も、個人的にはする。

読み方のまとめ

文章⇒設問箇所という風に読んでいって、設問ではまず近辺だけを探す。
どうせまだ、指示語だの理由だの言い換えだのくらいしか問題にならない。
それで解けない問題は諦める。
諦めた問題は、あとで時間が余っていたら取り組めばいい。

テスト対策しすぎ?

文章が頭に残る読み方ではないが、別にいいじゃない、そこを勉強しているんじゃないんだもの。
気球やら飛行機やらの歴史だとか、どこの誰とも知らない人の気持ちを知りたくて文章読んでいるわけではなく、文章の読み方が正しいかを問われているだけ。

実際、難しい教科書を読んだりするときも、「わからなくてもとりあえず頭から最後まで読む」のではなく、適当に区切りながら、咀嚼して繰り返し読むわけだし。

難しい文章を読むときに突っかかりそうな箇所が、国語でも設問になっているんだから、テストはそういう読み方でいいんだと思う。

もちろん、趣味としての読書を否定する気はないけれど。
でも、「物語やらを楽しみたい・人の考え方を知りたい」というのと、テストで点を取るため・どんな文章でも読めるようにするための国語の勉強というのとでは、目的が重なる部分も重ならない部分もあるというだけ。

教材は栄冠への道

これまでの一部の単元で、学び直し3はやっていないので、これを時間制限をつけて練習。
時間制限をつけないとただの読書になってしまう。
(読書も、精読ならともかく、乱読では、読む深さが上がらない)

文章を読ませたいわけではなくて、「いかに文章を読まずに答えに早くたどり着けるか」の練習。
個人的には、こういう読み方できるようにすれば、読書はより一層楽しめる。
小説でも先読みしながら読めるし、論説文でも筆者に同調・反論しながら読めるから。

少なくとも、国語のテストというのはそういうものなんだって思ってくれて、欲を言えば2、3ヶ月くらいで、テストの結果にも効果が出てくれるといいけれど。
はてさて。