ヨイショ
誰しも経験はあるであろう、休みの翌日。
学校・仕事、行きたくねぇ。
それが6連続で10時間弱もいた塾であれば、そういう気持ちになるのも致し方ない。
人間としてごく当たり前の感情、摂理だ。
そんな長男くんの今日。
モチベーションを上げるのが、私の今日のタスクだ。
と言っても、そんな難しいものでもなく。
中受の記憶を一旦何もかも忘れて、普通の感覚で接するだけだ。
第一弾
ルーティンから。
今回のルーティンは、「まとめてやっちゃいな」というものでもなく、むしろ1日1個ね、という感じ。
コツコツ頑張るのが嫌いな私の、嫌な形態。
気分がノッたときにガッとやって終わらせてしまいたい、典型的なダメ人間思想。
というわけで、休み明けの今日も継続できただけで花丸だ。
ハードルが低い?
いやいや、中受の感覚でいるとおかしくなってしまいそうだけれど、小学生が、夏休みに、毎日、ルーティンを1時間こなすこと自体が素晴らしい。
私なんて、嫌々嫌々やっていた学校の宿題、たかが30分程度ですら、嫌々だったのに。
…先週から当たり前になったことをやるだけで褒めてくる父に、長男くんがちょっと気持ち悪そうな顔していたのが印象的だった。
第二弾
428の2周目でもミスった問題。
それが解けたのであれば、それはもう分かりやすい褒めポイントだ。
3回目なら、そりゃあ出来るだろうって?
いやいや、2回目だって出来なかったのが、出来るようになったなら、こまけぇこたぁどうでもいいんだよ。
それに、出来ない問題がある方が、勉強は進んだってことだろうしね。
全部が楽に解ける問題だったら、気分は良いかもしれないけど、やる意味はなかったってことでしょ?
カベに当たるからこそ、それを乗り越えるのが面白いってもんでしょ、勉強っていうヤツは。
そんな声掛けをしているせいなのか、連日やったからなのか、今日は正答率良かった。
…「一回でも×がついたのは、もう一回だよ?」ってお盆のときに言ったら、怒るかなぁ?
でも、「正解できること」が目標じゃなく、「見た瞬間に正しい解法が思い浮かぶこと」が目標だしなぁ。
まぁ、後に考えればいいことは後に考えればいいわけで、お盆の時の私がどうにかしてくれるだろう。
第三弾
今日も今日とて、暑い。
どうにかなってしまうんじゃないかというくらい、暑い。
こんな日に、外に出る準備をしようというだけで素晴らしい。
こんな猛暑日に外に出る準備、メッチャしてるやん。
そんなんできひんやん普通。
長男くん、半端ないって。
…ここら辺まで来ると、何か変だと訝しがりながらも、つい緩む口元。
所詮は子どもよ。
第四弾
二男くんに勉強を教えているときに、帰ってきた。
よく、頑張ったねぇ。
暑いし、一日休んだとはいっても、だからこそむしろ疲れただろう。
ゆっくり休むんだよ。
気色悪いくらいに優しい言葉を掛けるパパに対して、純粋に気色悪そうな顔をしていらっしゃる。
…今日の分の復習やったらね。いつまでもYouTube見ながら飯食ってんじゃないよ。
余計なことを言っちまったと内心しまったと思ったパパに、いつもの感じだという面持ちでいらっしゃる。
気付けば、父に対する評価がおかしなものになってしまったような気がするのは、きっと気のせいだ。
フィナーレ
そんな感じに6連チャンの2週目がはじまった。
ちょっと夜更かししたい気味な長男くんに、「今日はやめとき」と気持ち早めに寝かせる。
この夏は、勉強は先週と同じ感じで進めればいいけど、少し慣れてきたらからこそ体調を優先しな。
体調崩して突発的に1日だけ休むならまだしも、もし予定外に2日勉強できない事態になると、結構取り戻すのが難しそうな日程だぞ。
ということで、素直に寝に行かせることに成功。
月曜は、行くのも辛いけど、帰ってきてからはっちゃけてしまうと翌日が余計に辛いからね。
…まぁ、そうやって辛いのは私も同じなのに、こんな夜更けまでブログを書いてしまっているのだけれど。
酒も飲んじゃっているしな。
しかし、飲まずにはいられないよ。
こんな暑いのに、休み明けに、よく働いたよ、オレ。
さて、眠いけど、まだ寝たくはないな。
いっちょゲームでもすっか。
明日のことは明日のオレがどうにかしてくれるだろう。
…どうか長男くんや二男くんには、こんなダメ人間にはなって欲しくはないものだ。
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