子どものやる気
春分の日の今日は、一日ゆっくり。
長男くんは、記述模試?記述力模試?細かい名前は忘れたけど、の後に授業の日。
大変だなぁ。
二男くんは、悪夢の「四則混合の逆算」の復習日。
大変だなぁ。
パパは今日は何の予定もない。
うとうとしながらWBCをつけたまま、朝寝して。
お昼ご飯を食べたらお昼寝。
夕日とともに寝てしまおう。
ビバ駄目人間。
父親がこんなでも、子ども達はマジメに勉強する。
素晴らしい。
勉強習慣
我が家の二人の息子はどちらも公文を保育園の年中くらいからやっていた。
それが、勉強にとってどれくらい役立つのかはよくわからない。
保育園のときなどは、ちらっと見たけれど、はじめは「線を引いてみよう」とかそんなレベル。
やりはじめたときこそ鉛筆の持ち方とかしっかり机に座るとかから見ていたけれど、いずれそれもなくなり、「分からない」と言われたときだけ隣で私なり妻なりが教えていた。
そんなこともあり、公文に行かない日には自分達で時間を決めて決められたプリントをやる習慣が定着した。
「やらなきゃいけないことはやらなきゃいけない」という意識が定着したのは、公文のおかげかなと思う。
他に、計算力とかもあるかもしれないけれど。
それでも、それは人によるかな。
同じ兄弟でも、公文の範囲では二男くんの方が計算が速かったと思う。
一方で長男くんは、計算の仕方があまり定着しないことも多かったし。
正直、このへんは、声掛け程度ではもうどうにもならない、成長の度合いとかなのかなと思っている。
他に、コツコツやるのと、単純作業に近いような計算練習とかが、二男くんには合っていたのかもしれないけれど。
やる気を引き出せ
「塾に通えば成績が上がる」なんて甘いことまでは考えていなかったけれど、中学受験の塾というのは予想よりもかなり上の難易度だった。
それに加えて、ウチの息子、特に長男くんの方は、彼自身が大分アレだったのか、一般的にもある程度そうなのか、授業を聞いてくるだけでは全然復習が出来るようにならなかった。
難易度は小学生を超えていたのだけれど、はじめの導入として、ノートの取り方、復習の仕方だとかも小学生レベルでなかったのかもしれない。
私は勉強の内容もその辺の勉強の仕方も、ある程度はアドバイスできるけれど、塾講師のアルバイトをやっていたときには、どうにも出来ないことがあった。
それは、やる気を引き出すこと。
自分自身が、率直に言って勉強は平均以上に出来たし、だからこそか「やる気にならないからやらない」という選択肢を選んだことがほとんどない。
溜めた宿題でも期日には間に合わせたし、「分からない」というのも放置するのがイヤだった。
それに、聞こうと思えば、中学生くらいまでは兄や母に勉強を教えてもらえたし。
なので、「テストで目標点が取れないのに勉強をやらない」と考えられる子どもの気持ちがちっとも分からない。
バイトでなら、それでも良かったかもしれない。
「最低限、時給分の仕事、面接時に言われたことまではしている」と思える程度には働いていたし。
しかし、我が子相手だとそうもいかない。
求めているのは、「父親の責務は果たした」という使命感でも、「とりあえず決めた時間だけ勉強をやらせはした」という安心感でもない。
成績、とまではいかなくても、理解度の改善が目的だ。
しかし、通塾をはじめてから2ヶ月弱の授業と試験ですっかり心が折れかけていた長男くん。
お金を上げたい、というよりは、分かりやすい目標を設定するために、お金のボーナスを導入した。
ルール
最近いろいろ増えた。
・各科目、総合7割で200円。
・国算は9割で500円。
・各科目、満点は2000円。
・総合は400点超えで500円。
・総合は450点超えで1000円。
・席順2列目で200円。
・席順1列目で500円。
・席順1、2番席で1000円。
育テの場合は、「各科目7割」が理社だけは85点以上に変わる。
あと、最近二男くんが1,2番席のどちらが本当の1番かを確認してきてくれた。
なぜか2年通った長男くんではなく。
そこで、ダブルアップチャンスを設けた。
・ダブルアップ宣言して1番席なら、2000円。
・ダブルアップ宣言して2番席なら、500円。
・ダブルアップ宣言せずに1、2番席なら、変わらず1000円。
まぁ、遊びみたいなものだ。
細かく色々つけているのは、何かしらにひっかかれという気持ちと、ある程度複雑なルールのゲームにしたかったから。
お小遣い?
大体、いつも総額で1000円から2000円の間くらいかな。
ということで、毎週テストのある小6だと、概ね月に1万円くらいの出費になる。
しかし、預け先が銀行か子どものタンスかで、あまり変わりはない。
別のルールとして、「1000円以上のものを買う時は親に相談」があるので、結局彼らが自由に使えるお金はほとんどない。
それでもお金がもらえるのはうれしいのだろうか?
成果が分かりやすいからかな。
もう長男くんの方はこのボーナスがなくても勉強しそうだけれど、いまさらなくすとモチベーションに影響してしまいかねないし、これまで散々長男くんにやっておいて二男くんの方にだけボーナスを入れないという選択肢はないし。
そんなこんなで、精算はめんどくさいのだけれど、まぁいい案だったかな。
キャッシュレスだとなおいいのだけれど。
しかし、二男くんの方は、もう少し何か考えておく必要はあるかも。
長男くんの方は出発点がいまいちだったので、成績が上がるほどに貰える金額が如実に増えていったし、それでデキる自信を取り戻していったから、この作戦は当たった。
一方で二男くんの方は、出発点からしてなかなかの点を取ってきているし、ここから大幅に上がっていく余地が少ない。
…んー、少し、あえて散財させて、物欲でも生ませるか?
あるいは、何か別のベクトル、たとえば1日1時間に制限をかけているYou Tubeの使用権を買える仕組みにする、とか。
コツコツこのまま続けていきそうではあるけれど、兄弟で違った嗜好だから、集中力が切れたときとか、勉強のやる気が出ないときとかの対策も考えておいた方が良さそうだなー。
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