長男くんとパーカー

2022年5月5日木曜日

生活

家族でお出掛け中

ちょっと信じられないことが起きた。

コイツ、ホント、中受なんてやっている場合なんだろうか…。

体温調節

春なので、お出掛けといっても、夏のように涼しい恰好をするわけにもいかないし、冬のように厚着をするとバテてしまう。

なので、体温調節用に着脱可能なものを一枚羽織る、というのは、至極当たり前。

ところが、このバカ長男くん、小1~3年の頃には、いっつも学校にその一枚を忘れてきやがっていた。
一番ひどいときは、たしか3日続けて忘れて、もう羽織る一枚がねぇよ!ってときがあった。

どうしてそう何度も何度も服を忘れてこられるのか?
学習能力というものが欠けているのか?何か事情があるのか?

まぁ、男の子なんてそんなものだよね、私も昔はもしかしたら近いところがなきにしもあらずと言えたのかもね?
徐々に大人になるにつれ、なくなっていってくれるよね、ね!?

と期待していたけれど、もう、ダメなのかもしれない。

お出掛けにいく

GWでお出掛け、というときに、なぜかパーカーが一枚ない。
長男くんと二男くんと同じパーカーだけど、二男くんが「ない、ない」と困っている。

あぁん?
なんでパーカーなんてなくなった?
最後に着たのはー…、ってお前、着たの随分前じゃない?

たしか、先週末には見た気がする。
半袖で出掛けるときに着ないのかー?と声を掛けたら断られ、帰りに土砂降り。
震えるくらい寒かったみたいだから、春秋は体調管理用に1枚用意しておく重要性を諭したばっかり。

その後、着たのは…?
妻によると、どうやら長男くんが5/2に学校に着ていって、忘れてきたらしい。

うぉい!
だから、お前はなんで学校に服をそんなに忘れてこれるんだ?
まして、3連休前、いつもにも増して確認してから帰ってこいや、このスットコドッコイ!

しょうがないので、ちょっと暑いかもだけど二男くんには薄めのフリース着せて、お出掛け。
ホントは長男くんの方に着せたかったけど、サイズが小さいから仕方ない…。

脱いで着た

この時期だと冷房効いているところと効いていないところがある。
暑い外を歩いてちょっとへばり始めたところで、脱がせた。

それから冷房のところに移動後、少し休んでから、服着ろーと各自渡していった。
こっちもちょっと疲れ気味、確認なんてするわけもない。

だって、小5と小3、服の着脱に困るようなことは滅多にない。
ちょっと壊れ気味のチャックが噛んでしまった、とかならともかく。

そんなこんなで、GWだしアイスでも食べようか、と注文して、アイスが来るまで待っていると、あれ、なんか長男くんがいつもに増して変じゃない?

「なんか腕動かしにくいー」とか言っているし。

…お前、なんで、胸にポケットついてんの?
そのパーカー、胸ポケット、ないよね?

なんか、下の方、尻尾みたいになってない?

もしかしてだけど、上下逆さまじゃない!?

え、ちょっと待って、もう服を着てから10分くらい歩いたよね?
このGWの人込みの中、ずっとソレだったの?

パーカーなら裏返し、シャツなら加えて後ろ前っていうのも、まぁ、分からないわけじゃない理解のある側の父親だとは思うけど、さすがに上下逆さまは見たことないぞ?

そら、手も動かしにくいだろうよ。
ヒトの体はそういう風にはできていないんだからさ。

ていうか、他にも、重さのバランスだとか、お尻に何か当たる(フード付き)とか、気づく要素は一杯あったよね!?

良く言えば、愛嬌がある、のか…?
でも、ちょっと、良くは言えないわ…?

そういえば算数

遊び主体で過ごしていたので、本日は1点のみ。
逆算=方程式のときに、左端にイコールを書くな。

それは式変形として間違いだから、それだけは直せ、と強く言い始めて早一週間。

直らん!

何故だ!ただ「書かない」というだけのことが!
たしかに、方程式と計算の違いだとか、方程式だと左辺が空っていうのはあり得ないとか、細かく言おうと思えばできるけど!

小学生でも、結論だけ伝えれば十分でしょ!?
だって、逆算で左端に=を書いたら、1行に2回出てきちゃうじゃん!
違和感ないの!?

この子は、もう、こういう、「自分の興味がないものには徹底的に無頓着」「失敗が発覚したときすら深刻に捉えないので直らない」というのは、レッドゾーンなのではなかろうか。

その手の感覚は分からないわけじゃないけど、程度ってものがあるでしょうよ!

まぁ、深刻にとらえないというのは、ある意味で長所でもあるけれど。
それが生活面で猛威を振るうとなると、なかなかのモノです。

ごめんなさい、安西先生、ここでもう試合終了です。

…お前、絶対、18になったら一人暮らししろな。
もし将来結婚を考えているのだとしたら、それが、切なる願いを込めた、父からの最後の贈り物だよ。