長男くんと果てしない栄冠への道

算数の復習

長かった分数計算シリーズも今回で終わり。

明日の育成テストで区切りがつく。

のだけれど…。

問題が多い…

水木と３コマ通塾の長男くんは、復習のチャンスが今日しかない。

計算単元なので計算問題が多いけど、なんかいつもの２，３倍ない？

計算にはそれなりの自信を持つ私ですら、前日に予習をしたとき、鉛筆は欲しかったし、その上で１０分くらいはかかった。

本科は、問題の確認だけで、解くのはギブ。

うーん、今回の単元、問題はやたら単純だけど、珍しく物量作戦。

まぁ、分数の四則計算は長男くん熱望校でも必ず出題されている。

そのことから考えても、これは、単に「理解しろ」ということだけではなく、「速く、正確に、ミスっても間違えないように、練習しとけ」というメッセージに思えてならない。

で、あれば、「類問だから」といってピックアップで済ませるわけにもいかないな。

全部やらせよ。

だらつく長男くん

まずは国語の読書ツール。

ここはやっとおかないと、勘違いしたまま行ってしまった場合、テストでも逝ってしまう。

…いや、お前、今日はマジでやべぇぞ。

悪いこと言わないから、泣き言もだらだらもやめたほうがいいぞ。

算数が、パパの見込みだと、４，５時間かかりそうだぞ。

と言っても、ピンと来ないのか態度が改まらない長男くん。

まぁ、それならそれで、いいけどよ…。

忠告はしたぜ？

嫌がる長男くん

そんな国語を終え、算数の栄冠に。

「ねぇ、パパ」

なんだい？

「計算ばっかなんだけど。半分だけでいい？」

ダメ。

…唖然としていないで、はよ、やれ。

２，３問解くごとに、「多すぎるー」「解けるのにー」「めんどいー」とやかましい長男くん。

ということで、前日感じた印象を話してあげる。

なぜ、この単元だけ異様に問題が多いのか。

少しずつしか変わらないような、それでいて大して頭を使うわけでもなさそうな問題がなぜ大量にあるのか。

解ける？

そんなのは当たり前だ。

１０問に１問間違えるようなレベルじゃダメだっていうことだよ。

ミスはしてもいい。

でも、それを答え合わせまで気づけないような解き方をするな。

１行１行検算しながら進めばいいんだから、難しいことでもないだろ。

この単元の問題、キミの熱望校でも、今の候補学校の大体でも、必ず出題されるんだぞ。

そして、計算練習みたいな単元は、もうこれで終わりだ。

負の数や有理数の範囲までは触れないみたいだからな。

ここで点が取れないのは致命的だし、なによりこの計算は、算数はもとより、なんだかんだ大学受験の理系では自然に出来ないとキツイぞ。

というわけで、やれ。

半泣きの長男くん

計算ばかりで３時間経過した頃から、やたらと正答率が下がる。

途中でご飯食べたり、それなりに休憩したりもしたんだけどな。

集中力が切れ始めたか。

ちょうどいい。

間違えた答えは、自分で見直してどこを間違えたか見つけろ。

いいか、解き直すなよ？

自分の書いた式を見て、見つけるんだ。

「えー、解き直した方が早いよー」

うるさい。

テストのときに、全問題を２回解くスピードは出せないだろ。

テストのときと違う解き方しても、点につながらないだろ。

「もう何が書いてあるか分からないよー」

それは、見直せるように書いていないオマエが悪いんだ。

といっても、読めるんだから、私が小学生のときよりもはるかにしっかり書けているし、実際見直しには十分だと思うけど。

でも、ミスはイマイチ見つけられない。

見るのが甘いんだな。

いいか、一行一行、一字一字、頭の中で読むくらいに確認するんだぞ？

５分くらい経ったら教えてあげていたけど、都度お説教。

多分、疲れてきて、字が小さくなったんだな。

見直しをするためには、まず字を大きく書かないとダメだぞ。

分数混じりの計算は思ったよりスペース使うけど、狭いところに書くと約分をミスったりするからな。

もう疲れているのは知っているけど、どんな状態であれ、計算は出来ないとダメだ。

テストでたとえ国語がコケたとしても、算数のはじめは大体計算だから、そこが解ければ気持ちが持ち直せるでしょ。

というわけで、速度が1/３倍くらいになっても、進行。

頑張る長男くん

普段１０時に寝る長男くん。

もう９時半。

そろそろ潮時か？と思うけど、計算問題を抜けると、ちょっと持ち直し。

計算ミスは増えても、問題を考えるのは楽しいのか？

といっても、解けないのも多いけど。

この辺の整数問題は、はじめの発想が難しいのが多いからな。

私の方がもう眠くてグロッキー気味だけど、頑張ってるから付き合ってあげないとな。

…そんなこんなで、シナジーまで終えられたのは、もう１１時。

頑張りすぎだろ。

まぁ、頑張ったとはいえ理解したかは若干怪しいけど、「わたえら」は栄冠と共通していなかったらスルーでいいや。

ホントに、根性ある子だなー。

…ごはん前の序盤に、ダラダラやってなければ、もうちょい速く終わった気もするけど。

まぁ、別にいいや。

やると決めたことを、やり切ったのが、偉いってことで。