これからの算数は図形だよー

2021年5月9日日曜日

算数 勉強方法

ようやく図形

代数とか小数とか概数とか、概念的な単元が一区切りとなり、ようやく図形。
ここまでしんどかった…。
正直、もう少し概念までは授業で理解をしてきて欲しかったな。

図形は、なにせ、とっつきやすい。
どうあがいても問題が視覚化されているから。
まぁ、私は嫌いだけど。
補助線を引く、どこそこの図形に着目するだとか、十分条件は満たしても必要条件を満たしているとは思えない。
とっかかりが論理で解けない問題は、得点源にするのに安定感が不足するから好きじゃない。

長男くんがどうなのかは未知数だけど、わからないにしても、「意味がわからない」という風にはならないのではないかと期待。
ここから算数の勉強にも慣れていけるといいのだけれど。

初回は散らかった内容

今回は多岐にわたる内容。
長さの単位換算の復習だったり、「定義」という言葉が出てきたり。
そして多くの問題は、周りの長さについて。

単位の換算は、k、m、cまでの単位の接頭辞での変換について。
あー、はやく10の累乗を使って教えたいー。わかりにくいー。
でも、指数とか習うの下手したら高校か?
先は長いなぁ。
それさえ覚えてしまえば、単位の換算なんかで悩むことは一生なくなるのに。

うーん、「定義」に触れる必要はあったのか?
とりあえず、「もうそういう言葉の決まりだから」ってことで教えた。
地理と同じように、覚えなくてはいけないこと。
でも、正方形の他の四角形が出てきてからでもいいんじゃないかな。

周りの長さ

中学受験していない私には、はじめ予習したとき全然わからなかった。
長方形から少し抉れても周りの長さは変わらないの?
なんで?

っていうか、そこまでして周りの長さって出したいものなの?
定規で測ったらいいんじゃね?面積と違って測りやすいでしょ。
ちなみに今後の主題は、角度を扱った後、面積になっていく。
対頂角等の3つから、平行四辺形とその派生、三角形と。
中学でも大体同じ順序で勉強するな。合同や相似の証明とかがないのが小学生版かな?

そんなわけで周りの長さについて着目したことはないから、抉れているのを元に戻すような、そういう図形の見方はしたことがない。
まぁ、説明されてわからないものではないけど、なんでかわからないが、説明がはっきり書いていない。
…このテキスト、本当に予習には向かないな。
なぜ問題で一番使う考え方が明記されていない…。

でも、その見方だけ教えたら、長男くんの方があっさり解いてて笑った。
抉り方によっては周りの長さが変わってしまうときもあるらしい。
どういう抉り方ときに周りの長さが変わって、どういうときに変わらないのか、
私には条件が言語化できなかったけど、
どうやら「頂点を含んだ長方形で抉れるときは周りの長さが変わらない」らしい。
教えてもらっちゃったぜ。

よかった、コレ、何通りか教え方を考えていたとはいえ、理解できなかったらどうしようかと思った。

スムーズに終わった予習

予習範囲である、本科テキスト終盤の、前半数問を解くまでに要した時間は大体30分程度。
今まで数時間単位の時間がかかっていた予習が、はじめて心温まる時間で終わった。

いいね、この理解度で授業に臨めれば、結構わかるんじゃないか?
できることなら図形の単元で、習いたて直後での理解力も上がるといいのだけれど。
そうすれば復習の方の質も上げられるようになる。
がんばってねー。

どうやら長男くんの方でも予習の手ごたえを感じたようだ。
予習というと毎度すごく嫌がっていたものね。これからもこうだといいね。
「テストの成績もどんどん上がっているし、ご褒美もゲットしまくりだし、長男くんすごいんじゃない?」と適当におだてておいた。
反抗期を迎えてもいない今、ちょっと照れくさそうにしつつも、
こうかは ばつぐん だ。
そんなこんなで、ひとしきり小躍りを見せつけられた。