国語特訓小説文編

2021年4月30日金曜日

国語 勉強方法

国語特訓その3

今日は普段は勉強お休みの金曜日。
でも、学校から早く帰ってくるから、1時間ほどお勉強。

もっと嫌がるかと思ったけど、今日はやたら素直に始めたなぁ。
国語を勉強したら、理科も社会もよくなるし勉強が楽になるというのを信じてくれたのだろうか。

小説文の読み方

小説文も論説文も基本的には読み方は変わらない、はず。
回答は文章をベースに組み立てるのであって、自分で考えだすわけじゃない。

回答を用意・採点する側の立場になれば、自由作文をさせるわけじゃないんだから、回答の要旨に反した答えに対しては明確に反論できるようにしてあるはずだ。

思考技法から言っても、登場人物の感情の動きとそれに影響を与えたイベントに着目しろって話なんだから、そう読めばいいと思う。

…でも、ごめんなさい、本科テキストの文章、わかりません。
本科テキストは育テのような問題形式ではないから、回答対象になっていなくて解説もないし。
動画も一応チェックして見たけど、得心がいかぬわ。

よくわからない文章1。
息子がヤバい状況になっているのを見つけた父親、とっさの機転を利かして助けたが、その方法は自分の部下を危険にさらすもの。
その後助かった息子を見て「まるで首を絞められたような声(略)うめいて泣き出した」となって、なんで「息子が助かったことに安心して」っていう感情なの?それが0だとは思わないけど。
苦し気じゃないか。首絞められて安心?

よくわからない文章2。
妹が独断専行で鳥を助けようとしたとき、鳥の放置を薦めた兄達は呆れ、仕事でその場を後にした。その数時間後、実は妹のいる場所は満ち潮で沈んでしまう。間一髪助けた兄達。
その後、兄達は妹を「まぶしくて見れなかった」そう。
この理由が、鳥を自分の力で助けた妹への「尊敬」、そして自身への「恥」だと?
別に兄達が鳥を助けようとした描写もないし、妹が自力生還したわけでもないのに?

どちらも、考えてみる題材というだけならともかく、文章中に明確に述べられていないのだから、試験には出ないと思うけど。

育テの復習

今日は小説文の方の応用テストから。
こちらも、論説文と同じく、書けば正答率は高い。

問題は時間内に答えを書くところまでいけるかどうか。
思うに、読み直しの時間が多いんだよね。一回で理解を仕切れていない。
読むのを一回だけにしろとまでは言わないけど、
読解力=読解時間×読解効率 としたら、後者が低いわけだ。

じゃあ限られた時間内に高効率で読むためにはどうするか?
一回で理解できるように気合を入れて読む?
って言われても困るよねぇ。別に気を抜いて読んでいるわけじゃないんだから。

1つの方法はガンガン書き込むこと。
TOEICのように、メモが禁止されたテストじゃないんだから。
算数の途中式を書くように、国語も公式を書いていく。
まずは、指示語での用語の関係、接続詞での文章の関係、5W1H、くらい。
多くの文章に触れていれば自然と理解してしまう点を、意識的に、実行する。

書き込んでしまえば、2回目は文章から読む必要がなくなる。自分のメモを見ればいいんだから。
それに、自分でメモをアウトプットしたということは、それだけ短期記憶にも残りやすい。

あとは、そうやって意識的に読むと、「わからない文章」に出会ったときにも対処する力がつく。
日能研的に言えば、国語で習った思考技法の結果を、算数の初回で習った通りに視覚化する感じ?
ついでにそうやって読んでくれれば、どこで間違えたかのチェックもしやすい。
栄冠への道だとやりにくいけど、育テの過去問だから、気楽に書き込めて助かる。
問題用紙と回答用紙が余ってたらくれないかと聞いてみたところ、それは拒否されてしまったけど。もともと応用問題は解いてないから、空欄状態で残っているしな。

理科も社会も、そうやって読むと、もっと間違えにくくなるんだけどなー。