動じない二男くん
中学入試2日目。
首尾良く合格を確保しつつ、いよいよチャレンジ校へ。
起床、出発
いつも通り5時に起床。
慣れたものだし、二男くんも緊張からか、すっと起きる。
今日はついにチャレンジ校。
とその前に、昨晩の結果を確認させる。
もちろん親は確認済。
ありがたいことに、合格。
これで、4月から私立中学生になれることは確定した。
仮に不合格だったら今日の午後校へ出願予定だったけど、それはナシに。
通知書を印刷して壁に貼り付け、朝ごはん。
朝ごはんのメニューも本人の好きなものに変え、お通じも来て、体調面の懸念はなし。
基礎トレチックな計算勝負は、若干怪しいところがあったけど、とりあえず私を撃破。
頭も目覚めているようだ。
よし、じゃあ行こう。
移動中
今日は平日受験で、朝は若干ラッシュ気味。
とはいえ、普段乗り慣れている路線でもあり、車両などの下調べは問題なし。
学校最寄り駅に着くと、寒さもあるか、少し緊張気味。
あれ、今日は、緊張している?
「そりゃあね。ちょっと緊張するよ…」
というけど、論破してやるさ。
あれぇ、お兄ちゃんは1日の方が緊張したって言ってたけど、キミは違うんだね。
でも、テスト受ける場所が違うというだけで、絶対にSAPIXでキミが練習してきた問題よりは、簡単だよ。
パパは過去問なら解けるけど、SAPIXの方が難しかったもん。
だから、本番だからといって気負う必要はない。
難しい問題が出るとしてもそれはみんな同じだから。
「いつも通り」が出来れば、問題はないさ。
と励ました後は、学校までまた下らない下世話な話をしながらテクテクと歩いていく。
なるべく、会話が途切れないように。
もう、出来ることは、それくらいだからね。
あぁ、緊張するなぁ。
いや、私の場合は緊張というよりは、不安か。
何か一科目でもコケれば致命傷にすらなってしまうような難易度。
国語は時間配分が上手くできるかな、社会の資料読み取りで誤解はしないかな。
あとは、その場の思い付きが要求される算数や理科で、失敗しなければいいのだけれど。
悲しい思いで憧れ校のテスト時間を過ごすことのないように、と祈りながら、「寒くておしっこ漏れちゃいそう」という話を、情熱的に、多面的に、話し続ける。
そうこうしているうち学校に着いたら、深呼吸を二人でしてから、最後の荷物確認。
筆箱、時計、受験票などなどをしっかり見てから、もう一度最寄り駅に着いた時の話を繰り返す。
「いつも通り」、後悔のないように、行っておいで!
テスト中
別れてからは満喫へ移動して、一息を入れる。
1日目の午前校発表まで、数時間。
もう何度目かになるけど、この時間は、ホントやだな。
とにかく落ち着かない。
寝る気も起きないし、マンガを読む気にもなれない。
でも、発表の時間は来る。
二男くんは「一緒に確認したい」とは言っていたけど、それは、無理だ。
履歴が残らないように満喫PCでの確認で慣れないキーボード設定でモタついたけど。
確認した結果は、合格。
ふー。
と3回くらい深呼吸する。
模試の成績や過去問からは合格が見込める学校ではあったけれど。
この学校は、長男くんのときからの良いなと思っていた学校で、公立中高一貫も当初考えていたのが私立一辺倒になったきっかけ。
昨日受かった学校とこちらと、どちらがいいのかは二男くんに最終確認も必要だな。
これで、この後の出願プランも決定かー。
と、ぐちゃぐちゃになっていく思考で、残っていくのは安堵感。
良かった。
とにかく、良かった。
長男くんの時に一度だけ経験したけど、子どもと一緒に結果確認出来る気はとてもじゃないけど、しないなぁ…。
あとは、妻と連絡を取り、今後の予定を確認&塾に一報。
その後は、迎えの時間にだけ気を付けて、ちょっとリラックス。
…と思っていたんだけどね。
やっぱ無理だった。
ふとしたタイミングで今は何の科目をやっていて、どんな状況なのかな、と気になって仕方ない。
これも、あと数日の辛抱、のはずなんだけど。
やだなぁ、大学受験のときも、こんな風な心配を抱えて過ごしているのだろうか。
受験と帰宅
その答え合わせの、お迎えの時間。
予定通りに所定の場所で、二男くんを待つ。
どうかなぁ、悲しそうな顔はしていないだろうか。
不安に押しつぶされそうに待っていると、二男くんが見える。
手を振って合図すると、笑顔だ!
出来はともかく、少なくともショックは受けていなさそう?
どうかなどうかな?と逸る気持ちを抑えて、まずは「お疲れ様」と声を掛ける。
何か体調面や精神面等で、問題はなかったかと確認。
うん、普通に話せているな。
出来が悪いときは、もっと言葉も少なくなるし、表情も暗いし。
ということで、「で、どうだったん?」とストレートに聞くと。
「よく出来た、と思う」とこれまた笑顔で返してくれる。
…あぁ、よかった。
チャレンジ校での受験を、そういった感想で終えることができて。
「…まぁ、受かっているかどうかは分からないけど。難しい教科もあったし」
と続けるけど、いいんだよ、そんなことは。
キミが難しいと感じたなら、周りだってそう思っただろうし。
受かっているかどうかなんて今はいい。
キミがよく出来たと思う入試が出来たなら。
よく頑張ったね、と声を掛けつつ、最愛の我が子の肩を抱く。
あぁ、誇らしい。
さて、じゃあ、帰ろうか。
と、人の列が続く道すがらではなく、駅に着いて立ち止まるところを見つけてから、二男くんによる1日午前校の結果確認。
さも初めて見るかのように画面を読み上げていきながら、先ほどの合格画面の一歩手前まで進める。
はい、じゃあ、ここを押したら結果だよ。
「ん。」
と短く返事してから一拍置いて、結果表示。
桜色の画面が見えているはずだ。
おめでとう、と声を掛けながら、合格を噛みしめる二男くんを見つめる。
うれしそうだな。本人も、不安だったんだろう。
…あ、でもシチュエーションはちょっと違ったか?
もしホントに確認していなくて、落ちているかもしれなければ、こんなところで確認させないからなぁ。
でも、まぁ、突っ込まれなかったからいいか。
帰宅後はご飯を食べ、二男くんは明日の過去問確認や、国語の残っているプリントなどで練習。
一人で出来そうだったから、ちょっと休ませてもらった。
なんか、もう、体が持たない…。
目覚めてから、改めて、少し明日の学校用の対策を繰り返して、二男くんはいつも通り21時には就寝。
物音もしないし、すでに睡眠中のはずだ。
インフルなどの感染症も流行っている中、体調については、万全の状況で受験させてあげられそうだな。
あとは明日のお通じだけど、最悪ストッパもあるし。
朝起きてからの動線の確認も完璧。
私も体力回復しておかないと。
…なんだけどなぁ。
2月の2日。
明日は、3日。
ここまでの結果は、上々。
…長男くんのときと、同じように。
本人の手応えも、それなりに期待が出来る程のようだ。
…長男くんのときと、同じように。
今回は、果たして、どちらの目が出るのかな。
合格発表までの地獄のような待ち時間と、合否の良くない方を知ってなお装わなければならない平静と。
悪夢のようだった2月の3日目が、また来る。



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