日能研入塾まで
そろそろ冬になってきて、次の新小4年生が入ってくる頃合い。
はたまた、すでにそこを見据えて準備している小1,2年生の親御さんもいたり?
某進学塾では、小1からでないと席が空いておらず申し込みもできない、といったことも聞かれる。
そんなわけで、二男くんのときのためにも、長男くんの日能研での費用と入学時の体験をまとめておきたいと思う。
日能研内の分類
関東の方の日能研には、関東系と本部系の2つがあるらしい。
関東系のホームページに載っているのがもちろん関東系。
載っていないのが本部系らしい。
その分類だと、長男くんが通っているのは本部系のようだ。
本部系のクラス名は、R・G・W。何の略かは知らない。
Gが上弦、Wが下弦。ウチの教室にRはなかったはず。
一方、関東系は、M・A。こちらも何の略かは分からない。
おそらく、Mの方が上弦?
特徴として、本部系は宿題がなく、関東系は結構出るとか。
たしかに長男くんには宿題という扱いの課題はない。
自己学習的な復習のみ。
家でサポートできる自信があるなら本部系、微妙なら関東系の方がいいのかな?
そんなことより、最寄りの日能研、で選ぶ方が多いと思うけど。
ウチとしては本部系の方が良かったとは思う。
費用: 小4で50万程度
説明上では本部系も関東系も同じみたい。
HPに記載していない分は比較していないけど。
以降は全て本部系の話。
費用は4科と2科でそこそこ異なるけど、倍ほどは変わらない。
長男くんは4科で、小3の2月から受講。
合計(2月入塾~10月末の9ヶ月分): 421,388円
あと11月、12月支払分(各20,900円)と冬期講習代。
おそらく、4年生の1年間で50万くらいになるのかな?
入塾時:
4科 109,571円
2科 90,222円
→これには、初回の授業料に加え、半年分のテスト費&教材費も込。
→入会金は22,000円だったはず。
授業料:
4科 20,900円/月
2科 15,675円/月
→2科といっても、減るのは4コマ中1コマだけなので、半分でなく75%
→ここは兄弟割特典あり。下の学年の方が半額。
育テ(育成テスト)、全モ(全国公開模試):
4科 3,300円/回
2科 2,700円/回
→入会時を除くと、全14回分かな?
教材費:
4科 24,000円程度/半期
2科 17,000円程度/半期
夏期講習:
合計: 58,520円
通常分: 38,720円
特別分: 19,800円
春期講習:
35,970円だったはず。
大体ネットで調べられたのと同程度の金額。
入塾時の案内では年間の合計金額が分かりにくいけど、別途案内となる長期休暇ごとの特別講習費が全体の1/4~1/3程度にもなる。
なお、学年が上がるにつれてコマ数が増えたり、単価が上がったり。
中学受験が「沼」、「課金ゲーム」と言われる点かな?
入塾案内
私は中学受験をしておらず疎いのもあって、切っ掛けは妻から。
中受をするなら、新小4、つまり、小3の冬から塾に行くのが通例らしい。
そんなあたりから、塾紹介の広告等が目に入ったとのこと。
大学受験とは違い、中学受験は学校でやっていないことを学んでいく=別カリキュラム と思った方が良いので、通例に従うのがいいのだろうと思う。
(最近は「6年から始め、行ける中学に行く」という「ゆる受験」といったスタイルもあるらしい)
通いたい校舎に連絡を取ると、入塾テストや説明会について案内してもらえた。
ちなみに、ウチが日能研を考えた理由の一番大きい点は、近いから。
長男くん、一人で電車乗ったことなかったし。
私が仕事の時期上、時間が割けるときでよかった。
その点だけで半ば決まりだったけど、他の理由として、個人指導や大手以外は夫婦ともども嫌だった。
個人指導は長男くんに向いているかもしれないけど、学習の質的に不安感があった。
(学生時にバイトしてたから)
それに、集団生活での指示聞きに不安がある子だから、集団授業の中での学力に見合う学校が良いと思った。
加えて、夫婦とも関東の中受に明るくないので、情報面からも大手塾だよね、と思っていた。
(妻は中受したものの関西出身)
入塾試験
そんなこんなで試験を受けに行ったところ、いきなり試験時間が長い…。
国語40分、算数40分、総合(理社が組み合わさったようなもの)が40分、合計120分もあった。
てっきり国語20分、算数20分くらいと思っていたのに。
総合ってなんだ。
その時の問題はもらえなかったけど、結果はもらえた。
国語: 40/150、平均97点。
算数: 86/150、平均97点。
総合: 42/100、平均73点。
合計: 168/400、平均267点。
控え目に言って、良くはないですね。
試験の受け方、態度もよろしくなかったそう。
全体的に空欄ばかりだったけど、特に国語では、文章題が全く読めず途中で突っ伏してしまったとか。
あと、4~5行くらいは書けそうな自由記述で、5文字しか書いてないのを見たときは夫婦そろって爆笑。
算数・総合でも似たようなもの。
全体的に白い。
そもそもテストに真剣に取り組むという考え方自体が、長男くんになかったのだろう。
小学生の頃から空欄なんてほとんど作ったことがない私には若干衝撃的。
当てずっぽうでいいから、なんか書こうぜ。
正直、これはお断りコースかなーと思った。
でもまぁ、対策とか何一つしていないしー、と気軽に捉えていた。
このときはまだ、「小4で塾って早くない?」という認識が半分くらいあったし。
ただ、「計算はよくできる、そこが伸びれば他も伸びていけるかもしれない」という理由で、どうやら入塾が許可されたらしい。
クラスは、もちろん2つあるうちの下弦側。
当時やっていた公文には習熟の面で結構不信感が出て来てしまっていたけれど、皮肉なことに合格できたのは公文のおかげだったようだ。
まぁ、不信感というのは、思考力が身についていなくないか?という長男くん側の問題。
年少からやっていたおかげで、学習習慣・計算力の点ではとても身になった。
もっとも、入塾OKなのは塾側の事情があったとも思う。
さも「残りの受入可能な生徒数は少ない」風な感じだったけど、状況がどうであれ「いつでも、いくらでも入れます」なんて言うわけがない。
そんなこと言ったらキープということで、他も見に行く親御さんもいるだろうし。
真偽は分かるわけないけど、申し込めば誰でもOK状態だったんじゃないだろうか?
そんなことを思いながらも、我が家としては他に考えているわけではなかったので、即決。
テキスト(栄冠)を見ると、駅の広告で見るような思考問題だけでなく基礎的なところから積み上げていくような形式のようだし。
大体は一人で出来て、わからないときだけ親が教えればいいのかな、くらいにほんわかと思っていた。
復習が大事と言っても、なんなら公文より問題数少ないよね、しっかり授業聞いてさえ来れれば楽になるんじゃない?とも。
テスト結果に対しても、このテのものを受けるのが全く初めてだったというだけで、授業聞いて、復習すれば、マジメな子だし相応に出来るだろう、と。
全部埋めるとか、書けば当たるかもしれない、なんてことも、「一回言えば分かるだろう」なんて気楽さ。
それが、我が家が沼に踏み出した一歩となった。
0 件のコメント:
コメントを投稿