長男くんの素直さ

2022年5月17日火曜日

国語 社会 理科

勉強続ける長男くん

今日は、ちょっとした言い合いが発生。

まぁ、よくあることだ。
最近、強くなったのか言い返してくる。

社会

ご飯後には遊びたい派の男なので、帰ってきて一休みすると復習を始める。

今日は関東らしい。
工業地帯が主なのかな。

仕事しながら時々横目でチラチラしていたけど、そんなに問題はなさそう。

昨日の帰り道、京浜工業地帯だけでなく、京葉工業地帯というのもあるらしい、と教えてもらった。
私が子どもの頃は、4大工業地帯と習ったけどな。

…本当にそうなのか?
アイツ、工業地域と工業地帯、間違えていないか?

ちょっと確認しておかねば。

理科

今回も自転と公転らしい。
結局テスト範囲は太陽と合わせた自転・公転で、星は入らないのか。
これで、100点分、出せるのか…?

と思ったけど、結構高度なことをやっている。
南中高度の公式を習ったらしい?
解法や思い起こしには書いてあるのだけれど、忘れたのか、聞いてないのか、さっぱりできていなかった。

緯度が高いほど南中高度が低い、その逆、とかそういう覚え方をしていなかったのかな?
理科では、公式見たら、変数が大きくなった時小さくなった時とでどうなるかも見た方がいいよー。

と言った後の学び直し3でアクシデント発生。
日の出の時間が計算できない、分からないと嘆いているので、少し見てみた。

あー、日の入りの時刻は分かっていて、昼の時間は他の地域と大体一緒だから、概算で計算するんだなー。
ピッタリの時間にならないから、間違いだと思ってら。
問題文に「最もふさわしいものを選べ」って書いてあるのに。

いや、お前な、分からないーって嘆くなら、国語と算数でやっているように、まず問題文を読み直せってば。
どうしてそう、理社になると突然それを忘れて解くんだ。
これくらい、国算に比べれば大分簡単なはずだぞ?

そんな意地の悪いヒント(?)を受けてもウンウン唸っている。
彼からすると、このときに、正解である「ウ」と答えたつもりらしい。

でも、聞こえていない私。
問題文を読んでみて、それから答えろよ、と言い続ける。

というのが5分くらい続いたあたりで、答え。
まず、問題文を読んだら、どう答えるのかを考えろや。国語みたいに。
で、計算をしたなら結果を確認しろや。算数みたいに。

選択肢から考えて数分しか誤差がないんだから、「最もふさわしいもの」は選べるだろ。
選択肢じゃなくて、なんで時刻で答えているんだよ。
こんなん「ウ」に決まってんだろ。

と一息に言い終えたあたりでボンバー。

「『ウ』って言ったのに!!」

知らん。聞こえてない。なら、なんで答えを書かないんだ。
時刻じゃねぇだろ、選択肢だろ。

「『ウ』って言ったのに!!!」

だから、知らねぇって。
いつもなら、「違う」だの「正解」だので返しているだろ。
繰り返していたいなら別にいいけど、パパは仕事に戻るぞ。

「『ウ』って言ったのにー!!!!」

続ける長男くん

駄々っ子に付き合う暇はないので仕事に戻っていると、ひとしきりダンダン地団太を踏んでいた後に、ふと部屋を歩きだした。

お、やっと終わったか?と思っていると、国語の栄冠を取り出す長男くん。

…お前、このノリになっても、続けんのか…。

ご飯間際になったのもあって、正直、今日はもういいかな、と思ってたんだけど。
ネチネチいつまでも怒る、ロクでもない性格をしているオレからすると、信じられない。

爆発はするけど、長続きはしないのかな。
…一緒にいると、疲れる性格とも言えるな。

そうこうしている内に、国語でもウンウン唸り出す長男くん。
記述か。
ちらっと見ると気持ちとかが問題のようなので、どうやら物語文か。

まず、文を読むならマーキングしろよ、あと物語文なら時間計ってやれよ。
と、一言も褒めることなく言い放つ父。

それも素直に聞く長男くん。

問題が多いから20分。
途中からだけど、12分で解けていた。

「終わったー!」
いや、見直ししろよ。

というので、見直しに戻る長男くん。

時間が来るまで見直して、どうやら見直し途中で時間が来たらしい。

「じゃあ答え合わせを」
お前、今、時間見ながら答え合わせしたか?
残り時間によって見直し方法は変わるんだぞ?

「した。時計見てた。」
それならいいや。

で、抜き出しが一か所違ってた。

これは、物語文だからな。
気持ちの移り変わりに注意しろよ。

傍線部の気持ちが聞かれているけど、お前は傍線部より前を抜いただろ?
違うぞ、文の流れに沿って時間が流れているんだから、傍線部よりも前の箇所の気持ちは答えになり得ない。

だから、まず解答のある範囲は後ろに確定。
で、見ていくと、10行くらいの範囲の中で、傍線部の表現を言い換えているところがあるから、解答の文が見つけられるだろ?
というのも、一応素直に聞いている長男くん。

はい、これで今日はおしまい。

途中で嫌なこともあっただろうに、最後まで予定通りによく頑張ったな!
褒めてつかわそう!!

…という言葉を受けて、「ん?なんかあったっけ?」という表情の長男くん。

…。
…、ほら、理科で…。

「あぁ!」

…この反応が、強がりじゃなくて、素っぽいんだよなぁ…。
切り替えが早いのはいいことだろうから、こっちは引っ張られないようにしよう…。